
WEBテスト
2026/10/21
TALは性格・資質を見る検査で、対策は形式と受検準備から始める
文章と図形で構成されるTALの基本と対策の優先順位
SPIなどの能力検査と同じ勉強をしなくてよい理由
文章形式の問題は選択数と設問の指示に沿って答える
模範解答探しよりも指示の読み取りを優先する
図形配置の問題は画面の条件を確認して完成させる
図形の選択と配置で確認すること
TALで落ちるかどうかは応募先の評価方法で決まる
合格点や落ちる回答の噂を応募先の評価方針と区別する
不合格になったときは回答の再現より選考全体を振り返る
企業がTALで見る資質を仕事との相性に結びつける
測定項目は人物を決めつけるラベルではなく経験と照らして読む
受検前に端末・期限・接続環境を確認する
開始前のチェックとトラブル時の連絡手順
検査結果の共有範囲と個人情報の確認先
結果は企業の管理画面に届き、本人への共有は応募先に確認する
フィードバックを受けたら具体的な仕事の場面に置き換える
TALのあとに備える面接用の経験整理
自分の特徴を裏づける経験を状況・行動・結果で説明する
志望動機は資質の名称ではなく応募先で担いたい役割につなげる
受検案内を確認し、自分の回答と次の面接準備を進める
まず期限と端末を確認し、面接で話す経験を一つ選ぶ
TALの受検案内が届き、「どんな問題が出るのか」「図形はどう配置すればよいのか」と戸惑っていませんか。 TALでは模範解答を探すより、検査の形式を把握し、指示どおりに回答できる環境を整えることが先です。文章・図形の確認ポイントから、結果の扱い、次の面接に向けた経験整理まで説明します。
TALで優先したいのは、性格をよく見せる答えの暗記ではなく、本人が落ち着いて受検できる準備です。まず検査の全体像と、能力検査との違いを押さえましょう。
TALは性格・資質などの内面的な特徴を把握し、面接を補完する適性検査です。人総研が提供しており、質問形式36問と図形アイコン配置式で構成されます。質問形式は選択肢から回答する方式で、文章を書く作文試験ではありません。公式の所要時間は約20分です。(出典:TAL|株式会社人総研)
「約20分」と「制限時間」は分けて考えてください。正規取次店であるビビッド・ジャパンの説明では、質問形式が約15分、図形配置が約5分、検査全体の制限時間が40分とされています。約20分だけ予定を空けて、直後に別の用事を入れるのは避けましょう。実際に適用される時間条件は、応募先の受検案内と開始時の画面で照合します。(出典:TAL適性検査は脳科学ベースアセスメントツール | ビビッド・ジャパン)
準備は次の順で進めると、必要なことを取りこぼしません。
1. 案内にある検査名を確認し、TAL以外の検査が併用されるかを調べる。 2. 期限、端末、ログイン情報、問い合わせ先を確認する。 3. 文章と図形という形式を把握し、開始後は画面の指示に沿って本人が回答する。
特に、検査名を見ただけで一般的なWebテスト問題集を買う必要はありません。TALの回答方法を知ることと、応募先が評価しそうな人格を演じることは別です。前者は操作ミスを減らす準備ですが、後者は本人の特徴を把握するという検査の目的から離れます。
人総研は、質問や図形の意図を読み取りにくくし、自分をよく見せる回答や結果の予測が難しくなる設計だと説明し、攻略本による対策を「無意味」としています。これは提供元の見解です。そこから受検者が取るべき行動は、対策情報を探し続けることではなく、回答を誘導する情報から距離を取り、形式と環境を確かめることです。(出典:サービスの強み|株式会社人総研)
TAL対策の中心は、答えを作ることではなく受検の準備です。形式と時間条件を把握したら、設問の意味や採点意図を推測し続けず、自分の捉え方で回答しましょう。
TALの図形配置は、図形推理の正解を求める能力問題と分けて準備しましょう。文章が出るから読解試験、図形が出るから空間把握の試験、と見た目だけで判断すると対策がずれます。TALは内面的な特徴に特化した検査として案内されています。(出典:TAL|株式会社人総研)
比較する点 | TALの質問形式 | TALの図形アイコン配置式 | 一般的な言語・計数の能力検査 |
|---|---|---|---|
主な取り組み方 | 設問を読み、選択肢から回答する | 画面上でアイコンを選択・配置する | 文章や数値などの問題を解く |
