ベイン・アンド・カンパニーのケース面接を想定した練習
ベイン・アンド・カンパニーは、クライアントが実際に結果を出すところまでを支援することを掲げる戦略コンサルティングファームです。この練習は、同社のケース面接を想定して用意しています。どのお題が出るかは、面接が始まってから分かります。持ち込めるのは答えではなく、考え方の引き出しです。
背景:ベイン・アンド・カンパニーが置かれている環境
- 戦略を描くところで終わらせず、実行の段階まで深く関与する点が同業の戦略ファームとの違いです
- 少数精鋭の体制で、一人が受け持つ範囲が広いことも特徴です
面接官・選考の特徴
- 面接は対話のなかで組み立てていく形で進みます。整いきるのを待たず、考えの途中から共有する練習をしておきましょう
- 論理だけでなく、知的好奇心や人柄といったカルチャーとの相性も見られます。取り繕わず、自分の言葉で話しましょう
この面接で見られている力
まず見られているのは、論理を通したまま議論のなかで考えを深めていける力です。そのうえで、分析で終わらせずに結果が出るところまでを見据えて打ち手を語れるか、そして挑戦への意欲と自分で仕掛けていく姿勢が言葉に表れているかが重視されます。
この形式では特に、何を数えるのかを自分で定義する力と、推定式を構造的に組み立てて置いた前提を説明する力が問われます。身近な事実や常識から数字の根拠を示し、出た結果を吟味して桁や妥当性を自分で検証できるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 式を立てる前に数字を口にしてしまうと、根拠のない当てずっぽうに見えます。まず何を数えるのかを定義し、式の形を示しましょう
- 前提を置いたまま説明を省くと、なぜその数字なのかが伝わりません。置いた理由を一つずつ言葉にしましょう
- 計算しきって終わってしまうと、数字への感覚を疑われます。桁が妥当かを検算し、違和感があれば自分で言いましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら、推定の式と置いた前提を示してから、数字を順に埋めていきます
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、前提を置き直しながら精度を上げていきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 何を数えるのかを、対象と範囲まで含めて定義できているか
- 分解の切り口が妥当で、変数の意味を説明できているか
- 置いた前提の根拠を、身近な事実に引き付けて示せているか
- 出した結果を鵜呑みにせず、感覚と照らして検算できているか
参考にした情報