
コンサル
2026/10/06
【28卒】ベイカレント本選考の選考フローと対策|体験談でわかる筆記試験・ケース面接の実態
目次
28卒本選考の募集状況
募集中の4職種と想定年収
サイバーセキュリティ領域には応募条件がある
ベイカレント本選考の選考フロー
選考期間は1週間半〜2週間と非常に短い
インターン経由ルートとの違い
選考時期の目安
各選考ステップの実態と対策
書類・ビデオ提出・Webテスト
ESでは志望理由と再現性のある強みをつなげる
設問は3つ、それぞれ400字程度
なぜコンサルタントなのかを顧客課題への関心から組み立てる
学生時代の経験を課題設定から行動と成果まで具体化する
1次面接|筆記試験+リクルーター面接(本社・約1時間)
2次面接|ケース面接(本社・約1時間)
評価されるのは「利害対立の構造化」
最終面接|人物面接30分+逆質問30分(本社・約1時間)
ベイカレントの本選考で見られるポイント
主体性と変化を起こす意欲を自分の経験で示す
成果への執着と誠実さが伝わるエピソードを選ぶ
ベイカレントの本選考は職種と募集要項を確認してエントリーする
募集職種ごとに応募条件と仕事内容を照らし合わせる
キャリアサポート制度も志望理由の材料になる
事実確認の質問で思考と行動を具体的に伝える
逆質問は事業理解と入社後の貢献意欲を示す場にする
併願先は目指す仕事の共通点で選ぶ
ベイカレントは併願状況を詳しく聞かれる
総合コンサルティングファームを比較する軸
OB・OG訪問は個人経由で無理に進めない
ベイカレントの公式方針と採用窓口への確認方法
訪問の代わりに採用情報と社員発信から企業理解を深める
まとめ|28卒がいまやるべきこと
ベイカレントの本選考では、華やかな実績よりも、課題を自分で捉え、周囲を動かし、成果に向き合った過程を説明できるかが重要です。ES、Webテスト、面接を別々に準備せず、同じ経験を深掘りに耐える形へ整えましょう。
CaseMatchなら、本番と同じようにAI面接官と対話しながら、経験質問やケース面接を無料で何度でも練習できます。回答ごとにスコアと改善点がつくので、ESを書きながら「話す準備」も同時に進められます。
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28卒本選考の募集状況
ベイカレントの公式採用サイトには、「2028年卒では、以下の職種のエントリーを受付中です」と明記されています。28卒のサマーインターンは2026年6月30日で締め切られており、現在は本選考のエントリーが開いている状態です。
募集中の4職種と想定年収
職種 | 想定年収 | 仕事内容 |
|---|---|---|
コンサルタント職 | 600万円 | 各業界のリーディングカンパニーの経営課題を解決。戦略・業務・デジタル等の領域で、戦略立案から企画・実行支援まで総合的に支援 |
システムコンサルタント職 | 500万円 | テクノロジーを軸に顧客の課題解決を担う |
システムコンサルタント職 | 600万円 | セキュリティ・AIガバナンス・システム基盤を軸とした支援 |
ビジネスサポート職 | 月給30万円 | 組織運営を支える役割 |
想定年収はいずれも年2回の賞与(夏6月・冬12月)を含んだ金額です。月給ベースではないため、他社と比較する際は注意してください。
▼ベイカレの年収については、こちらの記事で詳しく解説しています
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サイバーセキュリティ領域には応募条件がある
4職種のうち、サイバーセキュリティ領域のシステムコンサルタント職だけは応募条件が具体的に定められています。以下のいずれかの経験・理解が求められます。
- セキュリティに関する研究・学習経験
- AI/生成AIに関する研究・学習経験
- Webアプリ、モバイルアプリ、業務アプリケーション等の設計・実装・テスト経験
- クラウド/ネットワーク/システム基盤に関する基礎理解(Webサービスの仕組み、クラウドサービスの基礎、API、ネットワークの基礎、ログの見方、システム構成など)
公式には「授業、研究、個人開発、インターンシップ、ハッカソン等を通じた経験も歓迎します」と記載されています。実務経験は不要で、学習や個人開発の経験で応募できるという点は押さえておきましょう。理系学生にとっては、年収600万円でコンサルタント職と同水準という点も含めて狙い目の枠です。