準備の中心 | 選択数と回答方法の確認 | 使用条件と操作方法の確認 | 問題形式の理解と解法練習 |
避けたい準備 | 好印象になる答えの暗記 | 合格できる配置の模倣 | TALの情報だけで準備を済ませること |
応募先のメールに「適性検査」とだけ書かれている場合は、受検ページや添付案内に検査名と構成がないか確認します。TALと別の能力検査を受けるなら、能力検査側では言語・計数などの練習を進める必要があります。TALが対策しにくいことを、すべてのWebテストで勉強が不要という意味に広げないでください。
たとえば、転職活動で仕事の合間に準備する場合、使える時間は限られます。TALの攻略情報に数時間を費やすより、受検条件の確認を済ませ、併用される能力検査や面接の準備に時間を回すほうが合理的です。準備の種類を検査ごとに分ければ、「何も勉強していない」という不安も整理できます。
▼転職で複数の検査を受ける方は、種類ごとに準備を分けるために全体像を確認してください

文章形式では、採点者の意図を当てるより、何を何個選ぶかを正しく読み取ることに集中します。内容に迷う時間と、操作方法が分からず止まる時間を分けるのがポイントです。
公式が示す質問形式は36問の「7肢2択」で、7つの選択肢から2つを選んで回答します。実際の受検時には、設問の文章だけでなく、選択数や回答操作を説明する案内も確認してください。「文章形式」といっても、自己PRや小論文を入力する検査ではありません。(出典:TAL|株式会社人総研)
確認対象 | 確認する箇所 | 避けたい操作ミス |
|---|---|---|
選択する個数 | 設問・画面の回答指示 | 必要数を選ばず次へ進もうとする |
選ぶ対象 | 問いかけと選択肢の全文 | 似た言葉を読み違える |
選択済みの状態 | チェックや表示の変化 | 押したつもりで未選択になる |
次へ進む方法 | ボタンと画面内の案内 | ブラウザーの戻る操作などを独自に使う |
操作の理解だけを目的に、筆者作成の例を考えてみます。「7つの候補から2つを選ぶ」と指示されている画面なら、まず候補を読んで2つ選び、選択状態を確かめてから指定のボタンで進む、という流れです。この例は実際のTAL問題ではなく、採点基準や望ましい選択肢を示すものでもありません。
ここで「企業が好きそうな候補はどれか」と考え始めると、確認すべき選択数より、答えの演出に意識が向きます。すべてを社交的に見せようとしたり、前の回答に合わせて後の回答を変更したりせず、その設問を読んだ自分の捉え方で選んでください。提供元は、設問の意図を見抜きにくくすることで、作為的な回答を防ぐ設計だと説明しています。(出典:サービスの強み|株式会社人総研)
意味をすぐに決められない設問があっても、「分からない自分は能力が低い」と評価する必要はありません。能力問題のように正解を導こうとすると、判断に必要以上の時間を使ってしまいます。迷ったら問いかけをもう一度読み、自分に近いと受け止めた候補を、指示された個数だけ選ぶ流れに戻しましょう。
受検前に他人の回答一覧を読み込むことも勧めません。ネット上の選択肢や解説が、現在の受検内容と一致する保証はなく、特定の回答が合否を左右したという話だけでは採点の根拠になりません。準備で確認するのは「どう答えるか」という操作であり、「何を答えれば通るか」という正解表ではないのです。
設問を読む、指示された個数を選ぶ、選択状態を確認して進む、という順を守りましょう。採点意図を推測するために答えを作り替える必要はありません。
図形配置は、実際に表示される課題の条件を整理してから操作します。検索で見つけた完成例を思い浮かべるより、目の前の画面に何が求められているかを確かめましょう。
TALの図形アイコン配置式では、指定された画面にアイコンを選択・配置します。利用できる図形、個数の条件、配置する範囲、操作方法は、受検時に表示される指示を優先してください。公式は図形アイコンを自由に選択・配置する形式として説明していますが、そこから全受検者共通の細かな配置条件まで推測しないことが大切です。(出典:TAL|株式会社人総研)
取り組む順番は、指示を読む、条件を把握する、配置する、提出前に条件を照合する、の4段階です。最初に操作を始めてしまうと、後から条件を読み直して配置をやり直すことになります。まず課題文全体を読み、特に「何を使うか」「どこに置くか」「完成後にどう提出するか」を押さえましょう。
