
エージェントの選び方
2026/10/19
転職エージェントの断り方|求人・面接・内定辞退のメール例文と退会手順
目次
転職エージェントには断る対象と理由をメールで明確に伝える
そのまま使える断りメールの基本形
求人だけ断るか利用そのものをやめるかを選ぶ
面談や紹介求人を断るメールは今後の希望も添える
希望と合わない求人を断り紹介条件を修正する
初回面談のキャンセルと日程変更を言い分ける
本音を長く説明せず判断に必要な理由を伝える
エージェント経由の面接辞退は担当者へ応募先と日時を知らせる
選考を辞退するメールと面接を延期する連絡を分ける
面接直前に担当者とつながらないときは電話の連絡先を切り替える
前日と当日は電話し企業への連絡が間に合わない場合は直接伝える
内定辞退は担当者へ早く伝え承諾済みなら状況も共有する
他社への入社を決めた場合と内定承諾後の辞退を伝える
辞退連絡を完了させるには応募先ごとの処理を確認する
応募中の求人を一覧にし辞退済みと継続中を照合する
書類と連絡履歴はマイページが使えなくなる前に保存する
紹介休止と退会と個人情報の削除は別々に依頼する
利用を終えるメールと配信停止の手続きを使い分ける
転職エージェントへの断り方で避けたい対応としつこい連絡への対処
無視や曖昧な返事より辞退の意思を一度はっきり伝える
引き止められたら結論を繰り返し連絡停止は公式窓口に依頼する
断ったあとは希望条件を見直し次に続ける選考を決める
辞退理由を次の応募条件と志望動機の見直しに使う
まず対象と理由を決め連絡後に受付を確認する
「紹介された求人が合わない」「面接を辞退したいけれど、担当者に言いづらい」と悩んでいませんか。 断るときは、何を断るのかと今後の利用意向を分けて伝えると、必要な手続きを進めやすくなります。 求人・面接・内定の辞退メールから、直前の電話連絡、休止・退会後の確認まで、状況に合わせて使える形で解説します。
転職エージェントには断る対象と理由をメールで明確に伝える
紹介求人やサービスの利用は断れます。通常は担当者へのメールで対象と意思を明確にし、予定が迫っている場合は電話も使いましょう。
そのまま使える断りメールの基本形
基本形は「対象・辞退の意思・簡潔な理由・感謝・今後の希望」です。丁寧さを優先するあまり結論をぼかす必要はありません。担当者が知りたいのは、どの求人を止め、ほかの紹介や選考を続けるかという判断に必要な情報です。
次の例文は編集部が作成したものです。この記事のメール・電話例文も、すべて自分の状況に置き換えて使うための例です。企業名や日時の記入漏れを確認し、署名には登録時の氏名と連絡先を入れてください。
件名:ご紹介求人の辞退について/山田太郎
○○社 ○○様
お世話になっております。山田太郎です。 ご紹介いただいた株式会社△△の営業職について、 今回は応募を見送らせていただきたく、ご連絡いたしました。
仕事内容を検討した結果、希望する業務との相違があるためです。 ご紹介にお時間をいただき、ありがとうございました。
転職活動と貴社の利用は引き続き希望しております。 今後は既存顧客への提案を中心とする営業職をご紹介いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
山田太郎 電話番号:XXX-XXXX-XXXX メール:XXXXX
応募前なら「応募を見送ります」、応募後なら「選考を辞退します」、利用を終えるなら「転職支援サービスの終了を希望します」と書き換えます。「今回は結構です」だけでは、求人だけなのか、利用全体なのかが伝わりません。
理由は一、二文で十分です。担当者への不満や会社の評価を長く書くより、「希望する勤務地と異なるため」など、自分の判断基準を伝えましょう。詳しい説明を求められた場合も、紹介条件の修正に必要な範囲を追加すれば足ります。
まだ迷っているときは、この例文をそのまま送らず、「業務範囲を確認してから応募を判断したいです」と相談します。辞退の連絡をしたあとに条件を確認するより、確認したい事項と返答期限を先に共有するほうが手戻りを防げます。面接前日・当日の辞退は、後述の電話手順で連絡してください。
断るときは、丁寧さより先に対象を明確にします。一社の辞退なら、ほかの求人紹介や選考を続けたい意思も添えてください。
