
業界研究
2026/10/21
日本郵船のインターンで体験できること
キャリアスクールは陸上事務・陸上技術・海上職の仕事を知る機会
文系・理系・学年ごとの参加条件を確認する
職種別プログラムの内容と開催形式
陸上事務編で運航管理と収益の考え方を体験する
陸上技術編で船の一生に関わる仕事を知る
海上職編で航海士と機関士の役割を比べる
募集日程の調べ方と応募の進め方
マイページ登録から対象回の申込みまで進める
抽選・選考の有無と本選考との関係を確認する
参加後の働き方まで見据えてコースを選ぶ
興味の対象と働き方から参加コースを絞る
社員の話を聞いて職種の仮説を検証する
応募理由とグループワークの準備をする
応募理由を関心・経験・学びたいことの順で組み立てる
グループワークで条件整理と意見共有を練習する
安全・脱炭素・DXから座談会の質問を作る
安全と収益を両立する判断について聞く
脱炭素と運航データの活用を職種につなげる
参加したい職種を決めて募集案内を確認しよう
申込み前に参加目的と確認事項をそろえる
日本郵船のインターンが気になっても、陸上事務・陸上技術・海上職のどれを選ぶか、応募に何が必要かで迷いますよね。 この記事では、公式名称「日本郵船キャリアスクール/NYK Career School」の体験内容と応募の進め方を整理し、職種選びや参加前の準備まで説明します。
日本郵船は、陸上職事務系・陸上職技術系・海上職の仕事を知るキャリアスクールを実施しています。実際の業務をもとにしたグループワークや社員座談会を通じて、海運業の仕組みと各職種の役割を学べるプログラムです。公式の紹介には、技術系・海上職で港へ行き、船を訪船・見学する体験も掲載されています。(出典:日本郵船キャリアスクール | 日本郵船 | 新卒採用情報)
「海運会社の仕事」と聞くと、船上で貨物を運ぶ場面を思い浮かべるかもしれません。実際には、陸側で輸送や事業を動かす仕事、船の設計・保守を担う仕事、船上で安全な運航を実現する仕事がつながっています。キャリアスクールは、そのつながりの中で自分がどこに関心を持つかを確かめる入口になります。
職種別プログラム | 知れる仕事 | 公開されている体験内容 | 関心の入口 |
|---|---|---|---|
陸上事務編 | 運航管理、輸送・事業の運営 | 業務をもとにしたグループワーク、社員との交流 | 人や情報を調整し、輸送を動かしたい |
陸上技術編 | 船の計画・建造・保守、技術開発 | グループワーク、座談会、公式紹介には訪船・見学も掲載 | 技術を使って船の安全や性能を支えたい |
海上職編 | 航海士・機関士の仕事 | 仕事を知るワーク、社員との交流、公式紹介には訪船・見学も掲載 | 船上で運航に関わりたい |
この表はコースを選ぶための全体像です。訪船や見学を希望する場合は、申込む開催回の案内にその体験が含まれているかを確かめてください。公式のプログラム紹介と、個別開催回の実施内容・形式は分けて読む必要があります。
参加前に海運の専門知識を網羅するより、「運航管理では誰と調整するのか」「技術者は船のどの段階に関わるのか」と疑問を持つ方が、当日の説明を理解しやすくなります。職種名を覚えて終わらず、自分が知りたい仕事を一つ選びましょう。たとえば輸送が予定どおりに進む仕組みに興味があるなら、まず陸上事務編を調べ、船の設備そのものに惹かれるなら陸上技術編を見ます。
最初に決めるのは、志望職種の最終回答ではなく、体験して確かめたい仕事です。名前やイメージだけで判断せず、ワークと社員の話から職種への理解を更新しましょう。
文系学生も、陸上事務や海上職の仕事を知る入口があります。2026年10月21日時点で確認したONE CAREERの2028年卒表示の陸上事務編は、全学年対象・学部学科不問と案内されています。2027年卒表示で募集終了の海上職編にも、学年・文理不問の案内があります。(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)
このように、就活サイトの「2028年卒」という表示と、本文にある参加資格は同じ意味ではありません。自分の卒年と違う表示を見てすぐに諦めず、対象学年・学部・学科の欄を読み、申込みに進む前に企業側の案内とも照合してください。
