ボストン・コンサルティング・グループのケース面接を想定した練習
ボストン・コンサルティング・グループは、企業や公的機関の重要な経営課題に取り組む戦略コンサルティングファームです。ここでは、同社のケース面接を想定した練習ができます。お題は当日その場で示されます。準備できるのは正解ではなく、初見の問いに向き合う型のほうです。
背景:ボストン・コンサルティング・グループが置かれている環境
- ビジネスと社会のリーダーと組んで、最も重要な課題に取り組むことを掲げている戦略ファームです
- 三大戦略ファームのなかでは、面接も含めて協働的なスタイルを取ることで知られています
面接官・選考の特徴
- 面接は一緒に考えていくディスカッション型で進みます。一人で黙って完成させるより、考えを共有しながら進める練習をしておきましょう
- 選考自体が対話の場であり、働き方を知ってもらう機会にもなっています。試験のつもりで身構えず、議論を楽しむ姿勢で臨みましょう
この面接で見られている力
まず見られているのは、決まった型をそのまま当てはめるのではなく、状況に応じて自分で組み替えられる力です。そのうえで、情報が足りない段階でも仮説を置いて前に進み、新しい事実が出たら軌道を修正できる柔軟さ、そして知的好奇心と誠実さを保ったまま議論をともに進める姿勢が重視されます。
この形式では特に、売上を構成要素に分解してどこに伸びしろがあるのかを見定める力と、打ち手をインパクトと実現性の両面から選び切る力が問われます。前提と対象範囲を自分で確認して解くべき問いを定め、市場と顧客、競合と業界構造、自社、外部環境の観点から効く要因を洗い出せるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 分解が粗いまま施策の話に進んでしまうと、なぜその打ち手なのかが伝わりません。構造の分解と課題の定義に時間をかけましょう
- 一般的な施策を並べるだけだと、どの顧客層にどう効くのかが見えません。狙う相手と顧客接点まで具体化しましょう
- 売上を伸ばす話だけに寄ると、コストや現場の負荷、既存顧客への副作用を見落とします。実行に必要な資源と副作用にも触れましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら結論から先に、売上をどう分解したのかを添えて説明します
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、応じながら打ち手を具体化していきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 前提と対象範囲を、なぜそれを確認するのかまで添えて聞けているか
- 売上を分解したうえで、重要な課題を自分で定義できているか
- 打ち手をインパクトと実現性の両面から選び切れているか
- 実行に必要な資源や、副作用への配慮まで語れているか
参考にした情報