
コンサル
2026/06/12
KPMGインターン選考完全ガイド|ES・面接対策・倍率を解説
Big4の一角として知られるKPMGコンサルティングのインターンに参加したいけれど、選考が何段階もあって何から手をつければいいのか分からない――そんな不安を抱えている就活生は多いのではないでしょうか。この記事では、KPMGコンサルティングのインターン選考フローからES・Webテスト・ケース面接・GDの具体的な対策、さらに倍率や早期選考ルートの実態まで、合格に必要な情報をまとめています。
KPMGコンサルティングとは?|企業概要と特徴
KPMGコンサルティングの基本情報(設立・従業員数・資本金)
KPMGコンサルティングは、2014年にKPMGマネジメントコンサルティングとKPMGビジネスアドバイザリーが統合して誕生した総合コンサルティングファームです。本社は東京都千代田区大手町に構え、資本金は6,000万円、従業員数は約1,500名を超える規模にまで成長しています(就活会議)。世界150ヶ国以上に約27万人のプロフェッショナルを擁するKPMGグローバルネットワークの一員として、経営戦略からDX推進、リスクコンサルティングまで幅広いサービスを提供しています。
Big4における立ち位置と強み(グローバルネットワーク・若手活躍の社風)
コンサルティング業界でBig4と呼ばれるのは、デロイト・PwC・EY・KPMGの4社です。その中でKPMGコンサルティングが持つ特徴は、設立が2014年と比較的新しく、若手にも裁量が大きい社風にあります。公式採用サイトでも、新卒1年目からプロアクティブに業務を推進することが求められると明記されており、若いうちから経営者視点でクライアントの課題に向き合える環境が整っています(KPMGコンサルティング採用サイト)。
もう一つの強みはグローバル対応力です。世界150ヶ国以上のメンバーファームと連携しているため、海外に子会社を持つグローバル企業の支援案件が豊富で、国境を超えたプロジェクトチームを組むことも珍しくありません。国内の他Big4と比べると社員数がやや少ないぶん、少数精鋭で密度の濃い案件経験を積める点がKPMGの魅力として挙げられることが多いです。
▼Big4各社の特徴と選考対策についてはこちらの記事から
KPMGコンサルティングの年収・待遇
新卒入社時の年収は500〜600万円前後で、Big4としてはほぼ標準的な水準です。昇進スピードが速い人は30代前半で年収1,000万円を超えるケースもあります。在宅勤務やフレックスタイム制が導入されており、在宅手当やPC補助も支給されます。資格取得支援制度も充実していて、公認会計士やUSCPAなどの取得を目指す社員への費用補助や社内講座が用意されている点も見逃せません。
▼Big4各社の年収比較についてはこちらの記事から
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KPMGコンサルティング インターンの概要|日程・内容・参加メリット
インターンの開催時期・期間・形式(5日間・オンライン)
KPMGコンサルティングのサマーインターンは例年夏季(7〜9月)に5日間で開催されています。2026年のKPMGグループ全体のインターン募集は6月締切で始まっており、KPMGコンサルティングも同様のスケジュール感で進むとみられます(KPMGジャパン)。各回の参加人数は約30名と少人数で、複数タームに分けて実施されます。会場は東京本社の大手町オフィスが基本で、日当や交通費の支給があり、首都圏外からの参加者には宿泊費も相談可能です。
インターンの内容(ケーススタディ・新規事業立案ワーク)
インターンの中核は、実在する企業の経営課題をテーマにしたケーススタディです。初日に基礎研修で論理思考や仮説思考のスキルセットを学んだあと、少人数のグループに分かれて5日間にわたるケースワークに取り組みます。テーマは新規事業立案や業務改革の提案などが多く、事業責任者へのヒアリング機会も設けられているため、単なる机上の分析ではなく実行可能性を意識した提案が求められます(unistyle)。
最終日にはパートナー陣へのプレゼンテーションがあり、厳しいフィードバックが飛んできます。インターン参加者の声として、想像以上に実践的で短期間ながら成長実感がすごいという感想や、正解を出す仕事ではなく現実的に動くところまで考えることが大事だという言葉が印象的だったといった声が多く聞かれます。ワーク中は第一線で活躍するコンサルタントがメンターとしてサポートにつくので、プロの視点からのアドバイスを直接受けられる点も大きな魅力です。
インターン参加のメリット(早期選考・本選考優遍ルート)