陸上技術編は、2028年卒表示の掲載例では全学年の理系学生が対象で、船舶工学の基礎知識がない学生も参加できる内容と説明されています。(出典:ワンキャリア - applink.onecareer.jp)船に詳しくないことと、参加条件を満たさないことは別です。専攻条件を確認したうえで、学んでいる分野が仕事とどうつながるかを知る目的で参加できます。
本選考の応募資格を、そのままキャリアスクールの参加資格に当てはめないことも大切です。見るべきなのは、希望するプログラムの募集案内です。まだ業界を絞っていない学生なら、参加条件を確認しながら仕事理解の機会を予定に組み込んでいきましょう。
▼28卒の活動全体も整理したい場合は、インターン準備と今やることをこちらで確認できます。
どの職種から調べるか迷ったら、関心のある仕事と参加目的を先に言葉にしてみましょう。CaseMatchのAIキャリアエージェントに、自分の経験や興味を話しながら整理する方法も使えます。

陸上事務編では、船舶の運航管理や、不定期船の収益を考えるグループワークを体験できます。2026年10月21日時点で確認した2028年卒表示の掲載ページは、オンライン開催の1dayとして案内しており、カメラとマイクをONにして参加する形式です。(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)
予習でおすすめなのは、海運用語の暗記よりも「目的・費用・運航条件を分けて考える」練習です。収益を考える場面では、売上が大きい案でも費用が増えれば結果は変わります。また、船のスケジュールや輸送の条件を満たせなければ、数字だけで魅力的に見える案も実行できません。この整理はワークに取り組むための一般的な考え方であり、日本郵船の配点や採点基準を示すものではありません。
練習用の簡単な例として、ゼミのイベント運営を想像してみてください。参加者を増やすことだけを目指すと、会場費や準備の負担が膨らむことがあります。目的は参加人数なのか、収支なのか、参加者の満足なのかをそろえ、予算と時間の範囲で案を比較します。題材は違っても、限られた条件でチームが判断するという点は共通しています。
ワーク中は、次の三つを意識すると議論を追いやすくなります。
たとえば一人が費用の条件を読み落としたまま計算し、別の人が別の前提で提案していると、意見は噛み合いません。「今はこの条件で比べています」と短く確認するだけでも、議論の土台が整います。正解を一人で出すことより、同じ情報を使って判断することを大切にしてください。
オンライン回では、参加案内を読んで接続環境、音声、カメラの映り方を確認しておくと、当日は内容に集中できます。資料を見る画面とメモを取る場所を準備し、聞き取れなかった条件は曖昧なまま進めず確認しましょう。発表の言葉を飾るより、どの条件を重視して結論を出したかを説明できる状態を目指すのがおすすめです。
陸上技術編は、船を造る前から就航後まで、技術者がどのように関わるかを知りたい学生に向いています。公式職種紹介では、船舶の仕様検討、設計確認、建造監督、就航船の保守・改造、新技術開発などが陸上職技術系の仕事として示されています。(出典:職種紹介 | 仕事を知る | 日本郵船 | 新卒採用情報)
船の技術職を「機械の設計だけ」と捉えると、仕事の広がりを見落とします。新しく船を造る際には、求める性能や運航の条件を仕様に落とし込み、造船所などの関係者と調整します。就航後も、設備が適切に機能するよう保守や改造に関わるため、技術的な理解と、相手に条件を伝える力の両方を知る機会として参加するとよいでしょう。
2028年卒表示の掲載例では、造船の計画から就航後のメンテナンスまでを学び、グループワークと社員座談会を実施する1dayが案内されています。形式は東京本社での対面またはオンラインです。(出典:ワンキャリア - applink.onecareer.jp)
予習では、自分の専攻の知識を一つ選び、仕事との接点を考えてみてください。機械系なら設備の信頼性、情報系なら運航データ、材料系なら耐久性など、まず仮説を置きます。専攻と業務の対応を決めつけるためではなく、「この知識はどんな場面で役立ちますか」と社員に聞くための準備です。
公式キャリアスクール紹介には訪船・見学も掲載されていますが、対面開催と船内見学は同義ではありません。申込む回に訪船が含まれるか、集合場所や持ち物の指定があるかは個別案内で確認しましょう。参加後は、見学した設備の印象だけでなく、その設備について技術者がどのような判断を担うのかをメモすると、仕事理解につながります。
