アビームコンサルティングのケース面接を想定した練習
アビームコンサルティングは、日本発の総合コンサルティングファームです。戦略の策定からシステムの導入、その後の定着支援までを一貫して担っています。ここでは、同社のケース面接を想定した練習ができます。お題は当日その場で示されます。準備できるのは正解ではなく、初見の問いに向き合う型のほうです。
背景:アビームコンサルティングが置かれている環境
- 日本発のファームとして、構想から導入後の定着までを続けて見届ける形を取っています
- 題材として扱われるのは、外資の戦略ファームのような抽象度の高い問いより、現実にありそうな経営課題です
面接官・選考の特徴
- 面接官は現場のコンサルタントからマネージャー、パートナーへと段階的に代わります。相手の立場に合わせて話の粒度を変える意識を持ちましょう
- 雰囲気は穏やかで、自然な対話が生まれる場です。身構えて硬くなるより、その場の思考をそのまま口に出す練習をしておきましょう
この面接で見られている力
まず見られているのは、机上の空論にとどまらず現場で回るところまで考えられる実行の感覚です。そのうえで、課題を整理して一貫したひと続きの話に仕上げる構造的な思考と、迷いも含めて考えの過程を素直に語れる姿勢が重視されます。
この形式では特に、売上を構成要素に分解してどこに伸びしろがあるのかを見定める力と、打ち手をインパクトと実現性の両面から選び切る力が問われます。前提と対象範囲を自分で確認して解くべき問いを定め、市場と顧客、競合と業界構造、自社、外部環境の観点から効く要因を洗い出せるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 分解が粗いまま施策の話に進んでしまうと、なぜその打ち手なのかが伝わりません。構造の分解と課題の定義に時間をかけましょう
- 一般的な施策を並べるだけだと、どの顧客層にどう効くのかが見えません。狙う相手と顧客接点まで具体化しましょう
- 売上を伸ばす話だけに寄ると、コストや現場の負荷、既存顧客への副作用を見落とします。実行に必要な資源と副作用にも触れましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら結論から先に、売上をどう分解したのかを添えて説明します
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、応じながら打ち手を具体化していきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 前提と対象範囲を、なぜそれを確認するのかまで添えて聞けているか
- 売上を分解したうえで、重要な課題を自分で定義できているか
- 打ち手をインパクトと実現性の両面から選び切れているか
- 実行に必要な資源や、副作用への配慮まで語れているか
参考にした情報