KPMGインターンに参加する最大のメリットは、インターン経由の早期選考ルートが存在することです。インターン中に高い評価を得た学生には、通常の本選考とは別の特別ルートとして早期選考への案内が届きます。早期選考ではESやWebテストが免除され、面接1〜2回と最終面接で内定に至るケースもあり、通常選考よりも大幅にステップが短縮されます。
ただし、インターンに参加すれば自動的に優遍されるわけではありません。ワーク中のパフォーマンスが評価対象になっているため、5日間を通じて積極的に価値を出し続ける姿勢が欠かせません。特に最終日のプレゼンテーションが評価の大部分を占めるといわれており、そこで存在感を示すことが重要です。また、インターン中に得られる社員との交流や業界理解は、たとえ早期選考に進まなかった場合でも本選考や他ファームの選考で大きなアドバンテージになります。
KPMGインターンの選考フロー|各ステップを徹底解説
KPMGコンサルティングのインターン選考は、以下のステップで進みます。
- ES(エントリーシート)
- Webテスト(玉手箱)
- オンラインケース面接
- グループディスカッション(GD)
- インターン参加
各ステップで求められる対策を細かく解説します。

ES(エントリーシート)の設問と書き方のコツ
KPMGコンサルティングのESでは、例年以下の3問が出題されています。
主な設問
- 設問①:コンサルティング業界を志望する理由(400字)
- 設問②:KPMGコンサルティングを志望する理由(400字)
- 設問③:自己PR・学生時代に力を入れたこと(400字)
ESを通過させるための3つのポイント
① 「なぜコンサル」と「なぜKPMG」を明確に分ける
設問①と②は似ていますが、求められている内容が異なります。設問①では「なぜコンサル業界なのか」を言語化し、設問②では「なぜKPMGなのか」を具体的に書きましょう。KPMG固有の特徴(若手裁量・グローバル案件・「学びの採用」の姿勢など)を織り込むと、他社との差別化ができます。
② 結論ファーストで構成する
400字という限られた字数の中で、「結論→背景・理由→具体例→再度結論」のPREP型で書くのが基本です。特にコンサルファームのESでは論理的な文章構成力がそのまま評価対象になるため、曖昧な表現や長すぎる前置きは避けましょう。
ESでは「なぜコンサル」と「なぜKPMG」を明確に分けて書くことが重要です。KPMG固有の特徴を具体的に織り込むことで、他社との差別化ができます。
③ エピソードに具体性を持たせる
自己PRでは「何を、どうやって、どんな結果を出したか」を数字を交えて記載します。コンサルで求められる「課題発見→仮説→実行→検証」のサイクルをエピソードの中で再現できていると、評価が高まります。
Webテスト(玉手箱 / GMAP)の形式と対策法
ES通過後に受験するWebテストは、主に玉手箱(GAB形式)が採用されています。計数・言語・英語・性格適性検査の4セクションで構成され、制限時間が非常に短いのが特徴です。計数セクションでは図表の読み取り問題が中心で、35分で29問と、1問あたり約1分のペースが求められます。
ボーダーライン(通過基準)は約7割とされており、コンサル業界の中では標準的な水準です。対策としては、以下の3点を意識しましょう。
- 時間配分の練習:玉手箱は時間切れで不合格になるケースが多いため、本番までに3〜5回は模擬試験を解いてペース感覚をつかみましょう
- 図表読み取りのスピードUP:計数セクションでは表やグラフの読み取りが勝負を分けます。「どの数字を比較するか」を素早く判断する訓練を重ねましょう
- 英語セクションも手を抜かない:KPMGはグローバル案件が多いため、英語セクションのスコアも評価に影響する可能性があります
▼玉手箱の時間配分についてはこちらの記事から
オンラインケース面接の出題傾向と攻略法
KPMGのケース面接は、他のコンサルファームとはやや異なる独自の形式をとっています。一般的なフェルミ推定型やビジネスケース型ではなく、KPMGが実際に発行したレポートを読み解き、それをもとに課題分析・解決策を提案する形式です。
ケース面接の流れ
- レポート読解:KPMGが発行した業界分析レポートを制限時間内に読み込みます
- 選択問題:レポートの内容に基づいた読解問題に回答します
- 企業選定:レポートに登場する複数の企業から、1社を選んで課題を特定します
- 課題分析・解決策立案:選んだ企業の課題に対して解決策を立案します
- プレゼンテーション:面接官に対して分析結果と提案を発表します
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攻略のポイント
① レポート読解力が鍵
この形式で最も重要なのは、限られた時間でレポートの要点を正確に把握する力です。読みながら「この業界の構造的課題は何か」「各企業のポジションの違いは何か」を意識してメモを取る練習をしておきましょう。