海上職編では、航海士と機関士の役割を分けて知ることが職種選びの出発点になります。航海士は航海計画や当直、荷役、船体・救命設備などの管理に関わり、機関士は主機関や発電機などの運転管理、点検・整備を担います。(出典:世界を股にかける日本郵船の海上職 | 仕事を知る | 日本郵船 | 新卒採用情報)
2027年卒表示で募集終了の掲載例には、入門編・基礎編・発展編があり、オンラインまたは対面の1dayとして、仕事を知るワークや質疑応答、社員との交流が案内されています。(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)これは過去回の参加イメージとして使い、現在の申込先や締切として扱わないでください。
「船に乗って世界を回りたい」という関心から始めても構いません。そこから、安全運航のために何を判断する仕事なのか、船上でどう生活するのかまで質問を広げると、参加する意味が明確になります。
応募は、日本郵船の公式新卒採用サイトを入口に、対象卒年のマイページと個別プログラムの案内を確認して進めましょう。公式サイトには職種紹介や社員インタビューがあり、2028年卒向けのマイページ表示も確認できます。(出典:日本郵船 | 新卒採用情報)(出典:プロジェクト | 日本郵船 | 新卒採用情報)
手順 | やること | 確認する項目 |
|---|---|---|
1 | 公式新卒採用サイトを見る | 日本郵船の公式情報か、希望職種の案内があるか |
2 | 対象卒年の入口を選ぶ | 自分の卒業予定年、募集案内の対象学年 |
3 | マイページを登録する | メールアドレス、登録完了、ログイン情報 |
4 | 対象回の案内を読んで申込む | 職種、開催日、形式、会場、締切、必要な入力 |
5 | 申込みと参加案内を確認する | 完了表示、受付メール、結果連絡、当日の準備 |
間違えやすいのは、マイページ登録を終えた時点で、キャリアスクールにも応募できたと思ってしまうことです。ONE CAREERの掲載にも、企業側マイページへの案内や、登録だけでは応募にならない旨の説明があります。登録後は、希望するプログラムの申込手続きと完了表示まで確認してください。(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)
もう一つ分けたいのが、開催年度と卒業年度です。2028年卒向けのページに、2026年開催のイベントが載ることはあり得ます。「2028」と書いてあるから2028年に開催されるわけではありません。また、2027年卒表示の海上職編は確認時点で募集終了です。検索結果に残っているページを、いま受付中の案内と取り違えないようにしましょう。
マイナビ2028にも三つのコースが掲載されていますが、確認時点の表示には過去の開催予定や、開催時期と年が異なる締切が含まれていました。就活サイトの日付だけで応募可能と判断せず、対象回の企業側案内を確認するのが確実です。(出典:日本郵船(株)のインターンシップ&キャリア | マイナビ2028)
応募予定を管理するときは、「卒年・職種・開催日・締切・申込状況」を一つのメモにまとめます。申込み済みなら受付メールも保存し、連絡が届かない場合は迷惑メールフォルダや登録アドレスを確認してください。固定の夏・冬の実施周期を前提に待つより、公式サイトとマイページにある対象回の案内を基準に動きましょう。

参加の目的は、選考優遇を得ることではなく、海運業と仕事を理解することに置きましょう。日本郵船の公式キャリアスクールページは、プログラムが「採用選考活動とは一切関係ありません」と明記しています。(出典:日本郵船キャリアスクール | 日本郵船 | 新卒採用情報)
参加者の決め方も、すべてのコースでES・Webテスト・面接が必要という一律のフローではありません。2028年卒表示の陸上事務編には、応募者多数の場合は抽選と案内されています。(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)希望する回で何を提出するのか、抽選や選考の案内があるかを個別に確認してください。
