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【27卒向け】サイバーエージェント選考フロー徹底解説|面接・GD通過率・倍率・学歴フィルターの真相

2025/09/23 (更新日: 2025/09/23)

【27卒向け】サイバーエージェント選考フロー徹底解説|面接・GD通過率・倍率・学歴フィルターの真相

選考対策

目次

  • 🏢 第1章 サイバーエージェント採用の全体像

  • 🔶 27卒採用スケジュールの概要

  • 🔶 募集ポジションと採用人数の目安

  • 🔶 「選考が早い」と言われる理由とは?

  • 📝 第2章 選考フローを徹底解剖

  • 🔶 エントリーから内定までの流れを時系列で整理

  • 🔶 エントリーシートの特徴と合格するための書き方

  • 💬 第3章 グループディスカッション(GD)の実態

  • 🔶 よく出るテーマと進行の特徴

  • 🔶 GD通過率はどのくらい?落ちる人の共通点

  • 🔶 通過するために意識すべき立ち回り方

  • 🎤 第4章 面接対策と評価されるポイント

  • 🔶 面接の回数・形式|オンラインと対面の違い

  • 🔶 過去に聞かれた質問例と回答のコツ

  • 🔶 面接官が重視する「カルチャーフィット」とは?

  • 🎓 第5章 倍率・学歴フィルターの真相

  • 🔶 倍率の実態|どのくらい狭き門なのか?

  • 🔶 採用大学の傾向から見える学歴事情

  • 🔶 学歴より評価されるスキルや経験とは?

  • 📈 第6章 内定に近づくための戦略

  • 🔶 インターン参加は有利になるのか?

  • 🔶 OB・OG訪問で得られる情報の活用法

  • 🔶 27卒が今から準備すべきことまとめ

  • ✅ まとめ

🏢 第1章 サイバーエージェント採用の全体像

🔶 27卒採用スケジュールの概要

■ ビジネス職の本選考は秋から始動、早期内定への道も

 サイバーエージェントの27卒向け本選考は、すでに動き出しています。例年、多くの日系企業が3月以降に採用活動を本格化させる中、サイバーエージェントは秋から本選考をスタートさせ、早期に優秀な人材を確保する戦略をとっています。特にビジネス職は、2025年10月1日(予定)から本選考のエントリー受付が開始されます。ただし、これは「早期内定直結型インターンシップ」や「内定直結型インターンシップ」に参加していない学生向けのメインルートです。

■ 職種ごとに異なる採用フローと通年採用の考え方

 サイバーエージェントの採用は、職種ごとに選考プロセスやスケジュールが異なります。エンジニアやクリエイター、デザイナーといった専門職では、通年採用の考え方をベースとしており、自身のスキルやポートフォリオが完成したタイミングで選考に臨むことができます。これは、技術力や専門性を重視する同社ならではの特徴です。

 一方、ビジネス職では、特定の期間に集中して採用活動を行う傾向にあります。そのため、志望する職種の採用スケジュールは、公式サイトで常に最新の情報を確認しておく必要があります。また、内定直結型のイベントや説明会も頻繁に開催されるため、マイページ登録をして通知を受け取れるようにしておくことが内定への第一歩と言えるでしょう。

■ 27卒向けイベント・説明会はすでに開催中

 27卒を対象とした採用イベントやオンライン会社説明会は、2025年春から夏にかけて、インターンシップ選考と連動する形で多数開催されています。これらのイベントは、単なる企業説明に留まらず、選考対策のヒントや社員との交流の場が設けられることも多く、本選考に臨む前に企業の雰囲気や事業内容を深く理解する貴重な機会です。本選考開始後も、職種別に随時開催される可能性が高いため、こまめな情報収集が不可欠です。


🔶 募集ポジションと採用人数の目安

■ 多岐にわたる職種、専門性を重視した採用

 サイバーエージェントが新卒で募集する職種は非常に多岐にわたります。その中でも特に、事業の中核を担うビジネス職と、最先端の技術を支える技術・クリエイティブ職の採用に力を入れています。採用人数は非公開ですが、以下のような職種で大規模な採用を行っています。

