この面接は、特定の企業の選考を想定したものではなく、ケース面接そのものの型と進め方を身につけるための練習です。お題は面接の中で提示されるため、事前に用意できるのは答えではなく、考える手順のほうです。
背景:ケース面接が選考に置かれている理由
- 知識の量ではなく、初見の問いにどう向き合うかを見るために、多くのファームが選考に組み込んでいます
- 面接官と話しながら考えを組み立てる形式のため、答えの正しさよりも過程の見え方が評価を分けます
この面接で見られている力
まず見られているのは、前提を確認して解くべき問いを自分で定める力です。そのうえで、論点を構造化して重要なところから扱えるか、そして考えを言葉にしながら相手と一緒に前に進められるかが重視されます。
この形式では特に、何を数えるのかを自分で定義する力と、推定式を構造的に組み立てて置いた前提を説明する力が問われます。身近な事実や常識から数字の根拠を示し、出た結果を吟味して桁や妥当性を自分で検証できるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 式を立てる前に数字を口にしてしまうと、根拠のない当てずっぽうに見えます。まず何を数えるのかを定義し、式の形を示しましょう
- 前提を置いたまま説明を省くと、なぜその数字なのかが伝わりません。置いた理由を一つずつ言葉にしましょう
- 計算しきって終わってしまうと、数字への感覚を疑われます。桁が妥当かを検算し、違和感があれば自分で言いましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら、推定の式と置いた前提を示してから、数字を順に埋めていきます
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、前提を置き直しながら精度を上げていきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 何を数えるのかを、対象と範囲まで含めて定義できているか
- 分解の切り口が妥当で、変数の意味を説明できているか
- 置いた前提の根拠を、身近な事実に引き付けて示せているか
- 出した結果を鵜呑みにせず、感覚と照らして検算できているか
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