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源泉徴収票の見方を転職時の手続き別に解説

税金・手取り

2026/08/17

源泉徴収票の見方を転職時の手続き別に解説

目次
  • 源泉徴収票とは何か


  • 給与と所得税の記録がまとまった書類である


  • 給与・退職金・年金で異なる書類を取り違えない


  • まず確認したい源泉徴収票の4つの金額


  • 支払金額は年収を確認する欄


  • 給与所得控除後の金額と所得控除の額を読み解く


  • 源泉徴収税額は所得税と復興特別所得税の合計


  • 転職した年は前職と現職の源泉徴収票をどう扱うか


  • 同じ年に転職した人が前職分を提出する理由


  • 年末調整に間に合わないときは確定申告で精算する


  • 前職と現職の2枚を見比べるときのチェック項目


  • 退職後はいつ受け取れるか


  • 退職した会社は原則として退職後1か月以内に交付する


  • 在職中と年末にもらう時期の違い


  • 源泉徴収票が届かない・なくしたときの進め方


  • まず前職に交付または再発行を依頼する


  • 交付されない場合は税務署への届出を検討する


  • 電子交付のデータと紙の原本を安全に保管する


  • 転職活動で年収を伝えるときに確認する場所


  • 希望年収や応募書類に書く数字は支払金額を基準にする


  • 面接で年収を聞かれたときは給与条件と分けて説明する


  • 源泉徴収票を確認して転職後の手続きを進めよう


  • 転職時に行うことを期限順に整理する


転職した年に前職の源泉徴収票を提出するよう言われ、どの数字を見ればよいか迷う人は少なくありません。源泉徴収票は税金の書類ですが、年末調整、確定申告、面接での年収説明にも関わります。

この記事では4つの金額の見方、転職年の扱い、届かない場合の対応を順に整理します。

源泉徴収票とは何か

給与と所得税の記録がまとまった書類である

源泉徴収票は、会社がその年に支払うことが確定した給与・賞与の総額と、給与から差し引いた社会保険料、所得税などを記載する書類です。正式名称は「給与所得の源泉徴収票」であり、給与を受け取った人に会社が交付します。単なる給与明細の年版ではなく、1年間の給与と税額を年単位で整理した証明書と考えると分かりやすいでしょう。

給与明細には、その月の支給額、控除額、手取り額が載ります。一方、源泉徴収票は年末調整の結果も反映します。扶養控除、生命保険料控除、社会保険料控除などを会社に申告していれば、最終精算後の情報を確認できます。年末調整を受けていない退職時の書類では、空欄になる欄があることも珍しくありません。

見慣れない書類でも、転職時にまず押さえるべきなのは「支払金額」「給与所得控除後の金額」「所得控除の額の合計額」「源泉徴収税額」です。手取り額を探す方もいますが、源泉徴収票に手取りの年間合計は記載されません。年収、所得、税額は別の数字です。給与明細の振込額と比較して差があっても、直ちに誤りとはいえません。通勤手当や各種控除、年末調整による還付・徴収の影響もあるためです。

源泉徴収票は、給与明細を足し上げる代わりになる書類ではありません。年収の目安、年末調整の結果、税額を一度に確かめるための記録です。提出を求められたら、会社が指定する方法と期限を確認しましょう。

給与等を支払った会社は、原則としてすべての受給者について源泉徴収票を作成し、交付します。国税庁の案内も、交付時期や電子交付を確認する際に役立ちます。

給与・退職金・年金で異なる書類を取り違えない

源泉徴収票には、給与のほかに「退職所得の源泉徴収票」や公的年金等の源泉徴収票があります。転職先の年末調整で通常求められるのは、前職の給与所得の源泉徴収票です。退職金に関する書類は給与分の代わりにはなりません。

業務委託で受けた報酬も、通常は給与所得の源泉徴収票の対象ではありません。雇用契約か業務委託かで必要書類が変わるため、前職へ依頼するときは「○年分の給与所得の源泉徴収票」と対象年を添えて伝えましょう。複数の勤務先があった人は、会社ごとに書類が発行される可能性があります。どの書類を現職へ出すべきか迷うときは、人事へ給与分の書類かどうかを確認します。