🔽ビジネス職
  • 求められる人物像と能力: 論理的思考力、コミュニケーション能力に加え、事業をグロースさせるための強い推進力が求められます。企画力やマーケティングスキルも重要です。
  • 選考フローの特徴: エントリーシート、Webテスト、複数回の面接、グループディスカッション(GD)を経て選考が進みます。特にGDと面接は、カルチャーフィットや潜在的な事業家としての素質が重視されます。
  • 採用人数の目安: 全職種の中で最も採用人数が多く、毎年100名以上を採用する傾向にあります。
  • 締め切り: 2025年秋から本選考が始動し、複数回に分けて締め切りが設定されることが多いため、公式サイトでの確認が必須です。
🔽エンジニア職
  • 求められる人物像と能力: 開発経験(言語不問)、論理的思考力、新しい技術を学ぶ意欲が必須です。フロントエンド、バックエンド、AI、インフラなど専門分野は多岐にわたります。
  • 選考フローの特徴: エントリーシート、技術試験(コーディングテスト)、複数回の面接が基本です。技術面接では、これまでの開発経験や成果物(GitHubなど)について深く問われます。
  • 採用人数の目安: ビジネス職に次いで多く、毎年数十名規模で採用を行っています。
🔽クリエイター職 / デザイナー職
  • 求められる人物像と能力: UI/UXデザイン、イラスト制作、3DCG、映像編集など、それぞれの専門分野における高いスキルとセンスが求められます。
  • 選考フローの特徴: エントリーシート、作品ポートフォリオの提出が必須です。その後、面接で作品に対する想いや制作過程、将来のビジョンが問われます。
  • 採用人数の目安: 職種ごとに数名から十数名程度の採用となります。専門性が高いため、狭き門となります。
🔽AIスペシャリスト職
  • 求められる人物像と能力: 機械学習や深層学習、自然言語処理などの専門知識に加え、論文執筆や国際学会での発表経験など、高い研究実績が求められます。
  • 選考フローの特徴: 研究内容に関するプレゼンテーションや技術面接が中心となります。
  • 採用人数の目安: 非常に高い専門性を要するため、採用人数は数名程度と少数精鋭です。
  • 締め切り: 通年で募集しており、研究の進捗に合わせて応募が可能です。


🔶 「選考が早い」と言われる理由とは?

■ 夏のインターンシップが内定への近道

 サイバーエージェントが「選考が早い」と言われる最大の理由は、サマーインターンシップに参加することが、翌年の本選考よりも先に内定を獲得する最短ルートであるためです。特に、ビジネス職向けの「内定直結型インターンシップ」では、最終日に経営陣や人事責任者に対してプレゼンテーションを行い、その場で評価されることで、早期内定に直結します。

 ですが、夏のインターンシップに参加・応募できなかったとしても、10月から開始する本選考からでもまだ間に合います。万全の対策を講じたうえで、選考に望むことが求められます。

■ 「通年採用」と「職種別採用」による選考の効率化

 他の日系企業が足並みを揃えて採用活動を行う中、サイバーエージェントは通年採用と職種別採用を積極的に導入しています。これにより、企業側は時期を問わず優秀な人材を発掘でき、学生側は自身の準備が整ったタイミングで選考に臨むことができます。

 特に技術職やクリエイター職では、学生がポートフォリオをじっくりと作り込む時間が必要なため、この柔軟な採用形態が適していると言えます。また、職種ごとに特化した選考フローを設けることで、選考のスピード感を上げ、効率的に優秀な学生を見つけ出すことが可能になっています。

■ 就活生の人気集中と人材獲得競争の激化

 サイバーエージェントが早期選考に注力するもう一つの理由は、就活生からの人気の高さと、IT業界における優秀な人材獲得競争の激化です。多くの学生が憧れる企業であるため、本選考が始まるとエントリーが殺到し、選考に時間がかかってしまいます。

 また、ITベンチャーや外資系企業も早期に優秀な学生を囲い込む傾向が強いため、他社に先んじて内定を出すことで、学生を自社に引きつける戦略をとっています。このスピード感は、学生の意欲の高さと企業の戦略が見事に合致した結果と言えるでしょう。

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📝 第2章 選考フローを徹底解剖

🔶 エントリーから内定までの流れを時系列で整理

■ ビジネス職の本選考は3つの期間に分けて実施

 サイバーエージェントの27卒向けビジネス職本選考は、「前期」「後期」「終期」の3つの期間に分かれて実施されます。これにより、学生は自身の就職活動の状況に合わせて、複数回のチャンスを得ることができます。各期間の選考は、それぞれ独立して行われ、以下のようなスケジュールで進行します。

