2025/04/13
──まずは、山本さんのスケジュールについてお伺いしても宜しいでしょうか。就活を始めた時期から内定を得て就活を終えるまでの全体感をお伺いしたいです。
山本 はい、私は比較的早めに就活を始めました。スケジュールは概ね以下の通りです。
・大学2年11月:就活開始、企業情報収集とwebテスト対策を開始
・大学3年4月:本格的にESを提出開始
・大学3年5月:コンサルのケース面接対策本格化、選抜コミュニティでのメンタリング参加
・大学3年7月:ジョブに参加
・大学3年8月/9月:内定獲得
── 2年生の段階から就活を意識していたんですね。早めに動き出したことで何か優位性はありましたか?
山本 はい、特にwebテスト対策を早めに始められたことは大きかったです。コンサル業界は選考の初期段階でwebテストの得点によって足切りされることも多いため、十分な準備期間を確保できたことは有利に働いたと思います。また、選考情報も早めに集められたので、効率的に準備を進められました。
──まず改めてコンサルティングファームを中心にエントリーされていたと思いますが、その背景や理由についてお伺いしても宜しいでしょうか。
山本 私がコンサルティング業界を志望した一番のきっかけは、大学2年生の時に経験した長期インターンでした。そのインターンでは、クライアント企業の課題を分析し、解決策を提案するというコンサルティング的な業務を経験することができました。そこで「ゼロから考えて、論理的に解決策を導き出していく」というプロセスに大きな面白さを感じたのです。
また、インターン先の社員の方々の思考の鋭さや分析力の高さにも強く惹かれました。自分もそのように成長したいという思いが、コンサルティング業界志望の原点になっています。
──就活をしていてコンサル業界に感じた魅力があれば教えていただくことは可能でしょうか。
山本 コンサルティング業界の最大の魅力は、切磋琢磨できる成長環境があることだと感じています。特に戦略コンサルでは、優秀な仲間と常に高いレベルで刺激し合いながら働けることが大きな魅力です。
また、若手のうちから重要なプロジェクトに関わり、クライアントの経営課題に直接アプローチできる点も魅力的でした。こうした環境は自分を大きく成長させてくれると考え、特に成長スピードが速いと言われるMBBの1社を志望しました。何より、長期インターンで経験した「思考すること」の面白さを仕事にできることに強く惹かれました。
──次にコンサル就活で最も重要なケース面接の対策について教えて頂きたいです。まずケース面接対策にあたってどのように教材等を使っていましたか。