まず確認したい源泉徴収票の4つの金額

源泉徴収票にある4つの主な金額の関係図

支払金額は年収を確認する欄

「支払金額」は、その年中に支払いが確定した給料、賞与などの総額であり、一般にいう額面年収に最も近い数字です。税金や社会保険料を引く前の額なので、銀行口座に入った手取りとは一致しません。基本給だけでなく、残業代、課税対象となる手当、賞与なども反映されます。

たとえば月給30万円、賞与80万円なら支払金額は概ね440万円です。ただし、転職年に在籍期間が短い場合は、その会社からの給与だけでは年間年収になりません。面接で「手取りで300万円ほど」と答えると、企業が想定する年収と食い違うおそれがあります。前年の年収を説明するなら、まず支払金額を確認してください。

年の途中で転職し、現職が前職分を含めて年末調整を済ませた場合、現職の源泉徴収票の支払金額には前職分が含まれます。年末調整をしていなければ、前職と現職の書類は別々の金額です。国税庁の支払金額欄の説明も確認し、現職の1枚だけを見て年間年収を判断しないようにしましょう。

転職エージェントへの登録では、直近年収と希望年収を別に入力する画面が多くあります。直近年収には支払金額を、希望年収には転職後に求める条件を記載するのが基本です。年の途中で退職して収入が少ない場合は、前年の年間支払金額と、当年の見込みを混同しないようにします。

年収を確認したいときの出発点は支払金額です。ただし転職年は、1枚の数字が年間総額とは限りません。前職分を通算済みかを摘要欄や給与担当への確認で確かめてください。

給与所得控除後の金額と所得控除の額を読み解く

「給与所得控除後の金額」は、支払金額から給与所得控除などを差し引いた後の給与所得です。会社員には仕事に関する経費を一律に見込む考え方があるため、給与収入の全額がそのまま課税対象になるわけではありません。この数字は年収そのものではなく、税金を計算する途中の数字です。

「所得控除の額の合計額」は、社会保険料、生命保険料、扶養、配偶者、基礎控除などの合計です。原則として、この金額が大きいほど課税対象となる所得は小さくなります。住宅ローン控除は所得控除ではなく税額控除なので、この欄に含まれない点も押さえておきましょう。

家族構成や保険契約が変わった年は、控除の反映漏れがないか確認する価値があります。ただし、自分で書類の数字を書き換えることはできません。何をいつ会社へ申告したかを見直し、必要であれば確定申告で追加の控除を申請します。年末調整を受けていない書類では空欄となる場合もあるので、空欄だけで誤記と決めつけないことが大切です。

控除額が前年より変わっているときは、転職の影響だけとは限りません。扶養家族の増減、保険料、社会保険料、年末調整に提出した申告書の内容も関係します。数字の差だけから会社の計算ミスと判断せず、該当年の事情を一つずつ確認しましょう。納得できない場合は、給与担当に確認したうえで税務署や税理士へ相談します。

源泉徴収税額は所得税と復興特別所得税の合計

「源泉徴収税額」は、その年の給与について源泉徴収すべき所得税および復興特別所得税の合計です。年末調整済みなら、毎月天引きされた税額を最終精算した年額が記載されます。そのため、給与明細の所得税を単純に合計した数字とは一致しないことがあります。

転職先に前職分を提出して年末調整を依頼するとき、あるいは自分で確定申告するときに重要な欄です。税金を払い過ぎているかどうかを、この数字だけで断定することはできません。扶養状況、保険料控除、医療費控除などを合わせて確認しましょう。国税庁の源泉徴収税額欄の説明も参照してください。

源泉徴収税額がゼロであっても、直ちに不備ではありません。給与額や控除額、年末調整の結果によってはゼロとなることがあります。反対に、源泉徴収税額が大きいからといって、必ず還付を受けられるわけでもありません。医療費控除や寄附金控除など、勤務先で扱えない控除があるかを確認し、必要なら確定申告を検討します。

転職した年は前職と現職の源泉徴収票をどう扱うか

同じ年に転職した人が前職分を提出する理由

年の途中で転職し、12月時点で現職に在籍している場合、現職が前職の給与を含めて年末調整を行うことがあります。そのため、人事や給与担当から前職の源泉徴収票の提出を求められます。これは年収を査定するためではなく、1年分の所得税を正しく精算するためです。

現職は前職分の給与額、源泉徴収税額、社会保険料等を確認し、現職分と合算して計算します。前職の書類がなければ、現職は前職分を含めた年末調整を行えません。口頭で年収を伝えるだけでは足りず、書類による確認が必要です。国税庁の中途就職者の年末調整の案内にも確認項目が示されています。

