2025/06/03
目次
🧠 CGABとは?SPI・玉手箱との違いをわかりやすく解説
🔶そもそもCGABとは何?就活生が知っておくべき基本情報
🔶SPI・玉手箱・GABとの違いは?どれを対策すればいい?
🏢 CGABを導入している企業一覧【2025年卒向け最新情報】
🔶CGAB導入企業の特徴は?どんな業界で使われているのか
🔶【2025年卒向け】最新の出題企業一覧(総合商社・外資・コンサル etc)
🎯 通過ラインはどれくらい?CGABのボーダー・難易度を解説
🔶通過率はどれくらい?正答率の目安と時間配分のコツ
🔶【要注意】“時間が足りない”問題の理由と克服法
📚 【例題付き】言語・計数・英語それぞれの突破のポイント
🔶問題集を解く前に知っておきたい“頻出問題のパターン”
🔶言語・計数・英語、それぞれの類題とコツを紹介!
📝 まとめ|CGAB対策は早めに始めれば怖くない
就職活動において、多くの企業が筆記試験として導入しているのが適性検査ですが、
🌟その中でも特に難関企業が使用するハイレベルな試験が「CGAB(シーギャブ)」です。パーソナリティと知的能力についての細かな測定がなされるWEBテストです。
C-GABは、事業を世界に展開している総合商社や金融企業などで採用されています。玉手箱と形式は似ていますが、テストセンター形式で行われる適性検査という点で大きく異なります。
SPIよりも時間に対する問題数が多いために、地頭の良さを図る目的だと考えられます。まったく練習せずに挑むと東大生でも歯が立たないことも多いので、概要を把握しておく必要があります。
🌟今すぐコンサル選考でのケース面接の過去問を解いてみませんか?
CaseMatchは、『戦略コンサル内定者の3人に2人』が使っていた、ケース特化型AI面接練習サービスです。
✅ 完全無料・スマホでOK・24時間いつでも
✅ 1万件以上の回答データ×プロの評価から、あなたの回答を自動採点
✅また登録していると、コンサルや大手広告代理店などの【CaseMatch特別選考】にも挑戦できる!
👉今すぐケース面接の過去問を解いて、実力を測定してみませんか?
📝C-GABで出題される分野は、言語、非言語、英語、性格の4種類です。
具体的には、言語は長文問題のみ出題され、非言語は図表の読み取り問題が主に出題されます。英語は長文読解のみ出題され、性格検査は玉手箱と似た問題が出題される傾向にあります。
就活における適性検査と言えばSPIですが、そんなSPIとC-GABではどのような違いがあるのか。
✅そんなC-GABとSPIの大きな違いは、出題分野の数です。
C-GABは各分野で1種類のみの出題となるが、SPIは各分野で複数種類の問題が出題されます。たとえば、C-GABの言語は長文のみである一方、SPIの言語は、熟語の成り立ちや二語の関係、語句の意味など複数種類の問題を解く必要があります。
受験する企業にもよりますが、SPIのほうが導入している企業が多いので、まずSPIの対策を行うほうが大切だと思います。
CGABは、図形認識や論理的推論、データの読み取りに特化した問題が中心であり、
📝「直感より論理」「記憶より思考」を重視する企業が導入しているという風に考えられます。
幅広い業界が導入していますが、具体的には商社やインフラ業界での採用が目立ちます。
これらの業界では地頭が求められている傾向があり、暗記型の従来のテストセンターではなく、CGABを導入していると推測できます。
- レイヤーズ(面接後)
- 博報堂
- 住友商事
- アクセンチュア
- 愛知スチール
- N都市
- 竹中工務店(技術系・設備)
- 太陽ホールディングス
- N Sユナイテッド商船三井
- 豊田通商
- 千代田化工建設
- 伊藤忠商事
- 三菱商事
- 太陽ホールディングス
- 沖縄セルラー
- 双日
- 日鉄物産
- 伊藤忠丸紅鉄鋼
- 兼松
- 商船三井
