三菱商事は、幅広い産業で事業投資と事業経営を手がける総合商社です。三綱領を掲げ、事業を通じて社会に応えることを基本の考え方に置いています。ここでは、同社のケース面接を想定した練習ができます。お題は当日その場で示されます。準備できるのは正解ではなく、初見の問いに向き合う型のほうです。
背景:三菱商事が置かれている環境
- 商いを仲介する立場から、事業に投資して経営に踏み込む立場へと役割を移してきました
- 幅広い産業を横に見渡せる立場にあるため、一つの事業の中だけで完結しない発想が求められます
この面接で見られている力
まず見られているのは、事業を持つ側の目線で、どこに投じてどう回収するのかまで考えられる力です。そのうえで、関係する相手が多い状況で利害を束ねられるか、そして数字の裏づけを持って構想を語れるかが重視されます。
この形式では特に、前提を確認して解くべき問いを自分で定める力と、論点を構造化して重要なところから順に扱う力が問われます。事実と仮説を分けて根拠を示しながら進め、途中で情報が増えても筋を通したまま結論を決め切れるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 論点を広げるだけで終わると、何を解いたのかが残りません。重要なところを選び、そこに時間を使いましょう
- 事実と自分の推測を混ぜて話すと、根拠の強さが伝わりません。どこまでが与えられた事実かを区別しましょう
- 最後まで両論を並べると、判断ができないと見られます。決め切って、その理由を言い切りましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら、論点の全体像を示してから、結論と理由を順に説明します
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、応じながら考えを更新していきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 前提を確認し、解くべき問いを自分で定められているか
- 論点を構造化し、重要なところから扱えているか
- 事実と仮説を分けて、根拠を示せているか
- 結論を決め切り、その理由を説明できているか
参考にした情報