
職務経歴書
2026/07/29
職務経歴書のテンプレートは、迷ったら直近の仕事から書く「逆編年体式」を選びましょう。このページでは、逆編年体式・編年体式・キャリア式の3種類を、コピーして使えるテキストで掲載しています。まずひな形をWordなどに貼り付け、自分の会社名・在籍期間・担当業務に置き換えれば、下書きを始められます。
この記事にWord・Excelのダウンロードファイルはありません。以下は編集用の原稿として使うテンプレートです。営業・事務・IT職の記入例と、スマホでの作成方法、PDFで提出するまでの手順もまとめました。書き方を最初から読み込むより、ひな形を一つ選んで埋めながら必要な箇所を確認する使い方がおすすめです。
直近の経験を見せたい人は逆編年体式、入社から現在までの成長を見せたい人は編年体式、複数社で培った専門性をまとめたい人はキャリア式を使ってください。形式の違いは主に職務経歴の並べ方で、記載する事実は変えません。
テンプレート | 職務経歴の並べ方 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
逆編年体式 | 新しい勤務先・仕事から記載 | 同職種への転職、直近の経験が応募先に近い人 |
編年体式 | 古い勤務先・仕事から記載 | 一社での担当変更や昇進の流れを伝えたい人 |
キャリア式 | 業務・専門領域ごとに記載 | 複数社の共通経験をまとめたい人、職種経験が複数ある人 |
以下の引用枠の中を選択してコピーし、WordやGoogleドキュメントに貼り付けます。「[ ]」は自分の情報に置き換え、不要な行は削除してください。在籍企業が複数ある場合は会社のブロックを複製し、同じ会社で異動した場合はその会社の中に部署・期間を追加します。見た目の装飾は最後に整えれば十分です。
直近の経験を最初に読んでもらうための、汎用的なひな形です。同じ職種で転職するなら、まずこの形式で下書きを作ってください。現在の仕事を詳しく記載し、古い仕事は応募先に関係する内容を中心にまとめます。一社しか経験していない人もそのまま使えます。
職務経歴書
[20XX年XX月XX日]現在
氏名 [氏名]
■職務要約
[業界・職種]として[年数]年間、[主な業務]を担当してきました。直近では[担当領域・役割]に従事し、[工夫・実績]に取り組みました。[応募先で活かせる経験・スキル]を強みとしています。
■職務経歴
[20XX年XX月]~現在 [直近の会社名]
事業内容 [事業内容]/従業員数 [人数・確認できる場合]
雇用形態 [正社員・契約社員など]
所属・役職 [部署名・役職]
【担当業務】
・[誰に対し、何を担当したか]
・[担当件数・扱った商材・使用ツールなど]
【実績・工夫】
・[課題]に対して[自分の行動]を行い、[結果]につなげました。
[20XX年XX月]~[20XX年XX月] [以前の会社名]
事業内容 [事業内容]/雇用形態 [雇用形態]
所属・役職 [部署名・役職]
【担当業務・実績】
・[応募先に関連する業務・成果を簡潔に記載]
■活かせる知識・スキル
・[スキル名] [実務で使用した場面・対応できる範囲]
・[スキル名] [実務で使用した場面・対応できる範囲]
■資格
・[資格名] [取得年月]
■自己PR
私の強みは[強み]です。[状況・課題]に対して[具体的な行動]を行い、[成果・変化]につなげました。この経験を活かし、[応募先の業務]に貢献したいと考えています。
以上
職務要約は3〜5行、自己PRは一つの強みについて一段落を目安にすると、下書きがまとまりやすくなります。最初から指定の行数に押し込む必要はありません。先に内容を書き、重複した説明を削って整えましょう。資格がない場合は資格欄を削り、実務で使えるスキルを具体的に書けば構成を保てます。
直近の会社の中でも、現在の担当業務から見せたいなら部署・役割も新しい順に並べます。会社だけ逆編年体で、社内の担当履歴は古い順にする方法もありますが、期間と見出しを明確にして読み手が順番を理解できるようにしてください。
一社の中で仕事の範囲が広がった人は、編年体式でその流れを見せると伝わりやすくなります。最初はアシスタントとして入社し、その後に主担当、リーダーへと進んだ場合などに向いています。現在の強みは職務要約に置き、本文で成長の過程を示しましょう。
職務経歴書
[20XX年XX月XX日]現在
氏名 [氏名]