求人だけ断るか利用そのものをやめるかを選ぶ
求人が合わないだけなら、まず紹介条件を修正するのがおすすめです。活動時期が合わないなら休止、サービスを今後使わないなら退会と、止める範囲を必要以上に広げないようにします。
断りたい対象 | 担当者への依頼内容 | 今後の利用意向 |
|---|---|---|
初回面談 | 面談をキャンセルするか日程を変更する | 利用見送りか継続かを明記 |
紹介求人 | 企業名・職種を指定して応募を見送る | 紹介条件を修正して継続可能 |
応募中の選考 | 対象企業の選考辞退を依頼する | ほかの応募の扱いも明記 |
内定 | 内定辞退と承諾済みかを伝える | 活動継続か終了かを明記 |
紹介休止 | 新規紹介を止める期間や連絡方法を伝える | 再開する余地を残す |
担当変更 | 相談したい内容と変更希望を伝える | サービス利用は継続 |
退会 | 利用終了と応募中の求人の処理を依頼する | 利用を終了 |
「担当者との相談が進みにくい」と「求人が希望と合わない」は、対処が違います。前者は担当変更の相談、後者は希望条件の修正が先です。別の窓口も利用しているなら、どこを休止し、どこを続けるかまで決めておくと重複連絡を減らせます。
▼複数の窓口を使っている場合は、併用中の応募管理や情報共有の考え方も確認しておきましょう
▼退会ではなく相談の進め方を変えたい場合は、担当者に伝える希望や活用の軸を整理できます
希望が曖昧なままだと、求人を断っても似た紹介が続いてしまいます。まず仕事選びの優先順位を言葉にしましょう。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーでは、経験や希望を対話しながら整理できます。譲れない条件をまとめてから担当者に伝えると、相談の焦点が定まります。

辞退か条件相談かを迷っているなら、希望の整理を先に進めましょう。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーで、仕事選びの優先順位を言語化できます。

面談や紹介求人を断るメールは今後の希望も添える
紹介を続けたい場合は、辞退理由を次の紹介条件につなげます。相手への謝罪を重ねるより、次にどんな求人を検討したいかを具体化しましょう。
希望と合わない求人を断り紹介条件を修正する
応募前の求人は「今回は応募を見送る」と伝え、今後の条件を一つか二つに絞って添えます。仕事内容、勤務地、待遇のどこが合わないのかが分かれば、担当者も次の候補を選びやすくなります。
件名:株式会社△△の求人見送りと紹介条件のご相談/山田太郎
○○様
お世話になっております。山田太郎です。 ご紹介いただいた株式会社△△の企画職について、 今回は応募を見送らせていただきます。
勤務地を確認したところ、希望する通勤範囲と異なるためです。 求人をご紹介いただき、ありがとうございました。
今後は転居を伴わずに勤務できる企画職を優先して検討したいと考えています。 出社頻度や配属先が未確定の求人については、 応募前に確認をご相談できますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。
待遇が理由なら「希望する待遇条件と相違があるため」、仕事内容が理由なら「新規開拓より既存顧客への提案を中心に経験を生かしたいため」など、実際の判断に合わせます。求人票を読んだ印象だけで決めず、勤務地や業務範囲が未確定なら、先に確認を依頼してください。
条件を伝える際は、「必須」と「できれば」を分けます。すべての希望を同列にすると候補が狭まり、どこから調整できるかも伝わりません。たとえば勤務地は必須、業界は相談可能と決めれば、担当者は異なる業界でも経験を生かせる仕事を探しやすくなります。
ここで扱っているのは、まだ応募していない求人への返答です。応募済みなら「紹介を断る」だけでは選考が止まらないため、企業名・職種を指定して選考辞退を依頼します。担当者が書類を提出済みか分からないときは、その確認も同じメールに入れましょう。
「条件が違うので全部不要です」と返してしまうと、修正できたはずの点も伝わりません。辞退する一社と、今後の紹介全体を分けて書くことが大切です。仕事内容が希望に近くても労働条件を確認したいなら、質問への回答を得たうえで判断するほうが納得につながります。
