
コンサル
2026/06/11
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)とは
EYSCの企業概要とBig4における位置づけ
新卒向け募集職種の違い(ビジネス・テクノロジー・戦略・M&A)
EYインターンの概要|開催時期・期間・内容
インターンの開催時期と応募スケジュール
4日間のプログラム内容と過去テーマ例
参加学生の大学層と選考倍率の目安
EYインターンの選考フロー全体像
ES(エントリーシート)の設問傾向と通過のコツ
Webテスト(SPI/玉手箱)の形式・ボーダー・対策法
1次GD(30分グループディスカッション)の進め方と評価ポイント
個人面接(行動面接+フェルミ推定)の頻出質問と対策
EYインターンの倍率・難易度はどれくらい?
選考ステップごとの通過率の目安
EYインターンで求められるスキルと評価基準
EYインターンは本選考直結?優遇ルートを解説
インターン優秀者に与えられる優遇措置
インターンから内定までの流れ
インターン不参加でも本選考に受かるルートはある?
EYインターン選考でよくある質問(FAQ)
Q:EYインターンの服装は?
Q:オンライン参加は可能?
Q:他のBig4と併願しても大丈夫?
Q:文系でもテクノロジーコンサルタント職に応募できる?
まとめ|EYインターン選考を突破してキャリアの第一歩を踏み出そう
EYストラテジー・アンド・コンサルティングのインターンに興味はあるものの、選考の流れや倍率がわからず不安を感じている人は多いのではないでしょうか。この記事では、EYインターンの選考ステップごとの対策から通過率・優遇ルートの実態まで、応募前に押さえておきたい情報をまとめています。
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EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)は、世界4大会計事務所グループの一角であるEYの日本におけるコンサルティング法人です。2020年10月に設立され、従業員数は4,077名に達しています(EYSC公式採用サイト)、2025年2月時点)。東京ミッドタウン日比谷に本社を構え、Building a better working worldというパーパスのもと、経営戦略の策定からDX推進、M&Aまで幅広い領域をカバーしています。
Big4のデロイト・PwC・KPMG・EYの中で、EYSCは最も新しい総合コンサルティングファームです。近年は採用規模を拡大しており、新卒の採用人数は100名前後で推移しています。ワンキャリア就活クチコミアワード2025ではインターンシップ部門でゴールドを受賞しており、就活生からの注目度が年々高まっています。
EYSCはBig4の中でも新しいファームですが、グローバルネットワークの強みと採用規模の拡大により、就活生の人気が急上昇しています。
▼Big4コンサルの比較や各社の特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています
EYSCの新卒採用は、スタンダードと専門の2つのキャリアパスに分かれています(EYSC公式採用サイト)。
スタンダードに分類されるビジネスコンサルタントは、EYSC全域のプロジェクトに携わりながら自分の専門性を磨いていくポジションです。配属先はセクターやユニットによって多岐にわたるため、入社後に方向性を定めたい人に向いています。
専門には3つの職種があります。テクノロジーコンサルタントはIT戦略やDX推進を担当し、戦略コンサルタントはEYパルテノンの一員として純粋な戦略案件に取り組みます。M&AフィナンシャルアドバイザーはM&A取引の戦略策定から実行支援まで手がける職種です。
インターンはこの4職種ごとに開催されるため、応募時点で自分の志望職種を明確にしておく必要があります。ビジネスコンサルタント職が最も募集人数が多く、戦略コンサルタント職は少数精鋭の選考になる傾向があります。
EYSCのインターンシップは例年、夏に開催されます。2025年度の募集では、ビジネスコンサルタント職が7月末〜9月上旬、テクノロジーコンサルタント職が8月中旬、戦略コンサルタント職が8月上旬、M&Aフィナンシャルアドバイザー職が8月下旬〜9月中旬に予定されています。
エントリー締切は職種によって異なりますが、5月中旬〜6月中旬に集中するため、早めの準備が欠かせません。応募多数の場合は期限前に締め切られることもあるので、マイページの作成とES提出はできる限り早い段階で済ませておきましょう。