■職務要約
[会社・業界]で[年数]年間、[職種]として経験を積んできました。[初期の業務]から[現在の業務・役割]へ担当範囲を広げ、現在は[強みを示す業務]を担当しています。
■職務経歴
[20XX年XX月]~[20XX年XX月] [最初の会社名]
事業内容 [事業内容]/雇用形態 [雇用形態]
・[所属部署・役職]
・[担当業務と身につけたスキル]
・[工夫・成果]
[20XX年XX月]~現在 [現在の会社名]
事業内容 [事業内容]/雇用形態 [雇用形態]
[20XX年XX月]~[20XX年XX月] [部署・役割]
・[担当業務・実績]
[20XX年XX月]~現在 [部署・役割]
・[現在の担当範囲・チーム規模]
・[現在の実績・改善内容]
■活かせる知識・スキル
・[応募先で使えるスキルと対応できる範囲]
■資格
・[資格名・取得年月]
■自己PR
[強み]を活かし、[具体的な取り組み]を行ってきました。[過去の経験]で培った[能力]を、[応募先の業務]でも活かしたいと考えています。
以上
同じ会社での異動は、新しい会社に入ったように分けず、一つの会社ブロック内で所属期間を示します。役職だけを並べるより、「担当顧客を持つようになった」「新人への指導を任された」など、責任の変化まで書くと成長が伝わります。古い補助業務を長く書きすぎず、現在の主担当業務に紙面を残すことが大切です。
複数の会社で同じ専門分野を経験した人は、キャリア式で関連する実績をまとめられます。先に勤務先と在籍期間の一覧を置き、その後に業務別の経験を書いてください。転職回数を隠すためではなく、会社をまたいで積み上げた経験を読みやすくするために使います。
職務経歴書
[20XX年XX月XX日]現在
氏名 [氏名]
■職務要約
[業界・職種]で合計[年数]年間、[共通する業務領域]を経験してきました。特に[専門性]と[応募先に関連する経験]を強みとしています。
■職歴一覧
[20XX年XX月]~現在 [会社名・部署・雇用形態]
[20XX年XX月]~[20XX年XX月] [会社名・部署・雇用形態]
■業務領域別の経験
【[領域1 例 法人営業]】
経験した勤務先・期間 [会社名・期間]
・[担当顧客・商材・業務範囲]
・[実績と自分が担当した役割]
【[領域2 例 業務改善]】
経験した勤務先・期間 [会社名・期間]
・[改善前の課題・自分が行った施策]
・[結果・定着させるための工夫]
■活かせる知識・スキル/資格
・[スキルと実務で使える範囲]
・[資格名・取得年月]
■自己PR
複数の職場で[共通する強み]を発揮してきました。[具体的な事例]では[行動]を行い、[成果]につなげました。[応募先の業務]でもこの経験を活かします。
以上
業務領域は応募先との関連が強いものから2〜3個に絞ると整理しやすくなります。「営業」「事務」「接客」「企画」と経験を全部見出しにすると、一番伝えたい強みが薄まります。また、実績の行には勤務先や期間を添え、どの仕事で得た経験なのかを確認できるようにしましょう。
形式を選んでも職歴の配置に迷う場合は、見せたい経験と時系列の両方を整理する方法を確認すると、書き直しを減らせます。
空欄に入れる経験が思いつかないときは、先に普段の仕事を言葉にするほうが進めやすくなります。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーに仕事内容を話し、職務経歴書に使う経験や強みを整理してみましょう。

作成用にはWordなどの文書編集ソフト、提出用には応募先が指定したファイル形式を使います。編集する形式と提出する形式を分けると、修正のしやすさとレイアウトの安定性を両立できます。指定がなければ、Wordで原稿を作り、PDFにして見た目を確認する方法がおすすめです。
形式・環境 | このページのひな形の使い方 | 気をつけること |
|---|---|---|
Word | 引用枠の文章を貼り付け、見出しと段落を整える | 不要な書式が付いたらテキストのみで貼り付ける |
Excel | 項目を行・セルに分けて入力し、表形式に整える | 印刷範囲と改ページを確認する |
Googleドキュメント | 文章を貼り付け、ブラウザーやアプリで編集する | Word形式に変換した場合は変換後の見た目も確認する |
編集済みの原稿から書き出し、完成版として使う | 元のWord等も残し、修正は原稿側で行う | |