抽選という表記から、応募理由の文章を磨けば当選率が上がる、大学名で結果が決まると考えるのは避けましょう。案内された手続きを正確に済ませ、そのうえで当日学びたいことを準備するのが合理的です。倍率や当選確率を推定しても、応募するかどうかの判断に必要な確かな情報にはなりません。
公式に採用選考と無関係とされているプログラムを、内定への近道として扱わないことが大切です。参加できたら仕事理解に使い、参加できなかったら別の公式資料で職種研究を進めましょう。
参加できない場合でも、公式の職種紹介と社員インタビューから、担当業務やキャリアの例を調べられます。「どの仕事に惹かれたか」「何をまだ確かめたいか」を残しておけば、次の説明会や職種研究につなげられます。参加の有無だけで自分の適性を判断せず、知った内容をもとに志望先との接点を考えていきましょう。
迷うなら、専攻だけでなく「何を動かしたいか」と「どんな働き方を確かめたいか」でコースを絞るのがおすすめです。事業や輸送を動かしたいのか、技術で船を支えたいのか、船上の現場で運航を担いたいのかを分けると、参加の目的が具体的になります。
興味の中心 | 最初に調べたいコース | 座談会で確かめたいこと |
|---|---|---|
人や情報を調整し、輸送・事業を動かす | 陸上事務編 | 運航判断、担当業務、異動や海外での仕事 |
設計・保守・新技術に関わる | 陸上技術編 | 専門知識の使い方、現場との調整、学び直し |
船を運航し、現場で安全を担う | 海上職編 | 乗船中の生活、航海士と機関士の違い、海陸のキャリア |
陸上職の公式職種紹介には、約3年おきのジョブローテーションや、国内外の部門で経験を積むキャリア形成が示されています。(出典:職種紹介 | 仕事を知る | 日本郵船 | 新卒採用情報)ひとつの仕事を長く深めたいのか、異なる業務を経験しながら視野を広げたいのかも、社員に話を聞く際の判断軸になります。
海上職は、乗船勤務と下船後の休暇を繰り返す生活サイクルが公式に説明されています。船上勤務だけでなく、経験を生かして陸上で船舶管理や燃料節減支援などに関わる仕事も紹介されています。(出典:世界を股にかける日本郵船の海上職 | 仕事を知る | 日本郵船 | 新卒採用情報)「海外で働ける」という魅力と、自分が許容できる生活の形を合わせて考えることが大切です。
海上職には自社養成制度を利用した社員の事例もあり、公式インタビューでは吉岡菜那さんが制度との出会いや航海士の仕事を語っています。(出典:吉岡 菜那 | 社員インタビュー | 日本郵船 | 新卒採用情報)自分にも同じ経路が適用されると決めず、関心があれば対象年度の募集要項で養成経路や条件を調べましょう。
たとえば「国際的な仕事がしたい」という希望だけでは、三つの職種から選びにくいはずです。その希望を、顧客や社内との調整をしたい、技術的な問題を解きたい、現場で運航の判断をしたい、と言い換えてみてください。参加前は仮の答えで十分ですが、働く場所や生活への疑問も一緒に持つと、座談会の話を自分の進路に引き寄せて聞けます。

参加前に、興味のある仕事・その理由・気になる働き方を一つずつ書いておきましょう。この三つがあると、社員の話をただ聞くのではなく、自分の予想が合っているかを確かめる時間にできます。
質問は、「やりがいは何ですか」だけで終わらず、仕事の場面を指定すると具体的な説明を得やすくなります。事務系なら「運航条件が変わったとき、どの相手と何を調整しますか」、技術系なら「専門知識と関係者への説明が両方必要だった場面を教えてください」、海上職なら「乗船中の生活に慣れるまで、どんな工夫が役立ちましたか」と聞く形です。
質問の前に自分の仮説を一言添えてもよいでしょう。「事務系は予定どおりに輸送を進める調整が中心だと考えていますが、予定変更時はどんな判断をしますか」と話せば、何を知りたいかが伝わります。社員一人の経験は、その人が担当した業務の具体例として受け止め、職種全体の共通ルールと決めつけないでください。
▼社員の経験を引き出す聞き方を考えたい場合は、業界は異なりますが、OB訪問の質問準備の考え方が参考になります。
参加後は、「予想していたこと」「実際に聞いたこと」「次に調べること」の三点を残します。想像と違った点ほど、職種選びの材料になります。