  • 前期(エントリー:10月27日〜12月19日): 比較的早い時期に実施される選考で、内定も早く獲得できる可能性があります。
  • 後期(エントリー:1月27日〜3月4日): 前期選考に間に合わなかった学生や、他の選考と並行して進めたい学生向けの期間です。
  • 終期(エントリー:3月11日〜4月14日): 他社の選考が終盤を迎える時期に実施され、最後のチャンスとなります。

■ ビジネス職の選考ステップ

 ビジネス職の選考は、マイページ登録から始まり、以下のようなステップで進行します。このフローは、複数回の面接を通じて学生のポテンシャルを多角的に見極めることを目的としています。選考のスピード感も早く、合格者にはすぐに次のステップの案内が届くことが一般的です。

1次選考:グループディスカッション(GD)

2次選考:面接

3次選考:トライアウト選考

4次選考:面接

5次選考:面接

最終選考:面接

内定


🔶 エントリーシートの特徴と合格するための書き方

■ 「熱中した経験」や「価値観」を深く問う設問

 サイバーエージェントの選考で最初に課されるのが、Web上のエントリーシート(ES)です。ESでは、単なるスキルや経験だけでなく、「これまで最も熱中した経験」や「これまでの人生で大切にしてきた価値観」といった、個人の内面に深く迫る質問が出題されます。

 これは、同社の企業文化である「カルチャーフィット」を重視しているためです。また、ビジネス職では「新規事業アイデア」を問われることもあり、発想力や論理的思考力も見られています。

■ 「なぜ」を掘り下げ、カルチャーフィットをアピールする

🌟合格するESを書くためには、表面的な事実を羅列するだけでなく、「なぜその経験に熱中したのか」「その経験から何を学び、どのように成長したのか」という深掘りが必要です。

 特に、困難に直面した際にどう考え、どのように行動したのかというプロセスを具体的に記述することで、同社が求める「挑戦力」や「やりきる力」をアピールすることができます。文章全体で、サイバーエージェントの「素直でいい人」「本気で事業に取り組む」といった価値観に共感していることを示すことが重要です。

■ 独自性のある経験と熱意を盛り込む

 サイバーエージェントは、既存の枠組みにとらわれない「独自の視点」や「行動力」を持つ人材を高く評価します。ESでは、単に学業やサークル活動での優秀さをアピールするだけでなく、「自分ならではのユニークな経験」を盛り込むことが効果的です。

 例えば、自分でイベントを企画・運営した経験、SNSアカウントを運用してフォロワーを増やした経験、あるいは個人的な趣味を極めた経験など、自ら熱中し、周囲を巻き込みながら何かを成し遂げた経験は、同社が求める「素質」をアピールする上で非常に有効です。これらの経験を通じて、困難に直面した際の思考パターンや、どのように課題を乗り越えたかを具体的に記述することで、採用担当者の目に留まりやすくなります


💬 第3章 グループディスカッション(GD)の実態

🔶 よく出るテーマと進行の特徴

■ 「新規事業立案」や「課題解決」が主要テーマ

 サイバーエージェントのGDで出題されるテーマは、同社の事業内容を反映したものがほとんどです。特に、「新規事業の立案」や「既存サービスの課題解決」といったビジネスコンテスト形式のテーマが多く出題される傾向にあります。これは、学生のビジネスセンス、発想力、論理的思考力を測る目的があります。具体的なお題としては、以下のようなものが過去に出題されています。

  • 「20代女性向けの新規マッチングアプリを考案せよ」
  • 「若年層のテレビ離れを食い止めるための施策を考えよ」
  • 「新しいSNSサービスを企画せよ」
  • 「地方創生に貢献するビジネスを考案せよ」

■ 役割分担なし、全員参加型が基本

 GDの進行は、5~6人程度のグループで、30~45分程度の時間制限が設けられるのが一般的です。

🌟特徴的なのは、司会や書記といった特定の役割を事前に設定することが推奨されない点です。これは、特定の役割に依存することなく、全員が主体的に議論に貢献できるかどうかを見極めるためです。

 議論の流れをスムーズにするためのタイムキーパーや、ホワイトボードに意見をまとめる役割は自然発生的に生まれますが、特定の役割に固執せず、議論全体を俯瞰し、柔軟に対応する姿勢が求められます。