スマホ | 文書編集アプリへ貼り付けて入力する | 提出前にページ全体の表示で確認する |
文章の多い職務経歴書にはWordが扱いやすいです。職務要約や自己PRの長さを変えても段落単位で調整でき、見出しや箇条書きを使って情報を区切れます。Excelは勤務期間や案件を表で揃えたい場合に便利ですが、長い文章を一つのセルに入れると、表示や印刷で末尾が切れることがあります。
Wordに貼り付けたら、最初に用紙をA4縦に設定します。標題、日付、氏名を置き、本文は見出しを太字にする程度のシンプルな書式で十分です。文字の大きさは10.5〜11ポイント程度を出発点にし、余白や行間を見て調整してください。このサイズは編集上の目安であり、企業指定があればそちらを優先します。
PDFは空欄を埋めるための形式ではなく、完成した見た目を固定するために使うと便利です。Word等の「保存」「エクスポート」「共有」などからPDFを書き出し、書き出したファイルを開いて確認します。元の編集ファイルを残しておけば、応募先ごとの修正も容易です。
印刷して郵送する場合も、印刷プレビューを見てから出力しましょう。見出しだけがページの最下部に残る、自己PRの最後の一行だけが次ページに出る、といった状態は段落や改ページで直します。文字を極端に小さくして一枚に収めるより、関連性の低い説明を削るほうが読みやすくなります。
スマホでも、WordやGoogleドキュメントなどの編集アプリを使えば職務経歴書を作成できます。引用枠の文章をコピーして新規文書に貼り付け、会社名や担当業務から埋めてください。長い範囲を選択しにくい場合は、標題・職務要約・職務経歴などのブロックごとにコピーすると作業しやすくなります。
スマホで先に行うのは内容の入力です。会社名、在籍期間、担当業務、成果を順に埋め、行間や表の幅は最後に整えます。音声入力を使う場合は、社名・製品名・資格名の変換ミスと数字の誤りを重点的に確認してください。予測変換で似た言葉に置き換わっていることもあります。
提出前には編集画面だけでなく、PDFや印刷レイアウトで全ページを見ます。画面上で文章が読めても、ページの右側が切れていたり、空白ページが増えていたりする場合があるためです。確認する順番は次のとおりです。
ダウンロードしたPDFを直接編集するより、自分で修正できる原稿を持つことを優先しましょう。履歴書も同時に用意するなら、同じ内容を重複して長く書かず、書類ごとの役割を分けると作成が進みます。

テンプレートには、自分の担当範囲と工夫が分かる内容を入れます。以下は書き方を示すための架空の記入例です。年数・件数・成果は自分の事実に置き換え、経験していない業務は削除してください。
営業職の記入例では、「どんな顧客に何を提案したか」を先に示します。法人か個人か、新規か既存か、提案から受注後のフォローまでどこを担当したかが分かると、経験を具体的に伝えられます。売上の数字だけを置かず、自分が成果につなげた行動も一緒に書きましょう。
■職務要約
法人営業として5年間、中小企業向けの業務支援サービスを担当してきました。新規顧客への提案と既存顧客の契約更新を経験し、直近では既存顧客30社を担当しています。利用状況の確認から課題を整理し、追加提案につなげる営業を強みとしています。
■職務経歴の担当業務
・既存顧客30社への利用状況確認、契約更新、追加提案
・顧客への課題ヒアリング、提案資料・見積書の作成
・導入後の問い合わせ対応、サポート部門との調整
■実績・工夫
契約更新前の確認漏れを防ぐため、顧客ごとに更新時期と利用上の課題を一覧化しました。更新の3か月前から面談を設定し、課題に応じた運用方法や追加機能を提案しました。
■活かせる知識・スキル
・法人顧客へのヒアリングと課題整理
・提案資料・見積書の作成、契約更新の進行管理
・顧客管理ツールを使った商談履歴と対応状況の管理
成果を数値で示せる場合は、対象期間も入れます。「目標達成率110%」なら年度や半期などの期間、「売上が増加」なら何と比較したかを示してください。守秘義務のある顧客名や契約情報は出さず、「製造業の法人顧客」「中小企業向けサービス」など業務を理解できる範囲で表現します。
受注はチームの成果、自分は提案資料の作成担当だったなら、その区別も書きます。チーム成果を使うこと自体が問題なのではなく、自分の役割を正確に説明できることが重要です。書類を見て「その成果のために何をしたのか」と聞かれたときに、具体的な行動を答えられる内容を選びましょう。