▼応募前に確認する事項を決めておくと、情報不足による辞退や応募後の行き違いを減らせます
初回面談のキャンセルと日程変更を言い分ける
利用を見送るなら面談辞退、相談したい意思が残るなら日程変更と伝えます。予約した日時と氏名を添え、面談の予定だけを動かすのか、利用自体を見送るのかを明らかにしてください。
利用を見送る場合は、「○月○日○時の初回面談について、転職活動の開始時期を見直したためキャンセルをお願いいたします。現時点では新たな面談予約は希望しておりません」と書けます。
日程変更なら、「業務の都合により予約日時への参加が難しくなりました。面談は引き続き希望しております。○月○日午後、○月○日午前で再調整は可能でしょうか」と候補日時を添えましょう。オンライン面談の当日でも無断で参加をやめず、案内に記載された連絡先へ知らせます。
本音を長く説明せず判断に必要な理由を伝える
相手への評価ではなく、自分の事情と希望を主語にすると伝わりやすくなります。理由を作る必要はありませんが、入社予定の会社名や家庭の詳細まで自発的にすべて書く必要もありません。
事情 | 伝える理由の例 | 今後の希望の例 |
|---|---|---|
他で入社先を決めた | 他社への入社を決めたため | 応募中の選考辞退と利用終了 |
活動を延期する | 現職の業務状況により時期を見直すため | 新規紹介の休止と再開時の連絡 |
希望条件が合わない | 希望する勤務地・業務との相違があるため | 条件を修正して紹介を継続 |
担当者との相談が進みにくい | 希望職種の経験を踏まえて相談したいため | 担当変更または相談方法の調整 |
「他社の内定が出た」だけで、入社先が決まったと書かないようにします。比較中なら「回答期限までに検討したい」、入社を決めたなら「辞退します」と、判断の段階に合う言葉を選んでください。
担当者から理由を聞かれたときは、「より希望に合う業務を選ぶ判断をしました」など、事実の範囲で答えれば十分です。辞退の意思を変えるつもりがないなら、その点を明言してから説明すると、条件交渉を希望していると誤解されにくくなります。
辞退理由を整理すると、次の面接で話す転職理由とのずれにも気づけます。「勤務地を変えたくない」のか「専門性を深めたい」のかを分けて、自分の選択に一貫性を持たせましょう。
▼辞退の背景にある転職理由を、次の面接で前向きに説明する方法はこちらで確認できます
合わない理由は分かっても、代わりに狙う職種が決まらないことがあります。希望だけでなく、経験から選択肢を整理しましょう。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーでは、これまでの経験を対話しながら棚卸しできます。担当者に相談する前に、強みを生かしたい業務をまとめてみてください。
紹介条件を修正するときは、「嫌だったこと」だけでなく「次に実現したいこと」まで考えると相談が進みます。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーで、経験と希望職種を整理できます。

エージェント経由の面接辞退は担当者へ応募先と日時を知らせる
応募中の選考は、担当者が企業側との連絡を進められるよう、対象の特定と予定の共有を優先します。
選考を辞退するメールと面接を延期する連絡を分ける
エージェント経由で応募した選考は、通常、担当者に辞退を伝えます。企業とエージェントへ別々の内容を送るのではなく、まず連絡窓口をそろえましょう。応募後の案内に別の連絡方法が指定されている場合は、その指示に従います。
件名:○月○日面接予定・株式会社△△の選考辞退/山田太郎
○○様
お世話になっております。山田太郎です。 ○月○日○時に面接予定の株式会社△△・営業職について、 選考を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
検討の結果、今後希望する業務との相違があると判断したためです。 面接日程をご調整いただいたにもかかわらず、申し訳ございません。 これまでのご対応と選考の機会に感謝しております。