② 「なぜその企業を選んだのか」の論拠を明確に
企業選定のパートでは、単に「興味があるから」ではなく、「この企業には○○という構造的課題があり、コンサルティングの介在価値が大きい」という論理的な理由を示す必要があります。
③ 解決策は実行可能性を意識する
提案の際には、抜象的な方向性だけでなく「誰が、いつまでに、どうやって実行するか」まで落とし込んだ提案が高評価を得ます。KPMGのインターンでも実行可能性が重視されているため、面接でも同様の観点が問われています。
KPMGのケース面接は他社と形式が異なるため、通常のケース対策だけでは不十分です。ビジネスレポートの読解練習や、構造化した提案をまとめるトレーニングが必要です。日頃からビジネスレポートを読んで要約する練習や、構造化した提案を時間内にまとめるトレーニングが有効です。
インプットだけでなくアウトプットの機会を意識的に増やすことも重要です。CaseMatchでは、AI面接官を相手にケース面接を実践形式で繰り返し練習できます。時間や場所を選ばず、1回15分程度で本番に近い実戦経験を積めるため、書籍でのインプットと組み合わせて活用する就活生が増えています。まずは1問解いてみるだけでも、自分の現在地が見えてくるはずです。
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▼ケース面接のフレームワークについてはこちらの記事から
グループディスカッション(GD)のテーマと進め方
GDはケース面接通過後に実施され、通常4〜6名のグループで行われます。時間は30〜45分程度で、最後にグループとしての結論を発表します。
過去のGDテーマ例
- カラオケ業界の売上向上施策
- 生成AIを活用した新規事業提案
- 特定業界の売上向上戦略
テーマはいずれもビジネス課題型で、正解が一つではなく論理的に組み立てた提案の質が問われます。
GDで評価される3つの要素
- 論理的思考力:議論を構造化し、因果関係を明確にしながら発言できているか
- 協調性:他のメンバーの意見を引き出し、建設的に議論を前に進められているか
- リーダーシップ:議論が停滞したときに方向性を示したり、時間管理を意識して動けているか
コンサルファームのGDでは「クラッシャー」よりも「ファシリテーター」型の立ち回りが評価される傾向があります。自分の意見を通すだけでなく、チーム全体のアウトプットの質を高める動きを意識しましょう。
▼GDの進め方についてはこちらの記事から
KPMGインターンの倍率・難易度|通過するためのポイント
推定倍率と参加者の学歴層
KPMGコンサルティングのインターン倍率は公式には非公開ですが、各種情報から推定約10倍と考えられています。本選考の倍率はさらに高く、約20倍前後と見積もられます。
参加者の学歴層は東大・京大・早慶を中心に、MARCHレベル以上が大半を占めます。男女比はほぼ半々で、文理の偶りも少ないのが特徴です。ただし、学歴だけで合否が決まるわけではなく、ESやケース面接でのパフォーマンスが決定的に重要です。
学歴だけで合否が決まるわけではなく、ESやケース面接でのパフォーマンスが決定的に重要です。早めの対策開始が合否を分けます。
▼Big4各社の難易度比較についてはこちらの記事から
選考で見られている評価ポイント
KPMGコンサルティングが掲げる「学びの採用」というコンセプトからわかるように、選考自体が学びの機会として設計されています。その中で特に見られているのは次の3つの評価軸です。
- 思考の深さ:表面的な回答ではなく、「なぜそうなるのか」を探求し続ける姿勢
- コミュニケーション力:複雑な内容をわかりやすく伝え、相手の意見も引き出せる力
- 学びの姿勢:フィードバックを素直に受け止め、選考の過程で成長できるか
通過者に共通する特徴と準備のコツ
過去のインターン通過者の傾向を分析すると、以下の共通点が浮かび上がります。
- 早期からケース面接対策を始めている:KPMGのケース面接は独自形式のため、一般的なケース対策に加えてビジネスレポートの読解練習も並行している
- 「なぜKPMGか」を自分の言葉で語れる:ESでも面接でも、KPMG固有の魅力を具体的に語れる学生が通過している
- GDでチームの議論を前に進められる:自分の意見を通すだけでなく、チーム全体のアウトプットを高める動きができている
準備のコツとしては、選考開始の2〜3ヶ月前からケース面接の練習を始めることをおすすめします。特にKPMGのレポート読解型ケースは独特なので、早めに形式に慣れておくことが重要です。独学でケース面接対策を進めていると、自分の回答レベルが分からず成長が止まってしまうケースは少なくありません。CaseMatchでは、他のユーザーの回答や高評価の解答例を閲覧できるため、自分の立ち位置を客観的に確認しながら対策を進められます。独学で感覚が掴めないと感じている人ほど、こうした比較の機会を持つことで成長のきっかけが見つかりやすくなります。