ベイカレント本選考の選考フロー
以下は、前年度の冬選考を実際に受けた方の体験記をもとにした選考フローです。ベイカレントの本選考は、応募方法によって選考フローが異なるため、一次情報として参考にしてください。
ステップ | 内容 | 形式・時間 |
|---|---|---|
1. 書類・ビデオ・Webテスト | ES+ビデオ提出+玉手箱(オンライン監視付き) | オンライン |
2. 1次面接 | 筆記試験(10分・2問)+リクルーターとの面接 | 本社・1対1・約1時間 |
3. 2次面接 | ケース面接(マネージャー職) | 本社・1対1・約1時間 |
4. 最終面接 | 人物面接30分+逆質問30分 | 本社・約1時間 |
5. 内々定 | — | — |
選考期間は1週間半〜2週間と非常に短い
特に重要なのが、ES提出から最終面接まで1週間半〜2週間以内で一気に進んだという点です。
つまりESを出した時点で、ケース面接まで含めた準備が終わっていないと間に合いません。「ESを出してから面接対策を始める」という進め方は、ベイカレントでは通用しない可能性が高いと考えてください。エントリー前に、CaseMatchで繰り返しケース面接の練習まで一通り済ませておくのが現実的な戦略です。
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インターン経由ルートとの違い
ベイカレントの新卒採用には、インターン経由と本選考の2ルートがあります。インターン経由はGD(グループディスカッション)が入るのに対し、本選考はGDがなく、代わりに筆記試験とケース面接が課されるという違いがあります。
選考時期の目安
28卒の具体的な選考日程は公式に公開されていませんが、27卒の本選考レポートでは選考時期が「12月中旬〜2月上旬」と報告されています。また通常選考は10月頃から動き始め、年内にはほぼ採用活動を終えるという指摘もあります。
つまりいまがエントリーのタイミングです。枠が埋まる前に動くほうが有利なので、志望度が高いなら早めにマイページ登録を済ませてください。
各選考ステップの実態と対策
書類・ビデオ提出・Webテスト
最初のステップは、ES・ビデオ提出・Webテストの3点です。
ESでは志望理由と再現性のある強みをつなげる
ESでは、なぜコンサルタントか、なぜベイカレントか、自分は何で貢献できるかを一本の線にしてください。企業への憧れと自分の強みが別々に書かれている文章は、面接で簡単に崩れます。
設問は3つ、それぞれ400字程度
選考体験記によると、ESの設問は以下の3つが中心です。
- 学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)/400字
- 自己PR/400字
- コンサルタントを志望する理由/400字
設問数が少ないぶん、1問あたりの密度が問われます。400字という制限の中で、課題・行動・結果・学びをすべて入れる必要があるため、書き始める前に要素を箇条書きで整理してから文章化するのが効率的です。
なぜコンサルタントなのかを顧客課題への関心から組み立てる
志望理由は「幅広い業界を見られる」「成長したい」という希望から始めず、解きたい顧客課題から組み立てます。経験した課題、そこから生まれた問題意識、コンサルタントとして関わりたい変化、ベイカレントで挑戦したい理由、という順に考えると筋が通ります。
学園祭で来場者の動線を改善した経験なら、「多数の関係者の意見を整理し、体験を変える面白さを知った。企業でも課題の特定から実行まで関わりたい」とつなげられます。そのうえで、若手から多様な産業・テーマに触れ、実践を通じて複数の専門性を築く環境に魅力を感じる、と具体化しましょう。
志望理由の核は、会社を褒めることではありません。顧客の変化に自分がどう関わりたいかを先に置き、その実現先として企業の特徴を重ねることです。
文章から社名を消しても他社に通じるなら、企業理解の接続が不足しています。公式の価値観、成長環境、職種の役割のうち一つを選び、自分の仕事観と重なる理由を添えましょう。
▼通過するESの書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています
学生時代の経験を課題設定から行動と成果まで具体化する