企業ご担当者様への辞退連絡をお願いいたします。 ほかの応募先の選考と求人紹介は、引き続き希望しております。
お手数をおかけしますが、受付と企業への連絡が完了しましたら お知らせいただけますと幸いです。
山田太郎 電話番号:XXX-XXXX-XXXX
書類選考中なら、件名を「株式会社△△の選考辞退」にし、「○月○日○時に面接予定」を「現在書類選考中」に変更します。同じ会社の複数職種に応募している場合は職種名を必ず入れ、すべてを辞退するならその範囲も書いてください。
体調不良や仕事の都合で予定日に参加できなくても、受けたい意思が残るなら「選考辞退」と書かないことが大切です。「選考の継続を希望しておりますが、面接日時の変更をご相談したくご連絡しました」と伝え、参加可能な候補日を添えます。症状や私生活の詳細を長く説明する必要はなく、参加が難しい事情と再調整の希望が伝われば十分です。
メールを送ったら、そのまま面接予定を忘れるのではなく、受付状況を確認します。担当者から「承知しました」と返信があっても、企業側への連絡まで終わったかは別です。特に日程が迫っている場合は、連絡完了まで確認するつもりで進めましょう。
面接枠や面接官の予定が組まれているため、辞退を決めたら早く伝えることが相手への配慮になります。「失礼な理由ではないか」と文章を何日も推敲するより、対象と意思が分かるメールを送るほうを優先してください。直前の場合は次の節の電話手順を使います。
辞退は選考を終える連絡、延期は選考を続けるための相談です。「面接をキャンセルしたい」だけで止めず、今後も受けたいかを必ず添えましょう。
▼企業へ直接応募した場合の文面や当日の例文も必要なら、連絡先別の書き分けを確認できます
面接直前に担当者とつながらないときは電話の連絡先を切り替える
前日・当日は、メールだけで面接前に伝わると考えず、電話で連絡を取りましょう。担当者不在でも、別の窓口に切り替えて連絡経路を確保します。
前日と当日は電話し企業への連絡が間に合わない場合は直接伝える
まず担当者へ電話し、不在なら代理窓口への伝言を依頼します。同時にメールを送っておけば、対象企業や日時を文字でも共有できます。電話は予定表や面接案内に記載された番号を使い、関係のない部署へ繰り返し連絡することは避けましょう。
担当者への電話は、次のように短く伝えます。
お世話になっております。山田太郎です。 本日○時に予定されている株式会社△△の営業職の面接について、 選考を辞退したくお電話しました。 直前のご連絡となり申し訳ございません。 企業へのご連絡をお願いできますでしょうか。 対象と理由はメールでもお送りしています。
電話を受ける相手に応じて、必要な情報を調整します。
- 担当者には、応募先・職種・面接日時・辞退の意思と理由を伝える。
- 代理窓口には、自分の氏名・担当者名・面接開始時刻・急ぎの用件を伝え、企業への連絡を依頼する。
- 緊急時の企業窓口には、氏名・応募職種・面接日時・利用したエージェント名・辞退の意思を伝える。
当日、担当者も代理窓口もつながらず、企業への連絡が面接時刻に間に合わないと判断した場合は、面接案内に記載された企業の連絡先へ直接電話します。その後、エージェントにも「企業の○○様へ○時に電話した」と経緯を共有してください。
「何分待てば直接連絡してよい」という一律の時間ではなく、残り時間、窓口の営業状況、企業への伝達見込みで判断します。受付に伝言を依頼した場合は相手の名前と時刻を控え、折り返しや企業への伝達が必要かも確認しましょう。オンライン面接でも、会議室への入室をやめるだけでなく連絡が必要です。

内定辞退は担当者へ早く伝え承諾済みなら状況も共有する
入社しないと決めたら、担当者に早く知らせましょう。内定を承諾している場合は、意思だけでなく承諾日や入社予定日も共有します。
他社への入社を決めた場合と内定承諾後の辞退を伝える
内定承諾後も、原則として辞退は可能です。厚生労働省は労働者側からの内定辞退について、基本的には問題ないと説明しています。内定の段階で労働契約が成立している場合があり、著しく信義則に反する事情では損害賠償を求められる可能性もあるため、早く誠実に連絡することが大切です。(出典:採用の内定・内々定について、取消や辞退する場合の注意点|Q&A|確かめよう労働条件|厚生労働省)
