三井住友海上は、MS&ADインシュアランスグループの中核をなす損害保険会社です。この練習は、同社のケース面接を想定して用意しています。お題は事前に公開していません。備えておけるのは中身ではなく、進め方のほうです。
背景:三井住友海上が置かれている環境
- 保険の引き受けだけでなく、事故や災害が起きる前のリスクを減らす支援へと役割を広げています
- 商品が横並びになりやすい市場のため、代理店との関係や提案の質が競争の中心になります
この面接で見られている力
まず見られているのは、起こりうるリスクを洗い出し、構造として整理できる力です。そのうえで、収益と損失の両面から数字を見て判断できるか、そして関係する相手の立場を踏まえて打ち手を選べるかが重視されます。
この形式では特に、売上を構成要素に分解してどこに伸びしろがあるのかを見定める力と、打ち手をインパクトと実現性の両面から選び切る力が問われます。前提と対象範囲を自分で確認して解くべき問いを定め、市場と顧客、競合と業界構造、自社、外部環境の観点から効く要因を洗い出せるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 分解が粗いまま施策の話に進んでしまうと、なぜその打ち手なのかが伝わりません。構造の分解と課題の定義に時間をかけましょう
- 一般的な施策を並べるだけだと、どの顧客層にどう効くのかが見えません。狙う相手と顧客接点まで具体化しましょう
- 売上を伸ばす話だけに寄ると、コストや現場の負荷、既存顧客への副作用を見落とします。実行に必要な資源と副作用にも触れましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら結論から先に、売上をどう分解したのかを添えて説明します
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、応じながら打ち手を具体化していきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 前提と対象範囲を、なぜそれを確認するのかまで添えて聞けているか
- 売上を分解したうえで、重要な課題を自分で定義できているか
- 打ち手をインパクトと実現性の両面から選び切れているか
- 実行に必要な資源や、副作用への配慮まで語れているか
参考にした情報