提出期限は会社ごとに異なります。11月から12月上旬に設定されることもあるため、退職後すぐに保管場所を決めると安心です。原本の提出が必要か、PDFでよいか、電子交付データをどの方法で提出するかも現職へ確認してください。前職の会社名や在籍期間を採用側へ見せることが目的ではないので、提出先や利用目的に不安があれば人事へ質問しましょう。

前職を短期間で退職した場合でも、年末調整に必要な書類であることは変わりません。提出時に退職理由を説明する必要はなく、求められた情報を期限内に渡せば十分です。離職票、雇用保険被保険者証、年金手帳の情報など、入社時に提出する別の書類と混同しないよう、封筒やPDFの名称を確認しましょう。

前職の源泉徴収票は、転職先への年収証明ではなく年末調整の材料です。提出が遅れると現職だけでは精算できず、自分で確定申告する手間が増えます。受け取った時点で提出期限を確認しましょう。

転職直後は税務手続きだけでなく応募書類や面接準備も並行します。

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年末調整に間に合わないときは確定申告で精算する

前職の源泉徴収票が期限までに届かない、年末までに再就職していない、副業や医療費控除などの事情がある場合は、年末調整で完結しないことがあります。このときは確定申告で所得税を精算します。年の途中で退職して再就職せず、年末調整を受けなかったため源泉徴収税額が多過ぎる場合には、還付申告によって税金が戻る可能性があります。国税庁の還付申告の案内によれば、還付申告は原則として対象年の翌年1月1日から5年間提出できます。

「年末調整に出せなかったから損をした」と焦る必要はありません。ただし、確定申告には支払金額や源泉徴収税額を正確に入力する必要があります。前職・現職の書類が複数あるなら、対象年が同じか、年末調整で通算済みかを確認して二重計上を防いでください。還付になるか、納付が必要になるかは個別の所得と控除で決まります。

申告を始める前には、給与分の源泉徴収票を年ごとに並べ、医療費や寄附金など給与以外の控除資料も集めます。前職分を含めて年末調整された現職の書類なのか、2社分を別々に申告すべきなのかは特に慎重に確認しましょう。不安な場合は税務署や税理士へ個別事情を相談してください。

確定申告のために書類を保管するときは、提出済みのものと未確認のものを分けます。スマートフォンで撮影した画像だけを根拠に入力すると、対象年や数字を読み違えることがあります。原本または会社から交付されたPDFを見て転記し、入力後に支払金額と源泉徴収税額をもう一度照合しましょう。提出方法や必要書類は年分によって更新される可能性があるため、申告時は国税庁の最新案内を確認してください。

書類と数字をそろえる作業は、転職条件を振り返る機会にもなります。現年収と希望年収の根拠を整理し、面接で一貫して説明できる状態にしておくことが大切です。回答の伝わり方に不安があるなら、CaseMatchのAI面接練習で年収や転職理由に関する質問へ実際に答え、フィードバックをもとに改善できます。頭の中で考えるだけでなく声に出して練習すると、数字の説明がぶれにくくなります。

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前職と現職の2枚を見比べるときのチェック項目

2枚を並べるときは、対象年をそろえます。そのうえで、前職の退職日、現職の入社日、各書類の支払金額、源泉徴収税額、摘要欄を確認します。現職の摘要欄に前職の会社名や支払金額などが記載され、通算して年末調整が行われている場合があります。この場合、現職の支払金額には前職分が含まれるため、2枚を足して年間年収を出してはいけません。

反対に、前職分を提出できず現職が通算していないなら、各社の書類は別々の給与記録です。確定申告では両方を使う可能性があります。判断に迷う場合は、給与担当へ「前職分を通算して年末調整済みか」と問い合わせるのが最短です。確認の目的は年収を大きく見せることではなく、同じ給与を二重に扱わないことです。

摘要欄の書き方は会社によって異なります。前職分の情報が見当たらない、現職の支払金額が想定より大きい・小さいと感じる場合は、年末調整の処理状況を確認してください。提出した源泉徴収票を現職が返却する運用もあれば、会社側で保管する運用もあります。提出前にコピーやPDFを自分でも保存しておくと、翌年の確認がしやすくなります。

