
2025/06/23 (更新日: 2026/05/03)
目次
野村総研(NRI)のインターンとは?概要と特徴
NRIの事業内容と強み(コンサル×ITのトータルソリューション)
インターンのコース一覧と内容(経営戦略/ITソリューション/DX/セキュリティ)
インターン参加のメリットと早期選考ルート
野村総研インターンの選考フロー【コース共通】
STEP1|エントリーシート(ES)提出
STEP2|適性検査(SPI テストセンター)
STEP3|1次面接(オンライン想定)
STEP4|2次面接・グループディスカッション
野村総研インターンの難易度・倍率・採用大学
インターン選考の倍率は約24倍
本選考の倍率(約100~150倍)との比較
採用大学ランキングと学歴フィルターの実態
選考突破のための対策法|ES・SPI・面接・GD
ES対策|頻出設問と通過する書き方のコツ
年々早期化が進む就活の中で、NRIこと野村総合研究所のサマーインターンは毎年人気が集中し、28卒の皆さんも動き出しのタイミングを気にしているころだと思います。この記事では、NRIインターンの選考フロー・倍率・難易度から、ES・SPI・面接・GDの具体的な対策まで、選考突破のために押さえておきたいポイントをまとめています。
野村総合研究所は、1965年に設立された日本初の民間総合シンクタンクと、1966年設立の野村コンピュータシステムが1988年に合併して誕生しました。現在はコンサルティング事業とITソリューション事業の二本柱でビジネスを展開しており、経営戦略の立案からシステム構築・運用までを一気通貫で支援できるのがNRI最大の強みです(NRI公式サイト)。
金融・流通・製造・公共など幅広い業界にクライアントを持ち、特に金融業界向けITソリューションでは国内トップクラスのシェアを誇ります。Goodfindでも紹介されている通り、コンサルティングとITの二つの柱によって企業の課題を戦略立案から実装まで一貫してサポートできることが、他社にはない競争力の源泉です。
NRIは提言で終わるコンサルでも、作って終わりのSIerでもありません。構想から実装・運用までを一気通貫で担える事業モデルが、他社にはない大きな強みです。
マイナビの東大・京大就職人気ランキングでは5位にランクインしており、東洋経済ONLINEの入社難易度ランキングでも31位・難易度62.5と評価されています。トップ層の学生からの注目度が非常に高く、インターンへの応募者数も年々増えているため、しっかりとした準備が欠かせません。
▼NRIの本選考全体ガイドについてはこちらの記事から:「野村総合研究所 新卒採用完全ガイド|選考フロー・難易度を解説」
NRIのサマーインターンは、以下の4コースから構成されています(NRI 2028年新卒採用サイト)。
経営戦略コンサルティングコース(5日間)は、実際の経営課題をテーマにコンサルタントの業務を体験するプログラムで、4コースの中で最も選考難易度が高いとされています(NRI経営戦略コース)。**ITソリューションコース(5日間)**では、システム開発のプロジェクトメンバーとして実務を体験します(NRI ITソリューションコース)。
DXエキスパートコースはエンジニアリングやデータサイエンスを活用した新規ビジネス創出がテーマで、夏期限定の開催です(NRI DXエキスパートコース)。セキュリティコース(5日間または8日間)では、NRIセキュアテクノロジーズと連携し、セキュリティ診断や監視などの実務を体験できます(NRIセキュア セキュリティコース)。
併願については、ITソリューションコースとDXエキスパートコースのみ併願可能で、経営戦略コースとセキュリティコースは他コースとの併願ができません(マイナビ)。この制約があるため、自分の志向と適性を見極めたうえでコースを選ぶことが非常に重要です。コンサルティングに興味があるなら経営戦略コース、システム開発やデジタル技術に関心があるならITまたはDXコースを選ぶのが基本の考え方です。インターンの実施時期は例年7月から9月にかけてで、応募開始は4月頃からスタートします。開催期間中は日当10,000円が支給されるほか、遠方参加者には宿泊施設も提供されるため、地方の学生でも参加しやすい環境が整っています。
NRIのインターンに参加する最大のメリットは、早期選考ルートへの接続です。インターン参加者の一部は、夏のインターン終了後にインターン後面談を経て、秋から冬にかけての早期選考に進めるケースがあります。本選考の倍率が約100~150倍と非常に高いのに対し、インターン経由の早期選考は倍率がやや低くなる傾向があるため、インターン参加は内定獲得の可能性を大きく広げます。
ただし、インターン参加がそのまま内定に直結するわけではなく、インターン後に別途面談や選考プロセスを通過する必要があります。インターン後の流れはインターン後面談→部長面接→役員面接→最終面接というステップを踏むのが通例です。それでも、企業理解を深められること、社員との接点が増えること、そして自分の適性を見極める機会になることは、インターン参加の大きなメリットです。

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NRIインターンの選考フローは、どのコースでも基本的にES→SPI(テストセンター)→一次面接→二次面接・GD→インターン参加という流れで進みます(ワンキャリア)。各ステップのポイントを見ていきましょう。