ガクチカは成果の派手さより、次の場面でも発揮できる行動を見せることが重要です。面接で事実確認される前提で、数字、期間、関係者、自分の役割を曖昧にしないでください。
項目 | 書く内容 | 弱くなりやすい書き方 |
|---|---|---|
課題 | 何が誰にとって問題だったか | 売上を上げたかった |
目標 | 数字、期限、達成基準 | 頑張って改善した |
行動 | 仮説、役割分担、実行内容 | 工夫した |
結果 | 変化と自分の貢献範囲 | 成功した |
学び | 次にも使える判断基準 | 成長できた |
「売上を20%上げた」と書くなら、施策前の数値、担当時間、他メンバーの役割、偶然の要因を聞かれても答えられるようにします。数字がない経験なら、参加人数や作業時間、アンケート回答数などを使い、変化を示してください。
CaseMatchのES対策を使えば、AIとの会話を通して経験や強みを整理し、企業ごとに伝わるESを作成できます。
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ビデオ提出の設問は、ESの深堀り形式です。ESと同じ内容を読み上げるのではなく、ESに書ききれなかった具体例を足すのが有効な突破法です。
Webテストは玉手箱で、オンライン監視付きでした。替え玉や参照ができない形式なので、実力で突破する前提で対策してください。受検環境(静かな部屋、安定した通信、カメラ)も事前に整えておく必要があります。
CaseMatchのWEBテスト対策では、本番形式のテスト問題を練習することができます。繰り返し練習して本番で高得点を目指しましょう。
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1次面接|筆記試験+リクルーター面接(本社・約1時間)
ベイカレントの本選考で最も特徴的なのがここです。面接の前に、別室で10分間・2問の筆記試験があります。
答案用紙を受付に渡して面接室へ案内され、待機します。その後リクルーターが入室し、自分が書いた答案を見ながら深掘り質問が始まるという流れです。
効果的な回答方法
お題に対して、賛成反対に完全に割り切る必要はありません。むしろ場合分けやケース別で立場を明確にするほうが、矛盾が生まれにくく答えやすくなります。一つの立場を貫くより、条件によって結論が変わることを構造的に示すほうが評価されやすいといえます。
自分史を聞かれる
面接では自分史についても問われる場合もあります。小学生から現在までの進路、ガクチカなどです。
これまでの選択や努力に自分の軸や考えを持っているかが評価のポイントとなります。
CaseMatchでは、これまでの経験をチャットや会話形式で整理できます。さらに、経験を深掘りする面接練習を通して、本番の面接に備えることができます。
▼経験をアピールする方法は、こちらの記事で詳しく解説しています
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2次面接|ケース面接(本社・約1時間)
2次面接はマネージャー職との1対1でのケース面接です。「ベイカレントの本選考にケース面接はない」という情報を見かけることもありますが、少なくとも前年度の冬選考では実施されています。
特徴的なのは、実際に面接官が業務で扱った事例に近い問題が出される点です。
進行の流れ
- 10分程度の思考時間が与えられる。紙に自由にメモをしてよい
- 自分が考えた施策を発表する
- 面接官がさらに深掘りしたい箇所を数個出してくる
- それに対して、より深い意見や修正した考えを5分くらいで考える
一度発表して終わりではなく、指摘を受けて考え直すフェーズが組み込まれているのがポイントです。最初の回答の完成度より、指摘をどう取り込んで修正できるかが見られていると考えられます。
▼実際にお題に挑戦してみましょう
▼ケース面接の解き方は、こちらの記事で詳しく解説しています
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評価されるのは「利害対立の構造化」
ケース面接では、売上向上をテーマにしたお題だけでなく、組織・人事・変革マネジメントなどをテーマにしたお題が出されることもあります。こうしたケースでは、売上を伸ばすための施策を考えるだけでなく、「誰の、どんな利害が、なぜ対立しているのか」を構造化する力が重要になります。