EYSCのインターンは4日間の採用直結型プログラムで、実際のプロジェクトに近い課題に取り組みます(EYSC公式採用サイト)。EYはこのインターンを単なる業務体験ではなく、参加者が思考を深め自分自身の成長を実感する場として設計しています。同社が掲げる「成長する選考」というコンセプトのもと、選考を通じて参加者の思考力や志望動機がどう変化するかまで見ている点が特徴的です。
プログラムの基本構成は、各セクターに属するクライアント企業の課題解決がベースになっています。1チーム5〜6名でグループワークに取り組み、最終日に成果発表を行う形式が主流です。チームにはメンターとなる現役コンサルタントがつき、ロジックの組み立て方やプレゼンの構成について随時フィードバックを受けられます。
過去のテーマとしては、物流業界のモビリティ戦略、カーボンニュートラル事業への参入戦略、鉄道会社の新規ビジネス構想、ある業界の一企業が生き残るための中長期戦略などが出題されています。テーマの幅は広いですが、いずれもクライアントの経営課題を構造化し、実行可能な打ち手を提示する力が求められます。
インターン中は常にメンターと同じブレイクアウトルームで作業するため、わからないことがあればその場で質問できる環境が整っています。フィードバックの質も高く、ロジックの繋がりが弱い部分を的確に指摘してもらえたという声が参加者から多く上がっています。
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参加学生の大学層は東京一工・早慶がメインです。就活会議の体験記によると、グループ内の全員が東大・東工大・京大だったというケースもあり、参加者のレベルは高いことが見て取れます。
1回あたりの参加人数は30〜50名程度です。インターンの選考難易度は就活会議で5点中4.0と評価されており、コンサル業界の平均よりも高い水準にあります。ビジネスコンサルタント職の倍率は15〜25倍程度と見られ、戦略コンサルタント職はさらに高くなります。
EYインターンの選考は、ES → 適性検査(SPI/玉手箱)→ GD → 個人面接 → インターン参加 → 最終面接 → 内定という流れで進みます。職種や時期によって一部変更がある場合もありますが、基本的なステップはこの形です。以下では、各ステップの内容と対策を詳しく解説します。

EYSCのESは例年、3問構成×各400字が基本です。代表的な設問は次のとおりです。
設問1の「志望職種の理由」では、自分のキャリアビジョンと職種の特徴がどう結びつくかを明確にします。たとえばビジネスコンサルタント職なら「幅広い業界×全社的な課題解決」、戦略コンサルタント職なら「純粋な戦略立案×EYパルテノンの知見」など、職種固有の魅力に触れると説得力が増します。
設問2の「EYSCでの貢献」は、単に「成長したい」という自己成長議論ではなく、EYSCのクライアントや社会に対してどのような価値を提供できるかを具体的に書くことが重要です。「Building a better working world」というパーパスに共感するエピソードを混ぜられると、志望度の高さをアピールできます。
設問3の「キャラクターエピソード」は、ガクチカ型の人柄面接に直結する設問です。「課題→行動→結果→学び」のフレームワークで整理し、自分がどう判断して行動したかを中心に描きましょう。
ESの通過率は30〜40%程度と見られ、最初の大きなフィルターになっています。提出前に必ず第三者に読んでもらい、論理の飛躍や抽象的な表現がないかチェックしましょう。
CaseMatchのES対策を使えば、AIとの会話を通して経験や強みを整理し、企業ごとに伝わるESを作成できます。
「何を書けばいいかわからない」という段階から、AIと一緒にESを仕上げてみましょう。
▼受かるESの書き方は、こちらで詳しく解説しています
ES通過後に実施されるWebテストは、職種によって形式が異なります。ビジネスコンサルタント職とテクノロジーコンサルタント職では玉手箱(計数・言語・英語)が、戦略コンサルタント職とM&Aフィナンシャルアドバイザー職ではSPIが採用される傾向にあります。
ボーダーラインは正答率80%前後とされており、コンサル業界の中では標準的な水準です。通過率は70〜80%程度と比較的高めですが、油断は禁物です。特に玉手箱の計数問題はスピードが求められるため、専用の問題集を1冊仕上げてから受験するのが安全です。英語セクションがある場合は、TOEIC形式の長文読解に慣れておくと安心です。