🔶 GD通過率はどのくらい?落ちる人の共通点

■ 通過率は非公開だが、非常に厳しい競争率

 サイバーエージェントのGD通過率は、公式には発表されていません。しかし、多くの就活情報サイトや体験談によると、通過率は低いとされています。本選考ルートではGD参加者も多く、倍率はかなりのものになると推測されます。ここを突破することが、内定への大きな壁となります。

■ 「議論に参加しない人」と「独りよがりな人」は落ちやすい

GDで不合格になる人には、いくつかの共通点が見られます。

 まず、「議論に参加しない人」です。発言が極端に少なかったり、他のメンバーの意見にただ頷くだけだったりする学生は、評価の対象になりません。

 次に、「独りよがりな人」です。自分の意見ばかりを主張し、他のメンバーの意見に耳を傾けず、議論を支配しようとするタイプは、チームワークを乱す存在と見なされ、高く評価されません。サイバーエージェントは、個人の能力だけでなく、チームで大きなことを成し遂げられるかを重視するため、協調性の欠如は致命的となります。

🔶 通過するために意識すべき立ち回り方

■ 議論の「質」を高める貢献を意識する

 GDで評価されるには、単に多く発言するだけでなく、議論の「質」を高める貢献を意識することが重要です。具体的には、以下のような行動が有効です。

  • 「なぜ?」を問いかける: 他のメンバーの意見に対し、「なぜそう思うの?」と問いかけ、意見の背景や思考を深掘りすることで、議論に厚みを持たせることができます。

  • 意見を構造化する: 議論が混乱し始めたときに、「A案とB案に意見が分かれているようですが、それぞれのメリット・デメリットを整理してみませんか?」といったように、議論の方向性を整理する役割を担います。

  • 新たな視点を提供する: 議論が行き詰まった際、別の角度から新しいアイデアや視点を提供し、議論を再活性化させます。

■ 「素直さ」と「素早さ」を示す

 サイバーエージェントの採用基準の一つである「素直さ」は、GDでも評価のポイントとなります。他のメンバーから意見を求められた際に、自分の意見を一度保留し、相手の意見を素直に受け入れ、柔軟に思考する姿勢は高く評価されます。

 また、「素早さ」も重要です。与えられた時間の中で、結論を出すために迅速に思考し、自分の役割を見つけてテキパキと行動することが求められます。議論の結論を導き出すために、自ら率先して行動する姿勢を見せることが、内定への鍵となります。


🎤 第4章 面接対策と評価されるポイント

🔶 面接の回数・形式|オンラインと対面の違い

■ 面接回数は職種によって変動、対面とオンラインを併用

 サイバーエージェントの面接・面談回数は、職種や選考ルートによって異なりますが、ビジネス職の通常選考では、2次選考から最終選考まで、合計4〜5回の面接が実施されます。面接は基本的にオンラインで進行することが多いですが、最終面接や内定者懇親会などは対面で行われるケースもあります。オンライン面接では、カメラを通じてのコミュニケーション能力や、画面越しの熱意が特に重視されます。

■ オンライン面接では「準備」と「熱意」が鍵

 オンライン面接では、対面とは異なる準備が必要です。安定したインターネット環境、明るい照明、清潔感のある背景など、最低限の環境を整えることが重要です。また、画面越しでも熱意が伝わるように、ハキハキと話すこと、アイコンタクトを意識すること、そして質問に対しては簡潔かつ論理的に回答することを心がけましょう。


🔶 過去に聞かれた質問例と回答のコツ

■ 「ガクチカ」や「自己PR」に加え、「なぜサイバーエージェントか」を深く問われる

面接で聞かれる質問は、エントリーシートの内容をさらに深く掘り下げるものが中心です。特に、以下の質問は頻出です。

  • 「学生時代に最も熱中したことは何ですか?」
  • 「あなたの長所と短所を教えてください」
  • 「サイバーエージェントのどの事業に興味がありますか?」
  • 「なぜ、競合他社ではなくサイバーエージェントなのですか?」
  • 「あなたのキャリアビジョンを教えてください」

■ 結論から話し、論理的な思考プロセスを示す

 これらの質問に答える際は、「結論ファースト」を意識しましょう。まず結論を簡潔に述べ、次にその結論に至った根拠や具体的なエピソードを説明します。例えば、「学生時代に熱中したこと」について話す際は、「私は〇〇の経験に最も熱中しました」と最初に述べ、その後に「なぜなら〜」と理由を続けて説明するのです。この話し方は、面接官に論理的思考力と、自分の考えを整理して伝える力をアピールできます。


🔶 面接官が重視する「カルチャーフィット」とは?