興味が複数の職種にまたがると、参加後も判断軸を言葉にするのが難しいことがあります。その場合は、経験と関心を対話で整理するのが近道です。CaseMatchのAIキャリアエージェントでは、自分の経験や希望を話しながら考えを整理できます。社員から聞いたことも添え、次に確かめたい疑問を言語化してみましょう。
働き方と仕事への関心を照合できたら、自分が職種選びで大切にしたい条件を整理しましょう。CaseMatchのAIキャリアエージェントに相談し、進路を考えるための判断軸を言葉にする方法もあります。

応募理由を求められる場合は、関心を持った理由、自分の経験、キャリアスクールで学びたいことの順に組み立てましょう。実際の設問や字数指定は個別案内に合わせます。ここでの準備は、すべての回でESや面接が実施されるという意味ではありません。
「世界で活躍したい」「海運に興味がある」という気持ちは出発点として使えますが、それだけでは何を体験したいかが伝わりません。経験を添えると、関心の根拠が見えます。そのうえで「どの仕事について、何を確かめるか」まで書けば、会社への漠然とした憧れを、プログラムに参加する目的へ変えられます。
以下はすべて編集部作成の例です。日本郵船の実際の設問や、通過者の回答ではありません。
コース | 目的が伝わりにくい例 | 関心・経験・学習目的を結び付けた例 |
|---|---|---|
陸上事務 | 世界で活躍する仕事を体験したいです | 学園祭で物品調達と日程調整を担当し、関係者をつなぐ仕事に関心を持ちました。運航管理ワークを通じて、輸送条件が変わる際の判断や調整を学びたいです |
陸上技術 | 大学で学んだ技術を生かしたいです | 研究で設備の不具合の原因を調べた経験から、技術で安定稼働を支える仕事に関心があります。船の建造と保守で、専門知識をどう使うか確かめたいです |
海上職 | 船に乗って海外へ行きたいです | 部活動で周囲の状況を見ながら行動する役割にやりがいを感じました。航海士と機関士の役割や船上での連携を知り、現場で働くイメージを具体化したいです |
例文をそのまま使うより、自分の行動を一つ選んで置き換えることが大切です。留学や大きな大会の経験がなくても構いません。ゼミ、アルバイト、サークルなどで、誰と何を調整し、自分が何を判断したかを振り返る方が、質問されても説明しやすくなります。
協働経験は、役割・判断・行動・結果に分けてメモします。「リーダーでした」で止めず、「なぜその役割を担ったか」「意見が割れたとき何をしたか」まで説明できるようにしましょう。これは一般的な経験整理の質問で、日本郵船の過去問ではありません。
応募理由の中心は、立派に見える経験ではなく、関心の根拠と参加して確かめたいことです。自分の行動を説明できる材料を選び、プログラムの内容につなげましょう。
文章は書けても、追加の質問を受けると説明が曖昧になることがあります。その場合は、質問への回答を声に出して試す練習が役立ちます。CaseMatchのAI面接練習では、AIが面接官役として質問するため、経験を対話の形で説明できます。まず一つの協働経験を使い、結論と理由が伝わるか確かめてみましょう。
▼一般的なAI面接練習の仕組みや質問内容を知りたい場合は、こちらで確認できます。日本郵船がAI面接を実施するという案内ではありません。
グループワークは、発言量を競うより、目的と条件をそろえてチームの判断を前に進める練習をしましょう。陸上事務編には運航管理や収益を考えるワークが案内されていますが、ワークがあること自体を採用評価の証拠と捉える必要はありません。(出典:ワンキャリア - ONE CAREER)
準備では、友人と身近な題材を使い、目的、制約、不足している情報を書き出してみてください。たとえば学内イベントの企画なら、誰を対象に何を実現するかを決め、予算と準備期間を確認します。その後に案を出し、良い点だけでなく、実行するための条件も比べます。海運の専門知識がなくても、議論の土台を整える練習はできます。
意見を共有するときは、「私はこの案を推します。理由は二つあります」と結論から話し、どの条件を重視したかを添えましょう。他の案とぶつかったら、すぐに否定せず、比較の基準が違っていないか確認します。役割は最初に固定しすぎず、情報整理、計算、時間確認など、その場で必要な作業を担うのがおすすめです。