操作説明用の筆者作成例として、「用意された図形から選び、枠内に配置する」という仮想課題を考えます。この場合は、枠の範囲と選択方法を確認し、必要な条件が別に書かれていれば先に整理してから配置します。完成したら、枠外へのはみ出しや選択状態など、指示に関係する点を見直します。この仮想課題はTALの問題再現でも、模範解答でもありません。
「ニコちゃんを最上部に置けばよい」「人の形にすれば合格する」「明るい印象の絵にするべき」といった配置は、受検者への共通ルールとして採用しないでください。提供元は図形の意図や結果を予測しにくい検査設計を説明しています。特定の配置を真似して通過した人がいたとしても、その配置だけが合否の原因だったとは判断できません。(出典:サービスの強み|株式会社人総研)
図形の扱いに不安があるなら、受検端末で一般的なクリックやドラッグが問題なくできるか確認しておくとよいでしょう。ただし、実際にどの操作を使うかは受検画面に従います。絵の上手さを磨いたり、完成作品を暗記したりする練習より、画面を見やすくし、指示を読んでから本人が完成させる準備を優先してください。
提出前の見直しも、作品を採点し直す時間ではありません。気に入らないからと際限なく変更するより、指示に沿っているかを確かめて提出することを勧めます。どんな人格に見えるかを想像して図形を入れ替えると、課題への自分の反応ではなく、検索情報への反応になってしまいます。
図形配置で見直すのは、課題の条件と操作上の抜けです。特定の図形や完成形を「合格できる答え」として真似する対策は避けましょう。
合否を考えるときは、TALの結果と応募先の採用判断を分けて捉えます。結果がどう使われるかは、企業の職務や求める人物像と関係します。
「この回答なら落ちる」という噂より、応募先が求める仕事と役割を確認しましょう。人総研は、自社社員の検査結果から社風や職務に合う思考・行動特性を分析し、そのデータを基に採用の評価基準を設定する活用方法を紹介しています。受検者全員に同じ人格を求めるという説明ではありません。(出典:ミスマッチを防ぐ!採用成功へ導く適性検査TALの活用術)
そのため、一律の合格点や不合格率を前提に、自分の回答を逆算するのは避けたい準備です。TALが選考でどの程度重視されるか、ほかの書類・面接とどう組み合わせるかも、応募先の選考方針によって決まります。「ネットで悪いとされた選択肢を選んだ」という理由だけで、受検直後に不合格だと決めつける必要はありません。
候補者が確認できるのは、募集要項にある仕事内容、求める経験、役割、選考の案内です。たとえば顧客対応を担う仕事なのか、調査や改善提案を担う仕事なのかを読み取り、面接ではその役割に関係する経験を説明できるようにします。検査回答を職種に合わせて演出するのではなく、実際の働き方と職務の接点を探すために使ってください。
結果連絡の時期は、応募先の案内に書かれた予定を基準にします。公式FAQではWeb受検後の分析は即時とされていますが、これは利用企業が分析結果を得るまでの時間です。応募者への合否連絡が即時になるという意味ではありません。(出典:よくある質問|株式会社人総研 - jinsoken.jp)
案内された連絡予定を過ぎた場合は、受検日時と応募している職種を添えて採用窓口に確認しましょう。回答内容を再現して「落ちる答えだったか」を尋ねるより、受検完了の扱いと今後の選考予定を確認するほうが、次の行動を決められます。
不合格通知だけでTALが原因と決めつけず、振り返れる材料に絞りましょう。書類に仕事内容との接点を示せたか、面接で自分の役割を具体的に話せたか、応募条件に合っていたかを確認します。次回に向けて検査回答を都合よく変えるのではなく、説明不足だった経験を整理してください。
中途の方は、まず履歴書と職務経歴書で伝える内容が混ざっていないかを見直すと、修正箇所を絞れます。
▼中途選考の書類を振り返る方は、2つの書類の役割から説明不足を点検してください
資質の名称を覚えることより、自分が力を発揮できる場面を経験から整理することを勧めます。これは検査の答えを作る作業ではなく、応募する仕事を選ぶための作業です。
TALの測定項目は、仕事での行動を考える材料として捉えましょう。公式は、仕事に必要な「人間的基礎力」を11項目に分けた数値、判断や行動で何を重視するかを示す8項目、受検時のストレス度合いなどを分析内容として紹介しています。これらを医学的な診断や健康状態の確定に置き換えて読むのは避けてください。(出典:TAL|株式会社人総研)