■ 「素直でいい人」と「本気で事業に取り組む」人材を求めている

 サイバーエージェントが最も重視する評価軸は、スキルや学歴よりも「カルチャーフィット」です。これは、同社の企業理念や価値観に共感し、その中で活躍できる人物かどうかを見極めることです。具体的には、以下の2点が特に重視されます。

  • 「素直でいい人」: 他者の意見を素直に受け入れ、自分を客観的に見つめ、常に成長しようとする姿勢です。面接では、自分の失敗や反省点も率直に話せるかどうかが問われます。
  • 「本気で事業に取り組む」: 学生時代に一つのことに没頭し、成果を出すために粘り強く努力した経験があるか、そして入社後も事業を成功させるために本気でコミットできるかどうかが評価されます。

■ 「本気度」と「事業家マインド」をアピールする

 面接では、自分がサイバーエージェントのカルチャーにどれだけフィットしているかをアピールすることが重要です。そのためには、「なぜサイバーエージェントでなければならないのか」という問いに対して、具体的な事業内容や社員の方との交流を通じて感じた魅力を交えながら、自身のキャリアビジョンと結びつけて熱く語ることが重要です。単なる憧れではなく、入社後に成し遂げたいことを具体的に語ることで、面接官に「この学生は本気だ」と思わせることが、内定への鍵となります。


🎓 第5章 倍率・学歴フィルターの真相

🔶 倍率の実態|どのくらい狭き門なのか?

■ 公式発表はないが、倍率は非常に高い

  サイバーエージェントは、新卒採用の正確な応募者数や倍率を公式に公表していません。しかし、就職情報サイトやメディアの調査、そして同社の高い人気度から、倍率は非常に高いと推測されています。特に、ビジネス職は例年100名を超える採用人数であっても、数千、数万規模のエントリーが集まると言われており、競争率は極めて高いのが実態です。この倍率の高さは、早期選考ルートや複数の採用時期が設けられていることからも裏付けられます。

■ 内定獲得には「他を圧倒する何か」が必要

 この高い倍率を突破し、内定を獲得するためには、単に選考を無難にこなすだけでなく、面接官に「この学生は採用する価値がある」と思わせる「他を圧倒する何か」が必要です。それは、突出した実績かもしれませんし、誰にも負けない熱意かもしれません。特に、選考の初期段階であるWebテストやGDで多くの学生がふるいにかけられるため、各ステップで高いパフォーマンスを発揮することが不可欠です。


🔶 採用大学の傾向から見える学歴事情

■ 内定者は難関大学が中心

 サイバーエージェントの採用大学は、東京大学や京都大学といった旧帝大、早稲田大学や慶應義塾大学といった難関私立大学が中心となっています。しかし、これは単に優秀な学生が難関大学に集まる傾向にあるため、学歴によって結果が変わることは多くないと考えてよいでしょう。実際に、全国各地の多様な大学からの採用実績があり、学歴よりも個人の実力やポテンシャルを重視していることが、同社の採用活動全体から伺えます。

■ 出身大学よりも「何を成し遂げたか」が評価される

 サイバーエージェントが公開している採用実績校を見ても、全国各地の幅広い大学から採用していることがわかります。これは、同社が「学歴」そのものよりも、学生が「大学で何を学び、何を成し遂げたか」を重視していることの明確な証拠です。学歴に自信がない場合でも、自分の経験やスキルを具体的にアピールできれば、十分内定を獲得するチャンスがあります。


🔶 学歴より評価されるスキルや経験とは?

■ 「やりきる力」と「素直さ」

サイバーエージェントが最も重視するのは、「やりきる力」です。これは、目標に向かって最後まで粘り強く取り組み、成果を出す力のことです。学生時代に一つのことに没頭し、困難を乗り越えた経験は、入社後も事業をグロースさせる上で不可欠な要素となります。また、他者からのフィードバックを素直に受け入れ、改善に活かせる「素直さ」も高く評価されます。

■ 「事業家マインド」と「カルチャーフィット」

 同社は、社員一人ひとりが事業家として会社を牽引していくことを期待しています。そのため、「事業家マインド」、つまり「課題を発見し、解決のために自ら行動できる力」や「世の中を面白くしたい」という強い熱意は、学歴以上に重視されます。また、面接やGDを通じて、「カルチャーフィット」(同社の企業文化や価値観との適合性)が最も重要な評価軸となります。自分の価値観が会社の理理念とどれだけ一致しているかを深く考え、面接で熱意をもって語ることが、内定への鍵となります。


📈 第6章 内定に近づくための戦略

🔶 インターン参加は有利になるのか?