適性検査は短期間で急に伸ばそうとせず、受検形式と時間制限に慣れることを優先します。問題を解いた後は正答数だけでなく、時間を使い過ぎた分野を記録してください。CaseMatchのWebテスト対策を使って、本番に近い形式で対策し、1問あたりにかけてよい時間を体に覚えさせておきましょう。本番で迷った一問に固執しないための時間感覚が付きます。
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Webテスト通過後に実施されるGDは、約30分のオンライン形式で行われます。テーマは抽象度が高く、「○○業界の課題と解決策」「ある企業が成長するための方法」など、論点を自分たちで定義する必要があるタイプが中心です。
EYSCのGDで特に重視されるのは、議論の構造化力とチームへの貢献度です。リーダーシップを取ることよりも、議論が迷走したときに論点を整理したり、他者の意見を建設的に発展させたりする姿勢が評価されます。通過率は40〜60%程度と推定されます。
30分という短時間で成果を出すには、開始直後に「課題の定義→論点の洗い出し→打ち手の検討→まとめ」という時間配分をチームで合意することがポイントです。議論が拡散しそうなときに「いま議論すべき論点はこれですか?」と軌道修正できる人が高く評価されます。
▼GDの基本的な進め方や評価ポイントについてはこちらの記事も参考に
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GD通過後に行われる個人面接は、約40分のオンライン形式で実施されます。前半はガクチカや志望動機に関する行動面接(ビヘイビアルインタビュー)、後半はフェルミ推定という構成が一般的です。
行動面接では、ESの「キャラクターエピソード」を深掘りされます。頻出質問は次のとおりです。
- その経験で最も苦労した点は?
- なぜその行動を選んだのか?
- 他の選択肢はなかったのか?
- もう一度やるとしたらどう変えるか?
- なぜEYSCなのか?他のBig4ではダメなのか?
回答は「STARフレームワーク」(Situation→Task→Action→Result)で構成するのが基本です。特にActionの部分で「自分が何を考えてどう動いたか」を厚く語ることが重要です。「チームで頑張りました」という漠然とした回答ではなく、自分の判断と行動の因果関係を明確にしましょう。
なお、行動面接の回答クオリティを高めるには、実際に声に出して練習することが不可欠です。CaseMatchのAI面接機能を使えば、深掘り質問への対応を何度でも繰り返し練習できます。特に「なぜその行動を選んだのか?」といった深掘りに対して、瞬時に論理的な回答を組み立てる練習は、本番で大きな差になります。
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フェルミ推定は約10分で出題され、その場で構造化して回答する形式です。過去に出題されたテーマの例としては、「日本のタクシーの台数」「東京都内のカフェの売上」などが報告されています。
時間配分の目安は、前提整理(1分)→分解(2分)→計算(3分)→結論と検証(2分)→質疑応答(2分)です。重要なのは正確な数字を出すことではなく、分解のロジックが筋の通ったものかどうかです。「なぜその切り口で分解したのか」を説明できるようにしましょう。
▼フェルミ推定の基本的な解き方や練習問題は、こちらで詳しく解説しています
▼ケース面接の基本的な流れを押さえたい方は、こちらも押さえておきましょう
面接全体の通過率は40〜60%程度で、行動面接とフェルミ推定の両方で高い評価を得る必要があります。
各選考ステップの通過率をまとめると、次のようになります。
これらを掛け合わせると、応募からインターン参加までの全体通過率はおおよそ4〜7%となり、倍率に換算すると15〜25倍程度になります。

自分の現在の立ち位置を客観的に把握するには、CaseMatchの利用が有効です。他の就活生の回答例や優秀回答を閲覧できるため、自分の回答がどのレベルにあるかを比較検証できます。
▼Big4の就職難易度やランキングについては、こちらの記事も参考にしてみてください
EYSCのインターン選考で一貫して評価されるのは、次の3つの能力です。