▼ケース面接の練習方法についてはこちらの記事から
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KPMGコンサルティングが求める人物像
公式が掲げる3つの素養
KPMGコンサルティングの採用サイトでは、求める人物像として以下の3つの素養が掲げられています(KPMGコンサルティング採用サイト)。
- 信頼関係構築と課題解決:クライアントとの信頼関係を構築しながら、本質的な課題を見極めて解決に導く力
- 新しい企画提案と協働:既存の枠組みにとらわれず、新しいアイデアを提案し、多様なメンバーと協働して実行する力
- 論理思考・タフネス・好奇心:論理的に考え抜く力、困難な状況でも粘り強く取り組むタフネス、そして未知の領域に飛び込む知的好奇心
面接・GDで評価されるポイントとの関連
これら3つの素養は、実際の選考の各ステップでも具体的に問われています。
- ESの「なぜKPMGか」では、信頼関係構築と協働の価値観への共感が問われる
- ケース面接では、論理思考と好奇心がレポート読解・課題分析の過程で直接評価される
- GDでは、協働力とタフネスが議論の進め方や難局での立ち回りで見られている
つまり、KPMGの選考対策とは、この3つの素養を各ステップでいかに体現できるかに集約されます。選考対策を進める際は、常にこの3つを意識しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
インターンに参加しないと内定は難しい?
インターンに参加しなくても、本選考経由で内定を得ることは可能です。ただし、インターン参加者には早期選考ルートが用意されており、ESやWebテスト免除などの優遍があるため、参加したほうが内定までのハードルは低くなるのは事実です。コンサル業界を志望するなら、インターンには積極的に応募することをおすすめします。
他のBig4(PwC・デロイト・EY)との併願は可能?
もちろん可能です。むしろ併願は当たり前で、多くの学生が複数のBig4ファームを同時に受けています。ただし、各社のESで「なぜこの会社か」を具体的に書き分ける必要があるため、各社の特徴をしっかり調べたうえで併願しましょう。選考スケジュールの重複にも注意が必要です。
▼他Big4のインターン情報はこちらから
文系でも参加できる?
文系でも全く問題ありません。KPMGコンサルティングのインターン参加者は文理比がほぼ半々であり、応募資格に学部の指定はありません。コンサルティングの仕事では論理的思考力やコミュニケーション力が重視されるため、専攻よりもポテンシャルが見られています。
まとめ|KPMGインターン選考を突破してコンサルキャリアの第一歩を
選考対策の全体スケジュール
KPMGインターン選考を突破するための理想的な準備スケジュールをまとめます
- 4月~:業界研究・KPMGの企業研究を開始。公式サイトや採用イベントをチェック
- 4月〜5月:ESの下書き作成。「なぜコンサル」「なぜKPMG」を言語化
- 5月:Webテスト(玉手箱)の模擬試験を3〜5回実施
- 5月〜6月:ケース面接対策を本格化。ビジネスレポートの読解練習も並行
- 6月:ES提出・エントリー完了
- 7月〜:Webテスト・ケース面接・GDを順次突破
CaseMatchで実践的なケース面接対策を始めよう
KPMGのケース面接は独自形式のため、一般的なケース対策だけでは不十分です。日頃から論理的思考力を磨き、フレームワークを使いこなす練習を重ねることが合格への近道です。
ケース面接対策は練習して終わりになってしまいがちですが、本来は選考突破につなげることが目的です。そのため、評価される形でアウトプットを積むことが重要になります。CaseMatchでは練習結果がスカウトや選考優遇に繋がる仕組みがあり、対策と選考機会を同時に得ることができます。効率よく内定につなげたい人は、こうした仕組みを活用してみてください。

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CaseMatch編集部は、就活・転職における面接対策やキャリア選択に役立つ情報を発信する編集チームです。AI面接練習サービス「CaseMatch」の運営で得た知見や、企業選考・ケース面接・自己分析に関する実践的なノウハウをもとに、候補者が納得感を持って選考に臨めるコンテンツをお届けします。
面接練習で、選考を有利に進めよう。
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