▼公共系のケース面接の解き方については、こちらで詳しく解説しています
最終面接|人物面接30分+逆質問30分(本社・約1時間)
最終面接は約1時間で、前半30分が面接官からの質問、後半30分が逆質問という構成です。個人差はありますが、逆質問の時間が多く設けられている場合もあるので、逆質問を有効に使えるように対策をしておきましょう。
▼評価される逆質問については、こちらで詳しく解説しています
ベイカレントの本選考で見られるポイント
本選考で示すべきなのは、主体性、変化を起こす力、成果への責任、誠実さです。ベイカレントは行動規範として「Initiative(主体的に考えて動く)」「Value(限られた時間で成果を出す)」「Integrity(誠実に行動する)」を掲げています。ESでも面接でも、何を頑張ったかだけでなく、何を課題と判断し、どう行動を変えたかを伝えましょう。(出典:企業理念 | 企業情報 | ベイカレント | Baycurrent)
主体性と変化を起こす意欲を自分の経験で示す
最初の一歩を自分から踏み出した経験を中心に選んでください。役職がなくても、ゼミの議論が止まった際に論点を整理した、アルバイトの引き継ぎを改善した、部活の参加率低下を調べて練習方法を変えた経験なら使えます。
評価されるのは、一人で成し遂げたことではありません。現状を問題だと捉えた理由、情報の集め方、打ち手を選んだ根拠、周囲との合意形成まで話せることです。公式採用サイトも、新しい潮流を生み出す高い志を持つ人を求めています。(出典:採用情報 | ベイカレント | Baycurrent)
主体性は、声が大きいことや一人で抱え込むことではありません。課題を自分事にし、必要な人を巻き込み、前へ進む判断をすることです。
面接官が確認したいのは、施策名そのものではなく、判断の再現性です。選択肢が複数あったなら、なぜ他案を選ばなかったのかも準備します。予算不足、人手不足、期限などの制約を先に認識し、最も影響の大きい原因から手を付けた流れを話せると、現実的に優先順位を付ける力が伝わります。
成果への執着と誠実さが伝わるエピソードを選ぶ
成果を語る際は、数字が大きい経験を無理に選ぶ必要はありません。目標未達の局面で何を見直し、どこまで責任を持ったかを説明できる経験の方が使いやすいです。限られた時間で成果を出すという規範に照らすと、努力の長さより、制約の中でどの仕事を優先したかが重要になります。
エピソードには、目標と現状の差、原因の分解、関係者への配慮、結果をそろえます。売上改善なら、売上額だけでなく、誰が何時間を担い、自分がどこを変えたかまで整理してください。数字がない経験も、参加人数、作業時間、アンケート数、ミス件数などを指標にできます。
誠実さは「真面目です」と言うことではありません。ミスを早く共有した、反対意見を受けて案を修正した、相手への確認を経て実行したという行動に表れます。チームの成果を自分だけの手柄にせず、自分の役割を正確に区切って話しましょう。
ベイカレントの本選考は職種と募集要項を確認してエントリーする

応募前に行うべきことは、卒業年度ごとの募集要項で職種、応募条件、処遇を確認することです。年度で募集職種や条件は変わります。2028年卒向けには、コンサルタント職、システムコンサルタント職、サイバーセキュリティ領域のシステムコンサルタント職、ビジネスサポート職が掲載されています。(出典:新卒募集要項2028 | 採用情報 | ベイカレント | Baycurrent)
募集職種ごとに応募条件と仕事内容を照らし合わせる
職種名の印象だけで応募先を決めると、ESの志望理由が浅くなります。自分が解きたい課題と、入社直後に期待される役割を結び付けてください。サイバーセキュリティ領域では関連する研究・学習・制作経験または基礎理解が応募条件として示されているため、関心だけでなく学んだ内容を具体化する必要があります。(出典:新卒募集要項2028 | 採用情報 | ベイカレント | Baycurrent)
職種 | 志望理由で結び付ける視点 | 整理する経験 |
|---|---|---|
コンサルタント職 | 顧客課題を構造化し変化を実現する意欲 | 課題解決、巻き込み、仮説検証 |
システムコンサルタント職 | 技術を事業課題の解決につなげる関心 | 開発、データ活用、改善活動 |