▼議論の進め方や役割分担が不安なら、目的の共有から結論をまとめるまでの流れをこちらで確認できます。
練習後は、自分が周囲の意見をどう受け止めたかも振り返りましょう。「どの発言で前提がそろったか」「次ならどう短く説明するか」が分かれば、当日の協働にも生かせます。
▼経験を話す練習に進む場合は、面接練習の開始手順をこちらで確認できます。
自分の協働経験を言葉にしたら、追加の質問にも答えられるか試してみましょう。CaseMatchの「過去の経験の深掘り」は日本郵船の選考問題ではなく、経験を説明する一般的な練習として使えます。
座談会では、会社の取組を一つ調べ、それが現場の判断にどう関わるかを聞くと仕事理解が深まります。日本郵船は2025年12月に独自の安全基準「NAV9000」を刷新し、「NAV9000 Plus」を策定したと発表しました。発表では2026年4月からの導入を示し、譲れない安全基準の明文化や、対話を通じた安全品質の向上を説明しています。(出典:当社グループ独自の安全基準「NAV 9000」を刷新 - nyk.com)
この取組を知ったら、「安全と効率を両立するために、船と陸はどのように情報を共有していますか」と質問に変換できます。事務系なら運航条件が変わった際の調整、技術系なら保守の判断、海上職なら現場の報告や連携を聞くと、同じテーマでも職種ごとの役割が見えてきます。
非公開の運航基準や個別の事故情報を求める必要はありません。関係者がどのように確認し、判断を共有するかという、説明可能な仕事の進め方を聞きましょう。収益だけでなく、安全を守る条件も考える視点があると、ワークで出会った判断の意味も理解しやすくなります。
脱炭素やDXは、知識を披露する題材ではなく、興味のある職種の役割を知る質問に使いましょう。日本郵船は2050年までのネット・ゼロエミッション達成を長期目標として掲げています。これは将来に向けた目標で、達成済みの実績ではありません。(出典:Environment | 日本郵船株式会社)
また、船舶データ収集システムSIMSによる陸上とのデータ共有や、AIと海技者の判断を組み合わせた異常検知・安全運航の事例も紹介されています。(出典:船舶運航データ活用における人間とAIの協業で安全・効率運航を実現 | BVTL Magazine | 日本郵船株式会社)
事務系なら「環境負荷と運航・費用の条件をどう比べますか」、技術系なら「データは保守や新技術の検討にどう役立ちますか」、海上職なら「データから気づいたことを陸側へどう伝えますか」と聞けます。一つの取組を知り、職種に結び付け、自分が知りたい疑問にする順で準備してください。質問は三つ程度に絞ると、回答を聞いて掘り下げる余裕も持てます。

次にやることは、職種を仮決めし、対象回の募集条件を確認して、社員に聞きたいことを書くことです。まずは次の三点をメモにそろえましょう。
受付中の回があれば、登録だけで止めず申込完了まで確認します。未受付や募集終了なら、公式職種紹介と社員インタビューを使って参加目的を作り、対象年度の案内を確認しましょう。情報の入口は公式新卒採用サイトです。(出典:日本郵船 | 新卒採用情報)
参加前に職種を決め切る必要はありません。体験で何を確かめるかを決めてから申込むことが、キャリアスクールを進路の判断材料にする第一歩です。
参加目的がまだ曖昧なら、自分の経験と海運への関心を話して整理してみましょう。CaseMatchのAIキャリアエージェントを使い、キャリアスクールで学びたいことを言葉にする方法もあります。

著者
銀行法人営業、JAC Recruitment、パーソルキャリアでのRPO・企業人事を経て、フォルトナにてコンサル転職支援に従事。現在はCaseMatchのDirectorとして人材紹介を担当。ビズリーチSランク、新興系コンサルティングファーム年間Award 2025の実績を持つ。
監修者
早稲田大学大学院卒業後、デロイト トーマツ コンサルティングを経て、アクセンチュアにてマネージャーを務める。現在はCaseMatchのCSO兼エージェントHeadとしてハイクラス層の転職を支援。エージェントとしては、ビズリーチSランク、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
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