承諾前に他社への入社を決めた場合は、次のように伝えます。
件名:株式会社△△の内定辞退について/山田太郎
○○様
お世話になっております。山田太郎です。 株式会社△△よりいただいた内定について、辞退を希望しております。 検討の結果、他社への入社を決めたためです。
これまで選考をご支援いただき、誠にありがとうございました。 内定をいただいたにもかかわらず、このようなご連絡となり申し訳ございません。 企業ご担当者様への辞退連絡をお願いいたします。
転職活動は終了する予定です。 ほかの応募中求人の扱いとサービス終了の手続きについても、 確認させていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
承諾済みなら電話を優先し、「○月○日に内定を承諾した株式会社△△について、辞退したくご連絡しました。入社予定日は○月○日で、承諾書は提出済みです」と状況を伝えます。担当者には、締結・提出した書類の有無や、入社準備の手続きがどこまで進んでいるかも共有してください。
まだ他社と比較中なら、辞退ではなく条件確認や回答期限の相談です。回答期限を延ばしたい場合は、いつまでに判断できるかを伝え、延長可能か確認しましょう。いったん承諾してから考え直すことを前提にするより、検討段階で相談するほうが行き違いを減らせます。
承諾後の辞退は「絶対に費用を請求されない」「入社の二週間前ならすべて問題ない」とは言い切れません。具体的な費用請求や契約上の争いが生じた場合は、書類と連絡履歴を整理し、公的窓口に相談してください。総合労働相談コーナーは、募集・採用を含む幅広い労働問題を無料で相談できる窓口です。(出典:総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 - mhlw.go.jp)
承諾済みの辞退は、承諾日・入社予定日・提出書類をセットで共有します。担当者に知らせず企業の入社手続きだけ止めるのではなく、辞退の連絡経路を確認しましょう。
辞退連絡を完了させるには応募先ごとの処理を確認する
辞退メールの送信は手続きの出発点です。複数応募がある場合は、止める選考と続ける選考を一覧で確認すると漏れを防げます。
応募中の求人を一覧にし辞退済みと継続中を照合する
担当者の受付確認と、企業への連絡完了は分けて管理します。「メールを送りました」だけで完了扱いにせず、面接や回答期限がある応募先から優先して確認してください。
以下は架空の記入例です。実際の応募状況に合わせ、同じ企業でも職種ごとに行を分けて使います。
応募先・職種 | 選考段階 | 面接日・回答期限 | 辞退か継続か | 担当者の受付確認 | 企業連絡の確認 |
|---|---|---|---|---|---|
A社・営業職 | 一次面接前 | 9月5日14時 | 辞退 | 9月2日返信あり | 9月3日完了連絡あり |
B社・企画職 | 書類選考中 | 面接未定 | 継続 | 継続希望を共有済み | 辞退連絡は不要 |
C社・営業企画職 | 内定 | 9月6日回答期限 | 辞退 | 9月2日電話で受付 | 連絡完了を確認中 |
一社だけ辞退する場合は、継続する応募先も担当者に示します。退会する場合は「応募中の求人をすべて辞退したい」と書くだけでなく、一覧との照合を依頼すると、別職種や追加応募の処理漏れに気づきやすくなります。
返信がなく面接予定が迫っているなら、電話などで確認しましょう。返信待ちの間に退会申請だけ済ませても、企業への連絡が完了したことにはなりません。送信日時、電話した窓口、受付した人、完了連絡の日時を控えておくと、確認を重ねる際も説明が簡潔になります。
カレンダーに面接予定が残っている場合は、辞退の連絡状況を備考に記録します。通知だけ消して忘れるより、企業への連絡完了を確認してから予定を整理するのがおすすめです。応募一覧は担当者と自分の認識をそろえるためのものなので、未確認欄を空欄のまま放置しないようにしましょう。
書類と連絡履歴はマイページが使えなくなる前に保存する
退会前に、自分の応募書類と必要な連絡履歴を保存しておきます。履歴書、職務経歴書、面接予定、担当窓口、辞退連絡の控えがあれば、あとから応募状況を確認できます。