これらはコンサルタントに求められる基本スキルそのものです。EYSCが「成長する選考」を掲げているとおり、選考過程で受けたフィードバックを受け止め、次のステップで改善できるかという「伸びしろ」も見られています。
EYSCのインターンは採用直結型です。インターン中の評価で優秀と判断された参加者には、インターン後の最終面接への招待があります。この最終面接はパートナークラスの社員との1対1面接で、志望動機とカルチャーフィットが主な評価項目です。
優遇の内容をまとめると、インターン経由ルートは「ES→適性検査→GD→個人面接→4日間インターン→最終面接→内定」となり、通常の本選考フローよりも大幅にショートカットされます。通常ルートでは改めて複数回の選考を突破する必要があるため、インターン参加は内定への最短ルートと言えます。

CaseMatchでは、インターンや本選考で高評価を得た学生にスカウトが届く仕組みがあり、選考優遇や特別ルートへの案内を受けられる可能性があります。まずは無料登録しておくことをおすすめします。
インターン経由で内定を獲得するまでのステップは次のとおりです。
最終面接の通過率は約33%(インターン参加者3人に1人程度)と見られています。最終面接では「なぜEYSCなのか」という志望動機の深さが決め手になるため、インターンで感じたことを具体的に語れるよう準備しておきましょう。
結論から言えば、インターンに参加しなくても本選考で内定を獲得することは可能です。EYSCの本選考はインターン参加者とは別枠で募集が行われ、秋以降にエントリー受付が始まります。
ただし、インターン経由の応募者はすでにメンターからのフィードバックや社風の理解というアドバンテージを持っているため、本選考のみの応募者はその分だけ不利になる可能性があります。インターンに参加できなかった場合は、他のBig4のインターンやケースコンペで実践経験を積み、面接でその経験を語れるようにしておきましょう。
オンライン開催の場合は上半身のみ映るため、ジャケット着用のビジネスカジュアルが無難です。対面開催の場合はスーツが基本ですが、案内メールに服装指定がある場合はそれに従いましょう。
近年はGDと面接はオンライン開催が主流です。4日間のインターン本番については、年度や職種によってオンラインまたは対面のいずれかで実施されます。最新の開催形式はマイページで確認してください。
併願はまったく問題ありません。むしろ、コンサル志望の学生はデロイト・PwC・KPMG・EYのBig4をすべて併願するのが一般的です。ただし、面接で「なぜ他社ではなくEYSCなのか」を聞かれた際に、EYSCならではの志望動機を語れるように準備しておきましょう。
応募可能です。EYSCの新卒採用では全職種で学部・学科不問とされています(EYSC公式採用サイト)。テクノロジーコンサルタント職は「IT戦略・DX推進」がメインテーマですが、プログラミングスキルは必須ではありません。デジタル領域への関心と論理的思考力をアピールできれば、文系出身でも十分に勝負できます。
本記事では、EYストラテジー・アンド・コンサルティングのインターンについて、企業概要から選考フロー、各ステップの対策、倍率・難易度、そして優遇ルートまでを網羅的に解説しました。
ポイントを改めて整理すると、次のとおりです。
選考対策を始めるなら、まずはESの執筆とフェルミ推定の練習から取りかかるのが効率的です。CaseMatchではAIを活用したケース面接練習や他の就活生の回答例の閲覧が可能です。無料で登録できるので、気軽に試してみてください。
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▼コンサル就活全般の対策テクニックを知りたい方はこちら
著者
村田製作所でスマートフォン向け通信モジュールのR&Dに従事した後、クニエにて製造業向けの業務改善・戦略コンサルティングを経験。フォルトナでは約5年間、コンサル・ポストコンサル領域の転職を支援。現在はCaseMatchで転職支援を担当。R&D・PLM・製造業領域に深い知見を持つ。
監修者
フジクラで研究開発・新規事業開発に従事した後、アクセンチュア、デロイト、イグニション・ポイント、ADLでコンサルティングを経験。現在はSenior Managerとして転職支援を担当。製造業・R&D領域に強みを持ち、QUNIE Award 2024優秀個人賞、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
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