転職年に前職の源泉徴収票を現職へ提出する流れ

退職後はいつ受け取れるか

退職した会社は原則として退職後1か月以内に交付する

年の途中で退職した場合、会社は給与所得の源泉徴収票を退職日以後1か月以内に交付しなければなりません。転職先の入社日まで待って発行される書類ではないため、1か月を過ぎても届かないなら、前職へ確認して構いません。国税庁の交付期限の案内でも、退職者と在職者で期限が異なることが明記されています。

依頼時は、人事・総務・給与担当へ、氏名、社員番号、退職日、送付先住所、必要な年分を伝えます。引っ越し後に住所変更を届け出ておらず届かないこともあるので、転居した人は送付先を明記しましょう。電話だけでなくメールの履歴を残すと、後で交付依頼をした事実を確認しやすくなります。

退職日や給与支給日をまたぐケースでは、最後の給与がどの年分に入るか迷うことがあります。給与明細や前職担当者に確認し、自己判断で年分を決めないことが大切です。特に12月退職・翌年1月支給のケースは扱いが複雑になりやすいため、早めに要確認として問い合わせましょう。

退職後1か月は、待つだけでよい目安ではなく、会社に交付義務がある期限です。転職先の年末調整期限が近い場合は、期限前でも前職へ発行予定日を確認し、現職にも状況を共有しましょう。

在職中と年末にもらう時期の違い

年の途中で退職しない在職者への交付期限は、原則として翌年1月31日です。そのため前年分を1月中に受け取るのは通常の運用です。年末調整の結果を反映した書類であり、12月の給与支給時や翌年1月に配布される会社もあります。

紙で受け取るとは限らず、一定の要件と本人の承諾のもとで電子交付される場合もあります。退職後に会社のポータルへ入れなくなることもあるため、電子データの保存先と閲覧期限は早めに確認してください。紙の書類も、確定申告やローン審査などで後から必要になる場合があります。受け取ったら対象年と勤務先名を記して、ほかの税務書類と一緒に保管すると探しやすくなります。

源泉徴収票が届かない・なくしたときの進め方

まず前職に交付または再発行を依頼する

届かないときも紛失したときも、最初の連絡先は前職です。ただし依頼内容は分けます。未着なら「交付状況の確認と交付依頼」、手元にあったものを失くしたなら「再発行依頼」と伝えてください。再発行に手数料がかかるか、発行まで何日かかるかは会社ごとに異なります。

連絡文には「○年分の給与所得の源泉徴収票」「退職日」「現住所」「提出期限」を入れると、担当者が確認しやすくなります。給与明細だけで転職先の年末調整を代替できるとは限りません。現職が求める書類を確認し、届くまでの扱いを相談しましょう。

前職への連絡が心理的な負担になる人もいますが、依頼は通常の事務手続きです。退職代行を利用した、直属の上司と連絡しづらい事情がある場合でも、人事・総務の公式窓口へ必要書類の交付を求めることはできます。感情的なやり取りを避け、メールで事実と期限を伝えるのが安全です。電話で依頼した場合も、直後に要点をメールで送り、依頼内容を残しておくと行き違いを減らせます。

未着と紛失では、その後の手続きが異なります。まず会社へ依頼し、日時、担当者名、回答を記録してください。未着の場合、その記録は税務署へ相談する段階でも役立ちます。

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交付されない場合は税務署への届出を検討する

前職へ交付を求めても受け取れず、退職後1か月を過ぎた場合は、税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を提出する方法があります。これは、すでに受け取った書類を紛失した場合の再発行手続きではありません。会社から交付されない場合の手続きです。国税庁の源泉徴収票不交付の届出手続で、対象、様式、提出先を確認できます。

届出前には、勤務先へ交付を求めた経過を整理します。給与明細の写し、メール、電話した日時と相手、回答のメモなどを残しておきましょう。税務署は会社への行政指導を行いますが、解決まで時間がかかることもあります。年末調整や申告の期限が迫るときは、現職の給与担当と税務署の両方に早めに相談することが重要です。

届出書を出せば直ちに源泉徴収票が届くとは限りません。だからこそ、現職へ事情を伝えずに期限を過ぎるのではなく、交付依頼中であること、手元にある給与明細の状況、今後の見込みを共有します。確定申告が必要になる可能性もあるため、前職・現職からの案内を保管しておきましょう。

電子交付のデータと紙の原本を安全に保管する

電子交付されている可能性も確認しましょう。退職後にログインできない場合は、再送付や書面交付を前職へ依頼します。電子交付後でも、本人が書面交付を請求した場合には書面での交付が必要です。国税庁の電子交付Q&Aも確認できます。