上記の企業が過去にCGABを出題していた企業になります。
✅CGABは使いまわしが可能ですので、上記の企業などCGABを導入している企業の選考を受けて、テストになれることが大切です。
上記の企業はあくまでも過去に導入していた企業となります、現在は異なったウェブテストを導入している可能性が高いので注意してください。
CGABの問題は他のウェブテストと比較しても難しい傾向にあります。
✅そのため難関企業でもそこまでボーダーラインは高くなく、6,7割といわれています。
ボーダーラインが最も高いといわれている企業は住友商事で約8割といわれています。そのため、住友商事のウェブテストを通過した方はそのCGABを使いまわすことを推奨します。
言語 | 約30問 | 15分 |
---|---|---|
計数 | 約30問 | 15分 |
英語 | 約25問 | 10分 |
📌時間が足りない問題を解くコツは、まず設問や選択肢を先に読んでから本文に入ることで、情報の取捨選択を効率化することです。
またすべてを完璧に理解しようとせず、必要な情報だけを拾う読み方(スキミング・スキャニング)を身につけることも重要です。
✅ GABは、1問ごとに使える時間が非常に限られているという特徴があります。
特に言語分野では、長文読解が中心となるため、単純な計算で解ける問題が多い計数分野と比べて、時間がかかりやすいのです。
前述した対策法としては「まず選択肢に目を通してから本文を読む」などがありますが、それだけでは十分な対策とは言えません。さらに、GABは問題の難易度も高く、公式をそのまま当てはめて解けるような単純な問題はほとんどありません。
一方で、SPIは非言語分野においては公式を使えば解ける問題も多く、極端な話、一夜漬けでもある程度対応可能です。しかしGABでは、問われているのが知識ではなく論理的思考力、つまり「地頭」です。そのため、解法を覚えるだけでは不十分で、同じ問題を繰り返し解いて慣れるという地道な訓練が欠かせません。
教科ごとに応じて問題のパターンは変わっていきますが、基本的に同じような問題が続きます。そのためパターンを把握し、解き方を理解しておくだけで格段に早く解くことができます。
🎯言語では10文程度の長文を読み、その上で長文を読んで、設問で指定されている文脈がその長文から論理的に導けるどうかを求める問題が多いです。
このような問題では、まず設問文や選択肢の主張が「どのような前提に基づいているか」を意識しながら読むことが大切です。
本文全体をただ読むのではなく、主張・理由・具体例などの構造を押さえて読み進め、設問がその流れのどこに位置づけられるかを照らし合わせるようにしましょう。
📌また、「本文中に明示された情報のみを根拠にする」ことが鉄則であり、自分の知識や常識で判断してはいけません。
選択肢に対しては「本文にそう書いてあるか」「論理的に必ずそう言えるか」を冷静に検証する視点を持ち、特に「言い換え」や「極端な表現(常に、絶対に)」には注意が必要でしょう。
非言語では表の読み取りが主に出題されます。
📌表の読み取り問題を素早く解くためには、まず「何を問われているか」を正確に把握し、無駄な情報を読まないことが重要です。
設問を先に読み、必要なデータの場所を目星をつけてから表に目を通すことで、情報収集のスピードが格段に上がるでしょう。また、表の構成パターンやよく出る設問タイプに慣れておくと、頭の中で情報整理をするスピードが速くなるはずです!
英語は長文問題と単語/熟語問題がメインです。長文問題は時間が足りないことが多く東大の学生でも解き終わらないという話をよく耳にします。英語が最も難しい対策が難しい科目で、短期的に上げることは困難です。
📌しかしながら単語/熟語の暗記をすることによって該当箇所の正答率を上げることは可能です。
TOEICの単語や熟語を覚えることで対策が可能ですので、時間に余裕がある方は勉強してみてください!