事務職は、担当した処理の種類・量と、安定して処理するための工夫を示します。大きな売上実績がなくても、確認手順の整備、引き継ぎの改善、締め切り管理など、日常業務の中で発揮した力を書けます。「事務全般」だけで済ませず、実務の中身を分けて記載してください。
■職務要約
一般事務として4年間、請求書処理、データ入力、電話対応、社内資料作成を担当してきました。月約100件の請求書確認に携わり、必要事項の確認と担当部門への問い合わせを行っています。作業手順を整理し、確認漏れを防ぐための運用を整えてきました。
■職務経歴の担当業務
・請求書の内容確認、処理状況の管理、担当部門への連絡
・Excelを用いたデータ集計と月次資料作成
・電話・メールによる問い合わせ対応、備品管理
■実績・工夫
月次処理の確認項目をチェックリストにまとめ、未確認の項目が分かるようにしました。引き継ぎ時には手順書とあわせて共有し、担当者が変わっても同じ順番で確認できるようにしました。
■自己PR
私の強みは、確認すべき点を整理して業務を安定させる力です。請求書処理では、必要項目と確認先を一覧化し、判断に迷ったときの対応を手順書に残しました。貴社でも、正確な処理と情報共有を通じて円滑な業務運営に貢献したいと考えています。
PCスキルはソフト名だけでなく、できる作業を書きます。「Excel使用可能」より「SUM・IF関数を用いた集計、ピボットテーブルによる月次資料作成」のほうが対応範囲を伝えられます。業務で使った経験と学習中の内容は分け、操作したことのない機能を追加しないでください。
改善効果の数値が残っていない場合は、無理に削減率を作る必要はありません。「手順を統一した」「確認先を明確にした」など、実際に変えた運用を書きます。どのような困りごとを解消するための取り組みだったかを添えれば、数字がなくても仕事への向き合い方を示せます。
自己PRが「責任感があります」だけで止まる場合は、具体的な行動を入れる方法を確認すると、事務経験の強みを言葉にしやすくなります。
IT職は、勤務先の情報に加えて案件単位の情報を入れると、経験を整理しやすくなります。特にエンジニアは、システムの種類、担当工程、使用技術、自分の役割を揃えて記載しましょう。技術名だけを大量に並べるより、どの工程でどのように使ったかを示すことを優先します。
■職務要約
Webアプリケーション開発に3年間従事し、主に業務管理システムの実装・テストを担当してきました。JavaとSQLを使用し、既存機能の改修と不具合調査を経験しています。仕様の確認と影響範囲の調査を行い、レビューを受けながら改修を進めてきました。
■プロジェクト経験
期間 [20XX年XX月]~[20XX年XX月]
案件 業務管理システムの機能追加・保守
体制 開発チーム5名/役割 メンバー
担当工程 詳細設計、実装、単体テスト、不具合調査
技術 Java、SQL、Git
【担当業務・工夫】
・既存処理の影響範囲を調査し、改修内容をレビューで確認
・不具合の再現条件を整理し、修正後の確認項目に反映
・調査手順を文書化し、チーム内の共有資料として整備
■活かせる知識・スキル
・Javaによる既存機能の改修と単体テスト
・SQLを用いたデータ確認と不具合調査
・Gitを用いたチーム開発での変更管理
経験案件が多い場合は、応募先に近い案件を詳しくし、その他は期間・概要・担当工程を簡潔にまとめます。「要件定義に参加した」ことと「要件定義の主担当だった」ことは区別してください。会議参加や補助だけで経験した工程を、自分だけで遂行できる工程のように書くと、面接で説明が合わなくなります。
スキルシートを別途求められた場合は、募集要項や応募後の案内にある様式・項目を使います。職務経歴書では経験の全体像と強み、スキルシートでは案件と技術の詳細を示すなど、読み手が情報を追える分担にしましょう。指定がなければ、上の案件ブロックを職務経歴書の中に入れて下書きを作れます。
CaseMatchは、チャットで対話しながら職務経歴書を作成し、docx/PDFの生成を支援するサービスです。文章や形式を一から整えるのが負担なら、テンプレートへの手入力以外の方法として使えます。生成した内容は、担当範囲と実績が事実どおりになっているか、自分で確認して完成させてください。