PDFは端末だけに置かず、パスワード保護されたクラウドや暗号化した保存先へ保管してください。マイナンバーなど重要な情報が載るため、応募先に年収証明として安易に送ることも避けましょう。メールに添付して送る場合は、宛先、ファイル、会社指定の提出経路を送信前に見直すことが重要です。

源泉徴収票が届かないときの4つの対応手順

転職活動で年収を伝えるときに確認する場所

希望年収や応募書類に書く数字は支払金額を基準にする

履歴書やエージェント登録で現年収・前年年収を記載するなら、原則として源泉徴収票の支払金額を基準にします。転職年で年間勤務していない場合は、「前職年収」「現年収見込み」など数字の対象期間も添えると誤解を防げます。手取り、基本給、年収は混ぜないことが大切です。

固定残業代やインセンティブの割合が大きい仕事では、支払金額だけを示しても条件の比較が難しいことがあります。聞かれたときは基本給、賞与、残業代・変動給を分けて説明できるようにしておきましょう。選考中に源泉徴収票の提出を求められた場合の対応は企業ごとに異なるため、提出目的と取扱いを確認してください。

▼志望動機や条件の伝え方まで整えたい場合は、書類を提出する前にこちらも確認してください。

転職の志望動機の書き方|未経験でも通る例文と5つのポイント

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面接で年収を聞かれたときは給与条件と分けて説明する

面接で年収を質問されたら、「直近年の源泉徴収票の支払金額は○万円です。そのうち基本給はおよそ○万円で、残業代・賞与を含みます」のように、数字の内訳と希望条件を分けて答えます。希望年収は現年収の写しではなく、担う役割、相場、生活事情などを踏まえた希望として説明します。

年収の質問では、金額だけで終わらせず、希望の理由を一言添えると会話を進めやすくなります。例えば、職務範囲の拡大や成果への期待を踏まえた希望であることを伝えます。一方で、過去の給与を過大に見せるため数字を丸めすぎると、後の条件確認で説明が難しくなります。事実の年収と希望条件を分けることが、信頼を損なわない基本です。

数字の質問は急に聞かれると曖昧な表現になりがちです。CaseMatchならAI面接で面接官役の質問に回答し、伝え方の改善点をスコアとフィードバックで確認できます。現年収、希望年収、転職理由を一続きで答える練習をしておくと、条件だけを強調せず、納得感のある説明になりやすいでしょう。

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▼面接練習の方法そのものを比較したい方は、次の記事も役立ちます。

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源泉徴収票を確認して転職後の手続きを進めよう

転職時に行うことを期限順に整理する

退職後は、まず前職から源泉徴収票を受け取り、対象年と支払金額を確認します。年内に転職したなら、現職の年末調整期限までに前職分を提出してください。間に合わない場合は現職へ状況を伝え、確定申告の要否を確認します。届かないときは前職に交付を依頼し、記録を残したうえで税務署への届出を検討しましょう。

源泉徴収票の処理は事務作業に見えますが、年収や転職理由を正確に説明する土台にもなります。CaseMatchで面接の受け答えを練習する前に、支払金額と希望条件を整理しておくと、数字に関する質問にも自信を持って答えられます。

ここまでの確認は、退職後すぐ、現職の年末調整案内が届いた時点、翌年に書類を受け取った時点の3回に分けると抜け漏れを防げます。封筒やPDFのファイル名に対象年と勤務先名を付けておけば、翌年の申告や住宅ローン審査などで必要になった際にも探しやすくなります。数字を確認し、期限を確認し、記録を残すという順番で進めましょう。

畑中 翼

著者

畑中 翼
Senior Manager

フジクラで研究開発・新規事業開発に従事した後、アクセンチュア、デロイト、イグニション・ポイント、ADLでコンサルティングを経験。現在はSenior Managerとして転職支援を担当。製造業・R&D領域に強みを持ち、QUNIE Award 2024優秀個人賞、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。

山岡 直登

監修者

山岡 直登
Director

銀行法人営業、JAC Recruitment、パーソルキャリアでのRPO・企業人事を経て、フォルトナにてコンサル転職支援に従事。現在はCaseMatchのDirectorとして人材紹介を担当。ビズリーチSランク、新興系コンサルティングファーム年間Award 2025の実績を持つ。

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