ADL(アーサー・ディ・リトル)のケース面接を想定した練習
この練習で鍛えられるのは、売上をどの軸で分解し、そこから打ち手まで議論を伸ばす力です。ADLの新卒選考で、筆記ケースを通過したあとに行われる人物+ケース面接を想定しています。ADLは技術と経営の融合を基本思想に掲げ、製造業やテクノロジー領域に強みを持つ老舗の経営コンサルティングファームです。お題は当日その場で示されます。
この練習で見られている力
まず、婚活サービスという対象を自分で定義し、意味のある切り口で分解できるかが見られます。切り口の数より、どの前提を置いてなぜその分解にしたのかを説明できるかが評価の中心です。そのうえで、分解で置いた変数のどれがボトルネックなのかを見極め、打ち手に接続できるかが問われます。分解と施策が別々の話になってしまうと、分解の作業が活きません。長めの思考時間が与えられる分、整理の粗さがそのまま見えることにも注意が必要です。
面接官・選考の特徴
- 面接は穏やかに進み、詰められることはほとんどありません。自分から論点を宣言して前に進めましょう
- ケースと人物面接が同じ枠で組み合わされることがあります。頭の切り替えも練習しておきましょう
- 選考が進むほど、論理的思考力よりカルチャーフィットとなぜADLなのかが見られます
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 分解に時間をかけすぎると、施策の議論に入る前に時間が尽きます。粗くても素早く切り口を決めましょう
- 分解の変数と施策が対応していないと、なぜその打ち手なのかを説明できません。両者をつなげて語りましょう
- 対象の定義があいまいなまま分解を始めると、途中で議論がぶれます。定義を先に宣言しましょう
取り組む際に意識すべきポイント
- 対象の定義と、含めないものの線引き
- 分解の切り口と、置いた前提の根拠
- 動かせる変数の特定と、打ち手への接続
- 実行に必要な資源と、副作用への配慮