保存するのは必要な範囲にとどめ、求人資料の取り扱いは利用規約や案内に従ってください。退会後にマイページへ入れるか、メッセージを閲覧できるかは、利用中サービスの退会案内で確認します。仕事用の共有端末や共有フォルダーではなく、自分で管理できる場所に保管しましょう。
紹介休止と退会と個人情報の削除は別々に依頼する
活動を一時的に止めること、サービスを終了すること、保有情報の削除を求めることは、それぞれ対象が異なります。止めたいものを具体的に伝えましょう。
利用を終えるメールと配信停止の手続きを使い分ける
一時休止なら再開時の連絡方法を、利用終了なら応募中の求人と退会手続きを確認します。休止にしたいのに「退会します」と書く必要はありません。
【紹介を一時休止する場合】 現職の業務状況を踏まえ、転職活動の時期を見直すことにしました。 新規の求人紹介を一時休止したく、ご連絡いたしました。 再開時にはこちらからご連絡いたします。 休止中は求人紹介の電話を止めていただき、 必要な手続きの連絡はメールでお願いいたします。 現在応募中の求人については、別途一覧で扱いを確認させてください。
【転職が決まり利用を終了する場合】 他社への入社を決めたため、転職支援サービスの利用終了を希望します。 これまでご支援いただき、ありがとうございました。 応募中の求人の辞退連絡と、退会に必要な手続きをご案内ください。 求人紹介や関連通知の停止についても確認させていただけますと幸いです。
依頼 | 止めたいもの・対象 | 確認する場所 |
|---|---|---|
紹介休止 | 担当者からの新規求人紹介 | 担当者への連絡・休止案内 |
通知メール停止 | 指定した求人通知や配信メール | 配信設定・メール内の案内 |
サービス停止・退会 | 対象サービスの利用 | 公式ヘルプ・退会画面 |
個人情報削除 | 保有されている本人の情報 | プライバシー窓口・請求手続き |
手続きの名称や入口はサービスごとに違います。利用中の公式ヘルプで「退会」「配信停止」「レジュメ削除」をそれぞれ確認し、希望する範囲を選びます。メールに利用終了の意思を書いた場合も、別途フォーム入力や本人確認が必要かを担当者に聞いてください。
情報の消去は、退会とは別に確認するのが確実です。リクルートの公式案内では、対象サービスの窓口への消去請求と本人確認、必要書類の案内という流れが示されています。パーソルキャリアも、登録データの確認・変更・削除と、保有個人情報に関する各種請求を分けて案内しています。(出典:個人情報の開示・消去請求|株式会社リクルート)(出典:お客さま自身によるデータの確認・変更・削除 | パーソルキャリア - PERSOL CAREER)
退会だけですべての情報が即時に消えると考えず、何を削除したいかを明記します。消去請求への対応には法令上の制約や本人確認などの条件があり、請求どおりの対応ができない場合もあります。(出典:個人情報の各種ご請求について | パーソルキャリア - PERSOL CAREER)

活動を止める理由が「今の経験で狙える仕事が見えない」なら、休止中に経験を整理しておくと再開の準備になります。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーで、これまでの経験と次に生かしたい強みを整理できます。

転職エージェントへの断り方で避けたい対応としつこい連絡への対処
辞退の意思を一度明確に伝えたうえで、必要なら公式窓口を使います。相手を納得させようと長い説明を繰り返す必要はありません。
無視や曖昧な返事より辞退の意思を一度はっきり伝える
辞退すると決めたら、未読放置や曖昧な返答ではなく結論を伝えます。担当者に悪いと思って選考を受け続けるより、早く連絡するほうが調整の負担を減らせます。
- 「もう少し検討します」ではなく、「検討の結果、今回は辞退します」。
- 「この求人は微妙です」ではなく、「希望する業務と異なるため、応募を見送ります」。
- 「連絡しないでください」ではなく、「新規求人紹介の電話とメールの停止をお願いします」。
