アクセンチュアは、戦略の立案からテクノロジーの実装、業務の運用までを一つの会社で担う総合コンサルティングファームです。この面接は、同社のケース面接を想定した練習です。お題は面接の中で提示されるため、事前に用意できるのは答えではなく、考える手順のほうです。
背景:アクセンチュアが置かれている環境
- 構想だけを描く仕事から、システムや業務として実装しきる仕事まで、一社で連続して担う形が同社の持ち味です
- デジタル領域の案件に強みがあり、テクノロジーをどう使うかという視点が仕事の中心に据えられています
面接官・選考の特徴
- 一対一の対話形式で進み、結論よりも思考の過程が見られます。考えを抱えたまま黙り込まず、途中の筋道を声に出して共有しましょう
- 面接官の指摘を受けてどう考えを直すかが評価されます。自説を守りに入らず、いったん受け止めて組み替える練習をしておきましょう
この面接で見られている力
まず見られているのは、論理の構成を保ちながら仮説を修正していける力です。加えて、打ち手が現場で回るのかという実行可能性の感覚と、何が分かっていて何が分かっていないのかを区別しながら前提を確認していく姿勢が重視されます。
この形式では特に、何を数えるのかを自分で定義する力と、推定式を構造的に組み立てて置いた前提を説明する力が問われます。身近な事実や常識から数字の根拠を示し、出た結果を吟味して桁や妥当性を自分で検証できるかも見られています。
通る人と落ちる人で差がつくところ
- 式を立てる前に数字を口にしてしまうと、根拠のない当てずっぽうに見えます。まず何を数えるのかを定義し、式の形を示しましょう
- 前提を置いたまま説明を省くと、なぜその数字なのかが伝わりません。置いた理由を一つずつ言葉にしましょう
- 計算しきって終わってしまうと、数字への感覚を疑われます。桁が妥当かを検算し、違和感があれば自分で言いましょう
練習の進み方
- お題が提示されたあと、考えをまとめるための思考時間があります
- まとまったら、推定の式と置いた前提を示してから、数字を順に埋めていきます
- そのあと面接官から質問や指摘が入るので、前提を置き直しながら精度を上げていきます
取り組む際に意識すべきポイント
以下が言語化できているか、確認してみてください。
- 何を数えるのかを、対象と範囲まで含めて定義できているか
- 分解の切り口が妥当で、変数の意味を説明できているか
- 置いた前提の根拠を、身近な事実に引き付けて示せているか
- 出した結果を鵜呑みにせず、感覚と照らして検算できているか
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