■ 内定への最短ルートは「内定直結型インターンシップ」

 サイバーエージェントでは、サマーインターンシップや秋冬の「内定直結型インターンシップ」が開催されます。結論から言うと、これらのインターンシップへの参加は、内定獲得に非常に有利に働きます。特にビジネス職においては、インターンシップ中の活躍が直接評価され、本選考より早い時期に内定を獲得できる「早期選考ルート」に乗れる可能性が高いからです。

■ インターン参加で「カルチャーフィット」を証明する

 インターンシップでは、社員とともに実際のプロジェクトに近い業務を体験します。この過程で、チームメンバーとのコミュニケーション能力、課題解決能力、そして何よりも「やりきる力」が評価されます。社員は、インターン参加者がサイバーエージェントの「素直でいい人」「本気で事業に取り組む」といったカルチャーにフィットするかを厳しく見ています。インターン参加は、自身の能力を証明し、入社後のミスマッチをなくす上でも非常に有効な手段です。

■インターン不参加でもまだ間にあう

 内定直結型インターンシップに参加できなかったからといって、諦める必要はありません。本選考でも、十分内定を獲得するチャンスはあります。まだ多くの学生に開かれている選考期間に向けて、入念な準備を進めることが重要です。インターン参加者ではないからこそ、ESや面接、GDといった個別の選考ステップで、他の学生を圧倒する熱意や成果を示すことが、内定への鍵となります。


🔶 OB・OG訪問で得られる情報の活用法

■ 社員から「リアルな情報」を引き出す

公式の情報やメディアでは得られない、社員の生の声を聞くためにOB・OG訪問は非常に有効です。訪問の際には、単に企業の事業内容を聞くだけでなく、「入社を決めた理由」「仕事のやりがいや苦労」「入社後に成長できたポイント」など、具体的なエピソードを聞くことで、同社のリアルな働き方や文化を深く理解できます。

■ 得た情報を「志望動機」と「自己分析」に活かす

 OB・OG訪問で得た情報は、志望動機や自己分析を深めるための重要な材料となります。「なぜサイバーエージェントなのか」という問いに対し、「〇〇事業部の〇〇さんに伺った、新規事業立ち上げの熱意に共感した」といった具体的なエピソードを盛り込むことで、説得力のある回答になります。また、社員の働き方やキャリアパスを聞くことで、入社後の自分の姿を具体的にイメージでき、面接で説得力のあるキャリアビジョンを語ることができるようになります。

🔶 27卒が今から準備すべきことまとめ

■ 自己分析を徹底し、独自の「軸」を見つける

サイバーエージェントの選考は、表面的なスキルよりも、個人の内面や価値観を深く問われます。まずは、「これまで最も熱中したことは何か」「なぜその経験に熱中したのか」といった自己分析を徹底的に行い、自分ならではの「行動の軸」を見つけましょう。この軸が明確であれば、ESや面接での回答に一貫性が生まれ、面接官に説得力のある人物像を伝えられます。

■ 「挑戦」を伴う経験を積み、そのプロセスを言語化する

学歴以上に評価されるのは、「挑戦」と「達成」のプロセスです。アルバイトやサークル、学業でも構いません。何か一つのことに本気で取り組み、困難に直面した際にどう考え、どのように乗り越えたのかを言語化できるよう準備しておきましょう。そして、その経験から何を学び、将来どう活かしたいのかというストーリーを構築することが、内定への最も確実な準備となります。


✅ まとめ

サイバーエージェントの内定獲得には、早期インターン参加が最も有利なルートです。しかし、本選考も「前期」「後期」「終期」と複数回チャンスがあり、今からの準備でも十分に間に合います。学歴よりも「やりきる力」や「事業家マインド」が評価されるため、徹底した自己分析と行動が鍵を握ります。早めに準備に取り掛かり、内定をつかみ取りましょう!

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