「協調性がある」「慎重である」といった言葉だけでは、応募先でどう働くかまで伝わりません。同じ特徴でも、仕事の内容や任される役割によって使い方が変わります。丁寧に確認する行動が役立つ場面もあれば、限られた時間の中で情報を絞って判断することが求められる場面もあります。どちらか一方を全職種の理想にする必要はありません。
新卒なら、研究で条件を揃えた経験、アルバイトで混雑に対応した経験、共同課題で意見を調整した経験を振り返ります。中途なら、担当業務で判断した場面、他部署に協力を求めた場面、優先順位を変えた場面を取り上げましょう。「得意な環境」「困った状況」「周囲と協働した方法」を書き出すと、抽象的な性格の自己評価より材料が具体的になります。
たとえば、筆者作成の例として「一人で計画を立てるのは得意だが、予定変更の共有が遅れたため、以後は進捗を毎週伝えるようにした」という経験があります。ここでは得意な点だけでなく、課題にどう対応したかも分かります。弱点を隠すために理想の人物を演じるより、自分の働き方を理解していることを説明する準備になります。
仕事との相性を考えようとしても、自分の経験が抽象的な性格の言葉だけになり、整理できないことがあります。その場合は、具体的な出来事から得意な条件を拾う方法が有効です。CaseMatchのAIキャリアエージェントでは、経験を対話で整理し、希望する仕事との接点を考えられます。検査結果を予想するためではなく、仕事選びの条件を言葉にするために使いましょう。
新卒の自己PRも、この経験整理を基に作ります。資質の名称を冒頭に置くとしても、その後には実際の行動を示すことが必要です。
▼新卒の方は、整理した特徴を具体的な経験で裏づける自己PRの型を確認してください
仕事との相性は、性格の名称だけで決めないでください。力を発揮した条件と、難しい場面で取った行動を並べると、自分に合う役割を考えやすくなります。
新卒で仕事選びの軸を整理したい方は、授業や研究、アルバイトの経験から始めましょう。CaseMatchのAIキャリアエージェントで、経験と希望する働き方の接点を整理できます。

受検の直前にログイン情報や端末で慌てないよう、案内が届いた段階で確認を済ませましょう。回答を考える準備より、先に解消できる操作上の問題があります。
端末を選べるなら、画面と図形操作を確認しやすいPCを勧めます。TALはPCだけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応しています。スマートフォンが一律に不可という検査ではなく、最終的には応募先の案内にある推奨環境を優先します。(出典:TAL|株式会社人総研)
確認項目 | 開始前に行うこと | 問題があったときの対応 |
|---|---|---|
受検期限 | 日付と締め切り時刻を確認する | 期限前に応募先へ相談する |
ID・パスワード | 案内の保存場所と入力方法を確認する | 案内の窓口へ照会する |
端末・ブラウザー | 指定環境と操作のしやすさを確かめる | 指定条件を満たす環境を用意する |
通信・電源 | 接続と充電状態を確認する | 安定して使える環境へ移す |
まとまった時間 | 制限時間や説明を含めて予定を確保する | 別の用事の直前に開始しない |
問い合わせ先 | メール内の連絡先を控える | 発生時刻と表示文言を添えて連絡する |
準備を確認するために、受検を不用意に開始しないことも大切です。ログイン後の案内を読む段階と、実際に検査が始まる段階を区別し、開始条件を見てから進めます。通知や着信などで注意が途切れないよう、周囲の環境も整えてください。
接続エラーが出たら、発生時刻とエラーの表示文言を控えます。繰り返し更新したり別の端末で入り直したりする前に、受検案内の問い合わせ先へ「どの段階で何が起きたか」を連絡しましょう。中断後の保存、再開、再受検が可能かは、その案内に従って判断します。
連絡文は「本日○時頃、図形配置の段階で○○という表示が出て操作できなくなりました。再開方法と受検完了の扱いをご確認いただけますか」のように具体化すると伝わりやすくなります。設問内容や回答の画像を、SNSなどの公開場所へ投稿する必要はありません。

結果の受け取り先と、応募者へのフィードバックは別の話です。本人が何を知ることができるかは、応募先の案内と窓口で確認しましょう。