サイバーセキュリティ領域 | 安全性と事業継続を支える専門性への関心 | セキュリティ、AI、クラウド等の学習 |
ビジネスサポート職 | 組織運営を支え正確に成果を出す姿勢 | 調整、運用改善、正確性を要する経験 |
コンサルタント職を志望するなら、「成長できそうだから」では足りません。顧客の変化に責任を持つ仕事として捉え、自分が経験してきた課題解決とつなげることで、職種理解が伝わります。
キャリアサポート制度も志望理由の材料になる
ベイカレントは、資格取得補助制度、社外研修費用補助、英会話スクール費用補助、英語力アセスメント受験補助、キャリアカウンセリング制度を用意しています。
これらを志望理由に使う場合は、制度名を並べるのではなく、自分が身につけたい専門性と結び付けてください。「制度が充実しているから」では、他社でも通じる志望理由になってしまいます。

事実確認の質問で思考と行動を具体的に伝える
深掘りでは「なぜそう考えたのか」「他の方法は検討したか」「あなた自身の役割は何か」「数字の根拠は何か」と聞かれます。抽象語を増やさず、当時の事実へ戻ることが重要です。
回答に詰まったら、質問への結論、当時の状況と制約、自分が選んだ行動と理由、結果と次の改善、の順で立て直せます。「主体性を発揮しました」ではなく、「会議で意見が割れたため、15人に事前アンケートを取り、論点を三つに絞って提案した」と答えましょう。
ベイカレント向けのAI面接を利用した人は、2026年10月5日時点で934セッション、857人です。練習回数帯が多いほど評価基準の達成率が高い傾向があり、回答を声に出して検証する準備が行われています。深掘りへの対応を実践で確かめる価値はあります。
練習回数帯 | 評価基準の達成率 | 平均ターン数 |
|---|---|---|
1回目 | 34.4% | 10.4 |
2〜3回目 | 37.6% | 10.6 |
4〜9回目 | 40.3% | 11.1 |
10回以上 | 44.8% | 12.1 |
CaseMatchなら、回答後にスコアと改善点が示されるため、結論が遅い、具体例が不足しているといった癖を確認できます。異なる質問で深掘りへの反応を試し、根拠を補強してください。
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逆質問は事業理解と入社後の貢献意欲を示す場にする
逆質問では、採用サイトの情報をそのまま尋ねるより、調べた内容を踏まえて関心を深める質問を選びます。「ワンプール制の環境で、若手が専門性をつくるために意識すべき経験は何ですか」「早く信頼を得る人の共通点は何ですか」と聞けば、入社後を見据えた姿勢が伝わります。
待遇だけで終わる質問、答えが公開されている質問、数を稼ぐ質問は避けましょう。面接中に聞いた内容から一つ掘り下げられる余地を残すと、会話として自然になります。答えを受け、「私は○○の経験を生かしたい」と短く返せれば最後の自己PRにもなります。
併願先は目指す仕事の共通点で選ぶ
併願先は知名度ではなく、自分が実現したい仕事との共通点で選びましょう。応募先を広げるだけでは、企業ごとの志望理由が薄くなります。
ベイカレントは併願状況を詳しく聞かれる
選考体験記で繰り返し指摘されているのが、ベイカレントの面接では併願状況が詳しく問われるという点です。どのファームを、どんな基準で併願しているかまで深掘りされます。
ここで評価されるのは「ベイカレント一本です」と答えることではありません。自分なりの基準で企業を選んでいるかどうかです。「総合系を中心に、戦略から実行まで関われるファームを見ています」のように、軸を言葉にできる状態をつくってください。
IT・デジタル領域を志望する場合は、各社の分野の違いを理解しているかも問われます。社名を並べるだけでなく、「A社はこの領域が強く、ベイカレントはこういう関わり方ができる」と差を説明できるようにしておきましょう。
総合コンサルティングファームを比較する軸
比較の軸は、扱うテーマ、技術との距離、若手の任され方、組織の仕組み、働き方の五つで十分です。「事業課題から実行まで関わりたい」「技術を使った変革に関心がある」といった優先順位を先に決めてください。
経験は共通していても、接続先は変えます。ベイカレントでは主体性や変化を起こす姿勢に接続し、他社では専門領域や顧客層に接続する、と整理すれば志望理由がぶれません。
