この面接は、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)のケース面接をもとにした過去問で、生活必需品の市場規模推定をテーマにしています。EYSCはEYの日本における戦略・コンサルティング部隊です。EYSCは日本での売上を伸ばし中途採用が採用の大半を占める拡大フェーズにあり、面接官も現役のコンサルタントが務めます。市場規模推定では答えの数字そのものよりも、どう分解し、どの前提を置いたのかという考え方の質が見られます。以下は、この面接に向かうあなたが今なにを意識すべきかを掴むためのメモとして読んでください。
推定の土台になる一次情報
- 総務省の家計調査:1世帯あたりの品目別の支出額と、その推移
- 総務省の経済センサス:業種別の事業所数と売上規模
- 経済産業省の商業動態統計:小売業の販売額の動き
この問いが測ろうとしている力
- 推定の目的とスコープを、自分で定義できるか
- 全体をセグメントに分解し、抜け漏れなく整理できるか
- 置いた前提に、根拠と現実感があるか
- 出た数字を、桁の妥当性まで検算できるか
この会社の評価の傾向
- 考え方の質:結論に至る筋道が追えるか
- 結論ファースト:まず結論から答える姿勢が徹底されているか
- 論理性:分解の切り口を選んだ理由を説明できるか
- 現実感:置いた仮定が生活実感と大きくずれていないか
本番の面接の進み方
- 書類とWebテストのあと複数回の面接があり、二次ではケース面接がほぼ必ず入る
- 面接はシニアマネージャーやディレクタークラスが1時間ほどかけ、前半で経歴と志望動機、後半でケースを見る
- 面接官は現役のコンサルタントが務め、答えの中身よりその裏にある思考の解像度を見ている
- 現職の守秘に触れる部分は、公開情報と自分の観測に切り分けて話す必要がある
- 何を数えるのかを、最初に定義できているか
- 分解の切り口を選んだ理由を、言葉にできているか
- 置いた前提をひとつずつ明示しながら進められているか
- 計算の途中で桁を見失わず、最後に検算できているか
- 前提を崩されたときに、固執せず組み替えられているか