TALの結果は利用企業の管理者サイトで照会・ダウンロードする仕組みです。公式では、回答終了後に報告書を即時ダウンロードできると説明しています。受検を終えた応募者が、自分のログイン画面ですぐに結果を閲覧できるという意味ではありません。(出典:TAL|株式会社人総研)
結果の出力には、人事・管理者向けの分析結果報告書、面接者向けの分析結果報告書、分析結果一覧があります。面接者向けの報告書は本人へのフィードバックにも使用できるとされていますが、これは活用可能な方法の説明です。すべての応募者への結果共有を保証するものではありません。(出典:TAL|株式会社人総研)
結果について知りたいときは、応募先に「受検結果のフィードバックはありますか。ある場合は、どのような方法で共有されますか」と尋ねると、確認事項が明確になります。合否の問い合わせと結果共有の問い合わせは区別し、連絡するなら採用窓口が指定した方法に従ってください。
個人情報について、人総研は顧客企業などから預かる受検者情報を、委託された業務の遂行に必要な範囲で適正に取り扱う方針を示しています。個人情報に関する相談窓口も公式方針に案内されています。応募先での利用目的、社内での共有範囲、保存に関する説明は、応募先が示す個人情報の取り扱いも確認しましょう。(出典:個人情報保護方針|株式会社人総研)
問い合わせる際は、何を確認したいかを絞るのが有効です。「応募した職種の選考以外にも使われるか」「配属検討で共有されるか」など、気になる範囲を具体的に尋ねます。提供元の個人情報方針だけから、応募先の運用や法律上の開示請求の可否まで独自に結論づけないようにしましょう。
共有された特徴は、実際の経験に当てはめて考えます。数値や名称だけで向いている職種を決めず、どの場面でその特徴が現れたか、仕事ではどう役立ちそうかを書き出してください。結果の共有がない場合も、自分の経験から次の面接準備を進められます。
中途の方は、職務経歴書に書いた実績と照らすと、具体的な行動を思い出しやすくなります。書類の形式に合わせて短くした内容も、面接用のメモでは判断の理由や工夫まで補っておきましょう。
▼中途の方は、職務経歴書の形式を確認し、面接で補足すべき経験を見つけてください
転職で共有されたフィードバックを今後の仕事選びに生かしたい方は、検査の数値ではなく、担当業務と希望条件を材料にしましょう。CaseMatchのAIキャリアエージェントで経験を整理できます。受検用IDや検査報告書などを入力する必要はありません。

次の面接には、性格の名称ではなく具体的な行動を持っていきましょう。TALの回答を思い出すより、実際に経験した出来事を説明する準備が役立ちます。
面接用の経験は「状況・行動・結果」に分けると、何をした人なのかが伝わります。人総研は、TALの結果を面接前に確認し、強みや懸念点に応じた深掘り質問を明確にする活用方法を紹介しています。受検者としては、特徴を裏づける出来事と判断の理由を準備しておきましょう。(出典:ミスマッチを防ぐ!採用成功へ導く適性検査TALの活用術)
以下は、説明の違いを示す筆者作成例です。TALの評価や実際の受検者の回答ではありません。
対象 | ラベルだけの説明 | 役割・行動・結果が分かる説明 |
|---|---|---|
新卒 | 協調性があります | 共同研究で作業の分担が偏ったため、担当ごとの進捗を確認し、作業を組み直して期限内の提出につなげました |
中途 | 改善が得意です | 問い合わせ対応の担当として重複する確認作業を洗い出し、関連部署と手順を統一して引き継ぎ時の確認漏れを減らしました |
苦手な場面 | 急な変更は苦手です | 予定変更時に判断が遅れた経験から、優先順位を上司と確認し、関係者へ変更点を早めに共有するようにしました |
表のような材料ができたら、「なぜその行動を選んだか」「周囲は何を担当したか」「うまくいかなかった点は何か」を補います。成果だけを話すと、チームの結果と本人の貢献の境界が曖昧になります。自分の担当範囲と、協力してもらった部分を分けることで、過大に見せずに経験を説明できます。
苦手な場面も一つ選んでおきましょう。完璧な人物像を用意する必要はなく、どの状況で困り、どう工夫し、誰に支援を求めたかを話せればよいのです。TALで何を答えたかに合わせる作業ではないので、覚えていない回答を無理に再現しなくてかまいません。