▼他のファームとの比較については、こちらの記事で詳しく解説しています
OB・OG訪問は個人経由で無理に進めない
ベイカレントのOB・OG訪問は、知人をたどって個別訪問を強行するより、公式の採用窓口を使うのが適切です。公式募集要項では個人的なOB・OG訪問は原則実施せず、希望者は採用窓口へ連絡するよう案内されています。
ベイカレントの公式方針と採用窓口への確認方法
外部のOB・OG訪問マッチングサービスを通じた社員の利用も、公式方針では禁止されています。また、OB・OG訪問の有無は採用選考に影響しないと明記されています。訪問の機会がないことを不利だと捉える必要はありません。(出典:新卒募集要項2028 | 採用情報 | ベイカレント | Baycurrent)
質問がある場合は、募集要項に記載された採用窓口を確認し、公開情報を重ねて尋ねないようにします。氏名、学校名、卒業予定年、質問内容を簡潔に書き、応募職種の判断に必要な点へ絞りましょう。
訪問の代わりに採用情報と社員発信から企業理解を深める
企業理解は、公式の募集要項、採用メッセージ、成長環境の説明を読み、自分の経験との接点をつくることで深められます。ワンプール制や若手の成長機会を読んだら、自分は何を身につけたいのかを自分の言葉で答えられるようにしてください。
情報を集めるだけで終わらせず、志望理由の一文に落とします。面接では知識量より、得た情報を自分の仕事観へどうつなげたかが問われます。
まとめ|28卒がいまやるべきこと
ベイカレントの28卒本選考は、現在エントリーを受付中です。27卒の実績では選考時期が12月中旬〜2月上旬で、年内にはほぼ採用活動を終えるとも言われています。いまが動き出すタイミングです。
そして最も重要なのが、ES提出から最終面接まで1週間半〜2週間で一気に進むという点です。エントリーしてから対策を始めても間に合いません。以下をエントリー前に終えてください。
- 4職種から志望先を決める:コンサルタント職600万円、システムコンサルタント職500万円、サイバーセキュリティ領域600万円、ビジネスサポート職。年収も求められる経験も職種で変わります
- ESの3設問とビデオの材料を揃える:ガクチカ・自己PR・志望理由が各400字程度。ビデオはESと似た問いなので、ESに書けなかった具体例を足す形で準備します
- 玉手箱の対策を進める:オンライン監視付きのため、実力で突破する前提で臨む必要があります
- 自分史を言語化する:1次面接では自分史の深堀り質問があります。「何を根拠にその選択をしたか」を節目ごとに整理しておきましょう
- 時事問題に自分の意見を持つ:1次面接の冒頭に10分2問の筆記試験があります。賛成反対を割り切らず、場合分けで立場を示す練習をしておくと対応できます
- ケース面接を練習する:2次はケース面接です。売上向上系だけでなく、組織改革や利害対立の構造化を扱うお題にも触れておいてください
ベイカレントの本選考では、主体性や成果への責任を具体的な事実で示すことが鍵です。募集要項を確認し、ESの軸をつくり、筆記試験・ケース面接・逆質問まで含めて逆算して準備すれば、選考全体を通して一貫した自分を示せます。
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著者
畑中 翼
Senior Managerフジクラで研究開発・新規事業開発に従事した後、アクセンチュア、デロイト、イグニション・ポイント、ADLでコンサルティングを経験。現在はSenior Managerとして転職支援を担当。製造業・R&D領域に強みを持ち、QUNIE Award 2024優秀個人賞、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
監修者
小野 孝之
CaseMatch株式会社 CSO早稲田大学大学院卒業後、デロイト トーマツ コンサルティングを経て、アクセンチュアにてマネージャーを務める。現在はCaseMatchのCSO兼エージェントHeadとしてハイクラス層の転職を支援。エージェントとしては、ビズリーチSランク、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
面接練習で、選考を有利に進めよう。
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