自分の仕事に近い例文があっても、どこを強みにするかは経験ごとに異なります。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーに相談し、応募職種に合うエピソードを整理してから文章にしてみましょう。

基本のテンプレートは、職歴の長さや雇用形態に合わせて項目を増減できます。埋める情報が少ないからといって、不要な項目を無理に残す必要はありません。勤務先・期間・担当業務を明確にしたうえで、応募先で活かせる経験に紙面を使いましょう。
職歴が短い人は、業務の規模を大きく見せるより、自分が任されていた範囲と身につけたことを具体化してください。第二新卒なら入社後の研修、配属後の担当業務、先輩の補助から独立して担当するようになった仕事などが材料になります。研修だけの期間と実務期間は分けると、経験を正確に示せます。
未経験職種への応募では、職種名を応募先に合わせて書き換えるのではなく、実際の仕事の中にある共通点を取り出します。販売から事務への転職なら、在庫管理、売上集計、電話対応、発注処理などが接点です。職務要約を次のように調整できます。
販売職として2年間、接客に加え、在庫管理、売上データの入力、発注確認を担当してきました。日々の入力と確認作業を通じて、正確に情報を扱うことを意識してきました。事務職で求められるデータ入力や関係者との連絡に、これまでの経験を活かしたいと考えています。
パート・アルバイト・契約社員の経験も、担当業務と応募先の関連があれば記載できます。会社名、期間、雇用形態を示し、勤務していた部署や店舗で実際に行った業務を書きましょう。派遣社員の場合は雇用元と就業先を区別し、契約上の守秘義務にも従って記載します。
学習中のスキルを示す場合は、「実務で使用」と「学習中」を分けます。講座を受けたことを業務経験に置き換えず、学習内容や作成物など確認できる事実を記載してください。未経験でも、応募先の仕事内容を理解し、関連経験と準備を分けて示すことはできます。
経験の接点と「なぜその職種に移りたいか」を分けて考えると、自己PRと志望動機が同じ文章になるのを防げます。
転職回数が多い場合は、勤務先の一覧を残したまま、関連性の高い経験を詳しく書きます。同じ職種を続けているなら逆編年体式でも十分に整理できます。会社ごとの説明が重複し、共通する専門性が見えにくい場合にキャリア式を選びましょう。会社数だけを理由に形式を決める必要はありません。
古い職歴は、会社名・在籍期間・雇用形態・担当業務を簡潔にまとめます。短期の在籍を省略して連続勤務のように見せたり、複数社の期間を一つにまとめたりしないでください。職務経歴書と履歴書を照合し、年月と勤務先の一致を確認します。
ブランクは職歴の期間を正確に示し、必要なら簡潔に補足します。家庭の事情、療養、学習など、理由を書く場合も詳細な私生活や病歴を長く説明する必要はありません。「20XX年XX月〜20XX年XX月は家庭の事情により離職。現在は勤務に向けた調整が整っています」など、応募に必要な範囲にまとめます。現在の就業条件は事実に合わせて記載してください。
転職理由は、職務経歴書の中心にしなくてよい情報です。指定がなければ経験と実績を優先し、面接で説明できるよう別に準備します。職歴の事実と、転職を考えた背景を分けて整理すると、書類の文章が長くなりすぎません。
CaseMatchの職務経歴書作成支援を使う場合も、入力前に勤務先・期間・雇用形態のメモを用意しておくと、事実確認がしやすくなります。AIが作った文章は、未経験の業務や実際より広い担当範囲が含まれていないか確認しましょう。

自分の経歴で何を残し、何を短くするか迷ったら、応募先の業務との接点から整理すると選びやすくなります。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーに、職歴と希望職種を話してみましょう。

提出前は、内容の正確さ、読みやすさ、応募先の指定の3点を確認します。職務経歴書はA4縦1〜2枚程度が公的資料に示される目安です。経験量や提出指定に応じて調整し、枚数を守るために必要な情報を落とさないようにしましょう。(出典:プレゼンテーション - ハローワーク)
確認する項目 | 提出前のチェック |
|---|---|
基本情報 | 氏名・日付・勤務先名が正しい。仮の記号や例文が残っていない |
在籍期間 | 履歴書と年月が一致し、在職中の表記も揃っている |