実際に出た問題の類題を通して、それぞれの科目ごとのコツを紹介していきます。
日本には、古来より「和」を重んじる文化が根づいている。この「和」は、単に争いを避けるという意味だけではなく、相手の立場に立って考え、調和を大切にするという価値観を指す。たとえば、茶道や華道、書道といった伝統文化では、自分の技術や個性を過度に主張するのではなく、場の空気や相手への思いやりを重視する態度が評価されてきた。
このような文化的価値観は、日常生活やビジネスの現場にも色濃く反映されており、たとえば会議での発言においても、全体の調和を崩さないように言い回しやタイミングに細心の注意を払う傾向がある。一方で、近年ではグローバル化や個人主義の台頭により、自らの意見を明確に表現する能力の重要性も強調されてきている。特に若い世代では、「空気を読む」ことよりも、自分の価値観を率直に表現することが求められる場面も増えている。
こうした変化は、日本社会における伝統と現代的価値観との間でのバランスの取り方に新たな課題をもたらしている。今後、日本が国際社会との関係を深めていく中で、自らの文化的背景を理解しつつ、異なる価値観との相互理解をどう築いていくかが大きなテーマとなるだろう。
<設問>
日本の伝統文化は「個人の自由」を尊重する西洋的価値観を古くから重視してきた。
A.文脈の内容から明らかに正しい、または正しい内容を含んでいる。
B.文脈の内容から明らかに間違っている、または間違った内容を含んでいる、
C.問題文の内容だけからでは、問題文は論理的に導けない。
上記の問題の答えはBになります。
設問は事実と異なる内容(伝統的に西洋的価値観は重視されていない)を含んでいるため、明らかに間違っているであるBが答えとなります。
以下のグラフは、ある国の都市部と地方部における大学進学者数の推移を示したものである。
このグラフを参考に、設問に答えなさい。
年度
都市部(人)
地方部(人)
1990
300
200
1995
420
240
2000
500
280
2005
540
300
2000年の都市部の進学者数は1990年と比べてどれくらい増加しているかを示したものとして最も近いものを次の選択肢の中から選びなさい。
A. 1.25倍
B. 1.50倍
C. 1.67倍
D. 1.78倍
E. 2.00倍
求められているのは「1990年比」で「都市部だけの増加率」なので、正解は:C. 1.67倍となります。
Read the text and choose the best answer to the question that follows.
- Boil a large pot of water and add the pasta. Cook for 8–10 minutes or until al dente.
- In a separate pan, heat olive oil and sauté the garlic and chopped onion until golden.
- Add chopped tomatoes, salt, and pepper. Simmer the sauce for 15 minutes, stirring occasionally.
- Drain the pasta and mix it with the tomato sauce.
- Garnish with chopped basil and grated cheese before serving.
Question:
Which of the following ingredients is NOT mentioned in the instructions?A. Garlic
B. Cheese
C. Tomatoes
D. Basil
E. Mushrooms
E. Mushrooms — 文中には登場していないため、E. Mushrooms が正解。
📈 限られた時間の中で正確に問題を解くためには、まず問題の構造と設問の意図を瞬時に見抜く読解力と判断力が必要です。
すべての教科で共通するポイントは、「設問の目的を理解し、情報の優先順位をつけ、効率的に処理する力」になってくるでしょう。
💡 CGAB(C-GAB)は、総合商社やインフラ業界で導入されている高難度の適性検査で、SPIや玉手箱よりも地頭を問う内容が多く、特に論理的思考力が求められます。試験は言語・非言語・英語・性格の4科目で構成され、時間制限が厳しいため、効率的な情報処理とスキミング力が重要です。SPIに比べて設問の種類は少ないものの、各科目の難易度は高く、過去問を繰り返し解く訓練が不可欠でしょう。そのため早期の対策と出題傾向の理解が、通過のカギとなります。
🚀 おすすめ対策ツール|AI×ケース練習の新スタンダード
ケース面接のスキルは、学ぶだけではなく実践を通じて身につきます。個人での練習はもちろん、模擬面接を通して、実際の面接シナリオに慣れることが非常に重要です。
CaseMatchでは完全無料でAIとのケース面接でコンサルティングファームや総合商社等で出題されるケース対策をすることができます。
▼CaseMatchを体験してみる