経験を頭の中で整理できても、質問されると結論が後回しになることがあります。準備した内容は、声に出して確かめると説明の不足に気づけます。CaseMatchのAI面接練習では、AIが面接官役となり、回答へのフィードバックを受けられます。TALの採点ではなく、次の人物面接で自分の行動を伝える練習として活用してください。
中途の方は、職務経歴書の記述を出発点にすると材料を揃えやすくなります。書類には要点を置き、面接用には背景や判断の理由を追加するという使い分けを勧めます。
▼中途の方は、実績や担当業務の書き方の例から、面接で話す材料を具体化してください
面接で準備するのは、検査回答との答え合わせではなく、経験の説明です。自分の役割と判断の理由を明確にし、困った場面での工夫まで話せるようにしましょう。

志望動機は、経験・応募職種との接点・入社後に担いたい役割の3つで組み立てましょう。「私は協調性があるので御社に合っています」だけでは、なぜその会社のその仕事を選ぶのかが伝わりません。TALの推定結果を志望理由にせず、募集内容と実際の経験を結びつけます。
新卒の筆者作成例なら、「共同研究で意見を整理して検証計画を作った経験から、関係者の要望をまとめる仕事に関心を持ちました。応募する企画職では、顧客の課題を整理して提案につなげる役割を担いたいと考えています」という流れです。ここから、応募先の事業や仕事内容に即した理由を足します。どの企業にも使えるまま提出しないでください。
中途なら、「現職で顧客の問い合わせを分析し、業務手順の改善を担当しました。この経験を、応募先の運用改善業務で生かし、関係部署と協働して改善策の実行を担いたいと考えています」のように、再現できる経験と任される業務をつなげます。実績の規模や担当範囲は、事実に合わせて説明します。
伝える材料が複数あって迷う場合は、募集要項の主要業務に最も近い経験を優先しましょう。自分の性格を一番よく表す出来事ではなく、入社後の役割を理解していると伝わる出来事を選びます。応募先の業務と接点が薄いエピソードは、自己PRなど別の質問用に分けておけます。
経験を選べても、応募職種にどう結びつけるかで止まることがあります。そのときは、仕事内容と自分の担当経験を並べ、接点を整理する方法が役立ちます。CaseMatchのAIキャリアエージェントでは、職務経験を対話で整理して応募職種とのつながりを考えられます。文章を丸暗記するためではなく、自分の言葉で志望理由を説明する材料づくりに使いましょう。
中途の志望動機を整えるなら、まず担当業務から応募先で生かせる経験を選びます。CaseMatchのAIキャリアエージェントで、その経験と担いたい役割を整理できます。

TALの準備を終える目安は、形式、受検条件、問い合わせ先を把握できたことです。模範解答探しを続けるより、受検と次の選考に必要な行動へ移りましょう。
まず受検期限と端末の条件を確認し、まとまった時間を確保してください。開始後は設問ごとの指示を読み、本人の捉え方で回答します。文章は選択数、図形は課題の条件と操作を確かめ、特定の答えや配置で合格を狙う準備は避けましょう。
その後は、面接で説明する経験を一つ選び、状況・行動・結果をメモします。新卒なら研究や活動、中途なら担当業務から始めれば、具体的な次の一歩になります。
新卒で経験の選び方に迷う方は、学校生活やアルバイトで行動した場面から整理しましょう。CaseMatchのAIキャリアエージェントで、経験と仕事選びの軸をつなげられます。

著者
フジクラで研究開発・新規事業開発に従事した後、アクセンチュア、デロイト、イグニション・ポイント、ADLでコンサルティングを経験。現在はSenior Managerとして転職支援を担当。製造業・R&D領域に強みを持ち、QUNIE Award 2024優秀個人賞、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
監修者
銀行法人営業、JAC Recruitment、パーソルキャリアでのRPO・企業人事を経て、フォルトナにてコンサル転職支援に従事。現在はCaseMatchのDirectorとして人材紹介を担当。ビズリーチSランク、新興系コンサルティングファーム年間Award 2025の実績を持つ。
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