この面接は、アクセンチュアのケース面接をもとにした過去問で、耐久消費財の売上向上をテーマにしています。アクセンチュアは戦略の立案からテクノロジーを使った実装・運用までを一社で担うファームで、構想だけでなくそれを形にするスピードと実行力を強く求めます。だからこのケースでも、正解そのものよりも前提の置き方と分解の切り口が見られやすい面接です。以下は、この面接に向かうあなたが今なにを意識すべきかを掴むためのメモとして読んでください。
押さえておきたい業界の動き
- 主要な耐久消費財の平均使用年数は伸び続け、過去最長の水準にある
- 原材料高と物価高で製品価格が上がり、買い替えの間隔が長くなっている
- 通信機能やソフトウェア更新によって、買ったあとも価値が変わる製品が増えている
- 国内の世帯数・人口の伸びが限られ、台数の増加だけには頼りにくくなっている
この問いが測ろうとしている力
- 前提が曖昧な状態で、自分から論点とスコープを決められるか
- 売上の構造を分解し、どこに伸ばす余地があるかを特定できるか
- 複数の打ち手を出したうえで、評価軸を置いて絞り込めるか
- 提案が実行できる現実感を伴っているか
この会社の評価の傾向
- 前提の置き方:情報が足りない中で、置いた前提を筋よく示せているか
- 分解の切り口:どの軸で切ったのか、その選択に理由があるか
- 論理の一貫性:結論と根拠が一本の筋で通っているか
- 結論ファースト:簡潔に、構造をつくって話せているか
本番の面接の進み方
- 一次はケース面接と人物面接がセットで、それぞれ20分台の短い枠で区切られる
- 人物面接ではなぜコンサルか、なかでもなぜアクセンチュアかを個別に問われる
- 職務経歴や学生時代の経験の深掘りと、逆質問が中心になる
- 短い枠で区切られるため、前置きの長い説明は本題に入る前に時間が尽きる
- 置いた前提を、決めつけではなく明示してから進めているか
- 結論から先に、要点を絞って話せているか
- 分解したあとに、どこを攻めるかを自分で選び切れているか
- 打ち手を並べるだけでなく、優先順位とその理由を言えているか
- 指摘を受けたときに、迎合も防衛もせず論理で応じられているか