断ること自体と無断欠席は別です。将来の利用条件はその時点の案内で確認するもので、断っただけで一律に利用できなくなると考えて選考を続ける必要はありません。誤って送った場合も放置せず、正しい対象をすぐに訂正してください。
引き止められたら結論を繰り返し連絡停止は公式窓口に依頼する
意思が固まっているなら、「今回は辞退します。意思は変わりません」と短く再回答します。条件調整の提案を受けても、再検討を希望しないことを伝えれば十分です。
紹介停止後も連絡が続く場合は、担当者以外の公式窓口へ、停止を依頼した日時、対象の電話・メール、受付履歴を示します。手続き上の連絡と求人紹介を区別し、「どの連絡が続いているか」を具体化しましょう。
職業紹介に関するトラブルは、都道府県労働局の需給調整事業担当窓口などに相談できます。対象窓口は厚生労働省の全国一覧から確認できます。(出典:ご相談窓口|厚生労働省 - mhlw.go.jp)
断ったあとは希望条件を見直し次に続ける選考を決める
辞退後は、残す応募と次の条件を決めましょう。一社との不一致を、転職活動全体をやめる理由に広げる必要はありません。
辞退理由を次の応募条件と志望動機の見直しに使う
辞退理由は、次の応募で使う判断基準に変えます。「合わなかった」で終えず、何を応募前に確認すれば同じ行き違いを防げるかを考えましょう。
- 必須条件は、勤務地や勤務時間など、満たさなければ応募しないもの。
- 交渉・確認できる条件は、配属先、業務範囲、入社時期など、回答を得てから判断するもの。
- 応募前に調べる事項は、事業内容、職種の役割、経験を生かせる領域など。
待遇だけでなく、どの業務で強みを生かしたいかも確認します。次の求人に応募するなら、その仕事を選ぶ理由と職務経歴書に書いた経験がつながっているかを見直してください。勤務地を優先して選んだ場合も、その条件だけで志望動機を終えず、仕事内容への関心を整理すると説明しやすくなります。
活動時期が合わないなら、紹介休止と再開を考える時期を決めます。忙しさが落ち着く見通しが立たない場合は、再開日を無理に約束せず、状況が変わったら自分から連絡する形で構いません。
応募先は決まっても、志望理由を言葉にすると浅く感じることがあります。文章を読むだけでなく、質問に答えて説明の不足を確かめましょう。CaseMatchのAI面接練習では、回答への採点とフィードバックを受けられます。続ける選考で伝えたい理由を声に出し、改善点を確認してみてください。
辞退理由を、次の応募で確認する条件に置き換えましょう。活動を続けるなら条件と志望理由を修正し、時期が合わないなら休止と再開の方針を決めます。
まず対象と理由を決め連絡後に受付を確認する
最初にすることは、断る対象を一つずつ特定することです。メールの丁寧さだけでなく、連絡後の処理まで確認しましょう。
- 求人・選考・内定・利用終了のどれかを決める。
- 例文の企業名、職種、日時、理由を自分の事情に置き換える。
- 通常は担当者へ連絡し、直前は電話も使う。
- 受付と企業への連絡完了を確認し、継続する応募も照合する。
辞退の連絡が終わり、転職活動を続けるなら、次は経験と希望条件の整理です。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーで、次の応募に向けた相談を進められます。

著者
小野 孝之
CaseMatch株式会社 CSO早稲田大学大学院卒業後、デロイト トーマツ コンサルティングを経て、アクセンチュアにてマネージャーを務める。現在はCaseMatchのCSO兼エージェントHeadとしてハイクラス層の転職を支援。エージェントとしては、ビズリーチSランク、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
監修者
畑中 翼
Senior Managerフジクラで研究開発・新規事業開発に従事した後、アクセンチュア、デロイト、イグニション・ポイント、ADLでコンサルティングを経験。現在はSenior Managerとして転職支援を担当。製造業・R&D領域に強みを持ち、QUNIE Award 2024優秀個人賞、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
面接練習で、選考を有利に進めよう。
1分で完了







