この面接は、KPMGコンサルティングのケース面接をもとにした過去問で、メーカーの新規参入をテーマにしています。KPMGコンサルティングのケースは戦略ファームと比べて実務やオペレーション寄りの出題が多く、打ち手を出したあとに、それを現場にどう定着させるか、実装の段階で何が障壁になるかまで踏み込めているかが見られやすい面接です。以下は、この面接に向かうあなたが今なにを意識すべきかを掴むためのメモとして読んでください。
押さえておきたい業界の動き
- サプライチェーンは調達や物流の仕組みではなく、変化に応じて動き方を変えられる経営基盤として捉えられ始めている
- 脱炭素や循環型経済への対応は社会的責任にとどまらず、事業継続の条件になりつつある
- 欧州の炭素国境調整メカニズムのように、環境規制が実質的な貿易障壁として働き始めている
- 生成AIや自動化が実証段階を越え、生産や物流の現場で稼働し始めている
この問いが測ろうとしている力
- 参入する市場の魅力度と、自社が勝てる理由を分けて論じられるか
- 参入障壁と競合の反応を、構造的に洗い出せるか
- 打ち手を、実装と定着まで具体化できるか
- 撤退や見直しの条件まで視野に入れられるか
この会社の評価の傾向
- 思考のスピードと深さ:限られた時間で、どこまで掘れるか
- 切り口の理由:なぜその分解なのか、他の切り口は何かを説明できるか
- 実装への目配り:現場に落ちるところまで考えているか
- 積極性と人柄:論理だけでなく、自分から場を動かす姿勢があるか
本番の面接の進み方
- オンラインでのケース面接に加え、少人数のグループで課題解決に取り組むジョブ型の選考がある
- 個人面接は複数回あり、論理性だけでなく積極性や人柄も評価に入る
- グループワークでは、他社よりも自分から動いて場に貢献することが求められる
- ケースは戦略ファームより実務寄りで、フェルミ推定を軸にした出題が中心になる
- 市場の魅力度と自社の勝ち筋を、混ぜずに整理できているか
- 結論から先に、要点を絞って話せているか
- なぜその切り口を選んだのかを言えているか
- 打ち手を、誰が何をどう回すのかまで具体化できているか
- 深掘りされたときに、その場で考えを積み増せているか