最初の関門はESです。NRIのESでは、学生時代に力を入れたことを中心に、500字以内でまとめる形式が頻出しています(就活会議)。経営戦略コースではそれに加えて、コンサルティングへの興味やNRIを選ぶ理由を問う設問が出ることもあります。応募受付期間は2026年4月から6月初旬が目安なので、早めの準備が欠かせません。NRIのES選考は通過率が比較的低めとされており、設問のシンプルさに油断して抽象的な回答を書いてしまうと落とされるケースが少なくありません。特にガクチカでは、何をしたかだけでなく、なぜそうしたのか、その結果どうなったのかまで書き込むことで、面接官に対して具体的なイメージを持たせることが重要です。
▼ESの書き方について詳しくはこちらの記事から:「【テンプレあり】ESで通過する志望動機とは?|評価される志望理由とNG例も紹介」
ES通過後に受けるのが、SPI形式のテストセンターです。試験科目は言語・非言語・性格検査の3つで、ボーダーラインは正答率7~8割、経営戦略コンサルティングコースでは8割以上が推奨されています。SPIは事前対策をどれだけ積んだかが如実にスコアに反映されるため、参考書を使って2~3週間は集中的に取り組んでおきたいところです。
▼SPI対策本の選び方についてはこちらの記事から:「SPI対策本ランキング|26卒・27卒向けの最強の一冊と受けられる企業まとめ」
SPI通過後に行われる一次面接では、ガクチカの深掘りや志望動機が中心に聞かれます。ワンキャリアの体験談によると、面接時間は30分程度で、オンラインで実施されるケースが多いようです(ワンキャリア 体験談)。NRIの面接では、論理的思考力と社会への関心度が見られているため、日頃からニュースやビジネストピックにアンテナを張っておくと良いでしょう。実際にワンキャリアの体験談では、「あなたが社会で解決したい課題は何ですか」「NRIのどの事業領域に興味がありますか」といった質問が報告されています。事前に自分なりの回答を整理しておくことで、当日の緊張感の中でも落ち着いて論理的に話しやすくなります。
二次選考では、個人面接に加えてグループディスカッション(GD)が実施されるケースがあります。GDでは社会問題やビジネス課題をテーマに、グループで議論して結論をまとめる形式が取られます。NRIの選考では論理的思考力とチームワーク力の両方が評価されます。自分の意見を明確に伝えつつ、他のメンバーの意見も引き出しながら議論を前に進める姿勢が求められます。
▼GDの基本的な進め方についてはこちらの記事から:「グループディスカッションの進め方完全ガイド!通過率を上げる方法と役割別のコツを徹底解説」
NRIのインターン倍率は公式には発表されていませんが、口コミや体験談、就活コミュニティの情報を総合すると推定約24倍とされています。コース別に見ると、経営戦略コンサルティングコースが最も倍率が高く、ITソリューションコースやDXエキスパートコースは募集人数が比較的多いぶん、やや倍率が下がる傾向にあります。それでも毎年多くの応募者が殺到するため、油断は禁物です。特に経営戦略コンサルティングコースは最も人気が高く定員も限られているため、実質的な倍率はさらに高くなると考えられます。応募するコースの選定段階から戦略的に考えることが、選考突破の第一歩です。
NRIの本選考倍率は約100~150倍とされており、インターンの約24倍と比べると圧倒的に高いです(Renew)。ただし、就活の教科書の調査では採用人数約300~400名に対してIT・通信業界の平均採用倍率は6.3倍というデータもあり(就活の教科書)、統計の取り方によって数字は変動します。いずれにせよ、インターンのほうが本選考より窓口が広いのは確かで、インターン経由で早期選考に乗れれば、本選考の激戦を回避できる可能性があります。実際に、インターン参加者は選考プロセスの一部が免除されたり、通常よりも早い時期に面接の案内が届いたりするケースがあるため、早期にNRIとの接点を持つことの価値は非常に大きいといえます。
NRIの2025年度採用大学ランキングを見ると、早稲田大学68名・慶應義塾大学47名・東京大学41名・東京科学大学23名・京都大学20名が上位を占めています。旧帝大や早慶を中心に難関大学が並ぶ一方、電気通信大学や名古屋工業大学など理系の大学からの採用も見られます。
学歴フィルターは厳格ではありませんが、上位校からの採用が全体の6~7割を占める傾向があります。ただし、残りの3~4割は中堅私大や地方国公立大からの採用実績があるため、大学名だけで切られることはありません。
Career Naviの分析でも、トップ校だけで全体の6~7割を占める一方、残りは中堅私大や地方国公立大・女子大などからも採用実績があると報告されており、完全な学歴フィルターではないといえます。Webテストの対策を徹底したり、面接で自分の経験を説得力を持って伝えられれば、大学名に関係なく充分にチャンスがあります。

NRIのESで最も頻出するのは、学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカです。通過者の体験談を見ると、結論ファーストで論理的に書くことが重視されています(外資就活ドットコム)。