アクセンチュアは、戦略の立案からテクノロジーの実装、業務の運用までを一つの会社で担う総合コンサルティングファームです。この面接は、同社のケース面接を想定した練習です。お題は面接の中で提示されるため、事前に用意できるのは答えではなく、考える手順のほうです。
背景:アクセンチュアが置かれている環境
- 構想だけを描く仕事から、システムや業務として実装しきる仕事まで、一社で連続して担う形が同社の持ち味です
- デジタル領域の案件に強みがあり、テクノロジーをどう使うかという視点が仕事の中心に据えられています
面接官・選考の特徴
- 一対一の対話形式で進み、結論よりも思考の過程が見られます。考えを抱えたまま黙り込まず、途中の筋道を声に出して共有しましょう
- 面接官の指摘を受けてどう考えを直すかが評価されます。自説を守りに入らず、いったん受け止めて組み替える練習をしておきましょう
この面接で見られている力
まず見られているのは、論理の構成を保ちながら仮説を修正していける力です。加えて、打ち手が現場で回るのかという実行可能性の感覚と、何が分かっていて何が分かっていないのかを区別しながら前提を確認していく姿勢が重視されます。
この形式では特に、誰の立場で意思決定するのかを自分で置く力と、立場の異なる関係者の利害を整理する力が問われます。打ち手の効果だけでなく、副作用や実行の制約、財源や合意形成の難しさまで見通したうえで、自分の立場を決めて反対の見方にも応答できるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 誰の立場で考えるのかを置かないまま進めると、議論の宛先が定まりません。意思決定の主体を最初に決めましょう
- 理想論の施策を並べるだけだと、実行の制約を踏まえていないと見られます。誰が担い、費用をどう賄うのかまで触れましょう
- 良い面だけを語ると、副作用への目配りを疑われます。誰が損をしうるのかと、その和らげ方まで語りましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら、立場と論点の置き方を示してから、結論と理由を説明します
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、応じながら優先順位を組み替えていきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 誰の立場で意思決定するのかを置けているか
- 関係者の利害を洗い出し、対立点を整理できているか
- 実行の制約を踏まえて、優先順位をつけられているか
- 反対の見方を踏まえたうえで、自分の立場を貫けているか
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