デロイト トーマツ コンサルティングのケース面接を想定した練習
デロイト トーマツ コンサルティングは、会計事務所を母体とするグループのコンサルティング法人です。この面接は、同社のケース面接を想定した練習です。お題は事前に公開していません。備えておけるのは中身ではなく、進め方のほうです。
背景:デロイト トーマツ コンサルティングが置かれている環境
- 業界軸と機能軸のマトリクス組織で、戦略の立案から実行までを幅広く担っています
- 監査や税務を含むグループの機能と組んで支援できることが、単独の戦略ファームとの違いになっています
面接官・選考の特徴
- 面接は実務的で対話型に進み、結論よりもなぜそう考えたのかを問われます。考えの筋道を言葉にする練習をしておきましょう
- 総合ファームであるため、なぜコンサルティングか、なぜ幅広い領域を持つこの会社かの比重が大きくなります。自分の言葉で答えを用意しておきましょう
この面接で見られている力
まず見られているのは、複雑な経営課題を構造化して、相手に伝わる形に言語化できる力です。そのうえで、自分の経験や関心をこの会社の担う領域に接続して語れるか、そして考えの筋と志望の理由が矛盾なくつながっているかが重視されます。
この形式では特に、誰の立場で意思決定するのかを自分で置く力と、立場の異なる関係者の利害を整理する力が問われます。打ち手の効果だけでなく、副作用や実行の制約、財源や合意形成の難しさまで見通したうえで、自分の立場を決めて反対の見方にも応答できるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 誰の立場で考えるのかを置かないまま進めると、議論の宛先が定まりません。意思決定の主体を最初に決めましょう
- 理想論の施策を並べるだけだと、実行の制約を踏まえていないと見られます。誰が担い、費用をどう賄うのかまで触れましょう
- 良い面だけを語ると、副作用への目配りを疑われます。誰が損をしうるのかと、その和らげ方まで語りましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら、立場と論点の置き方を示してから、結論と理由を説明します
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、応じながら優先順位を組み替えていきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 誰の立場で意思決定するのかを置けているか
- 関係者の利害を洗い出し、対立点を整理できているか
- 実行の制約を踏まえて、優先順位をつけられているか
- 反対の見方を踏まえたうえで、自分の立場を貫けているか
参考にした情報