担当業務と成果 | 自分の役割とチーム成果が区別され、数字を説明できる |
応募先との関連 | 職務要約とスキル欄に、募集業務との接点がある |
レイアウト | 文字切れ、不要な空白ページ、見出しだけの改ページがない |
ファイルと提出方法 | 指定形式・容量・期限を守り、最新版を添付している |
応募先ごとに変えるのは、職務要約、スキルの順番、自己PRの重点です。会社名や期間、担当した業務などの事実は変えません。求人票の業務内容と必須条件を読み、自分のどの経験が対応するかを確認して、関連する経験を先に置きます。
たとえば、同じ営業経験でも新規開拓を求める求人には初回接点から提案までの経験、既存顧客の深耕を求める求人には利用状況の確認や追加提案の経験を前に出します。どちらも経験しているなら順番や分量を変え、経験していない業務は追加しないでください。
基本原稿を保存し、応募先別のコピーを作ると修正を管理できます。ファイル名は「職務経歴書_氏名.pdf」など、内容と本人が分かる簡潔な形にします。指定がある場合は指定どおりにし、作業中の「修正版2」「最終最終」などの名前をそのまま送らないようにしましょう。
Wordを求められたらWord、PDFを求められたらPDFを提出します。形式が曖昧なら応募画面や案内メールを確認し、必要なら窓口に問い合わせてください。添付後にファイル名と内容をもう一度確認すると、別企業向けの原稿を送るミスを防げます。
書いた実績は、面接で「何が課題だったか」「自分は何を担当したか」「なぜその方法を選んだか」と聞かれる前提で確認します。まず一つの実績を1分程度で説明し、詳しく聞かれたときの材料を別に用意してください。短く説明できないなら、書類の文章でも業務内容と成果が混ざっている可能性があります。
数字を使った実績は、集計期間、比較対象、自分の担当範囲を確認します。数値の根拠が手元にない場合は、確認できる表現へ直してください。自己PRに使うエピソードも、行動の理由と結果を話せるものを選びます。CaseMatchのAI面接練習は、回答を採点しフィードバックするため、内容を声に出して見直す手段として使えます。
業務説明を面接の冒頭で短く伝えるには、書類の職務要約をそのまま読み上げるのではなく、口頭用の自己紹介に組み直すと話しやすくなります。
コンサル転職を考えている人は、業務経験を深く説明する練習にも取り組めます。以下はPwCコンサルティングのEU&R-E&R向けに用意されたAI面接の練習問題で、一般職向けの共通問題ではありません。該当する領域を志望する場合に、経験の整理後の練習として活用してください。
業務経験を整理したら、具体的な質問に答えて、自分の役割や工夫を説明できるか確かめられます。CaseMatchで、PwCのEU&R-E&R向け業務経験の深堀り問題に取り組んでみましょう。

今日やることは、ひな形を一つ選び、勤務先・期間・担当業務を埋めることです。迷ったら逆編年体式で始めましょう。実績や自己PRがすぐに書けなくても、担当業務が見える状態になれば、どの経験を掘り下げるか判断しやすくなります。
次に、応募先に近い経験を職務要約とスキル欄へ反映し、実績を一つ具体化します。最後に指定形式で保存して全ページを確認してください。テンプレート探しを続けるより、自分の事実が入った下書きを完成させるほうが、提出に向けた修正点を見つけられます。
一人で下書きを進めにくい場合は、話しながら経験を整理する方法も使えます。CaseMatchのAIキャリアアドバイザーで、職務経歴書の材料になる仕事内容と強みを整理しましょう。

著者
銀行法人営業、JAC Recruitment、パーソルキャリアでのRPO・企業人事を経て、フォルトナにてコンサル転職支援に従事。現在はCaseMatchのDirectorとして人材紹介を担当。ビズリーチSランク、新興系コンサルティングファーム年間Award 2025の実績を持つ。
監修者
村田製作所でスマートフォン向け通信モジュールのR&Dに従事した後、クニエにて製造業向けの業務改善・戦略コンサルティングを経験。フォルトナでは約5年間、コンサル・ポストコンサル領域の転職を支援。現在はCaseMatchで転職支援を担当。R&D・PLM・製造業領域に深い知見を持つ。
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