
ケース面接
2026/11/03
技術設計面接(システムデザイン面接)は、短いお題文から要件を引き出し、限られた時間で 1 つのシステムの設計を説明する面接です。この記事では、CaseMatch の AI 面接で出している 9 つのお題について、解説と模範解答の記事をまとめています。
お題文には、設計を決める条件のほとんどが書かれていません。アクセスの山、反映の速さ、守るべき規制、チームの人数と期間などは、面接官に質問して初めて出てきます。見られるのは、次の 4 つです。
9 本の解説は、どれも同じ順で書いています。
前提の一覧には「設計への影響」の列があります。先にその列を隠して自分で影響を考え、そのあと答え合わせをすると、面接に近い練習になります。
お題 | 主な論点 |
|---|---|
toC向けWebメディア | 配信とキャッシュ、編集と審査の流れ、変わる数字の分離 |
議事録テイカー | 音声処理の流れ、取りこぼさない要約、認識誤りの補い方 |
チャットbot開発 | 検索の設計、答えない判断と有人への引き継ぎ、回答を直していく仕組み |
SaaSの権限分離 | テナントの境界、判定の置き場所、権限モデル |
社内の調査と分析を任せる AI エージェント | sandbox の隔離、長時間の実行、ループの制御 |
映画サブスクの推薦機能 | 事前計算と表示時の処理の分担、精度と多様性の両立、良い推薦の測り方 |
音声対話システム開発 | 1 秒の内訳、取り違えを防ぐ確認、スタッフへつなぐ経路 |
社内向けMCP開発 | 誰の身元で各サービスを呼ぶか、データをどこから取るか、ツールの粒度とサービスの負荷 |
金融ドメインにおけるOCRアプリケーション | GPU 2 枚の配分、人の確認、個人番号の秘匿とスマホの画質 |
証券会社が運営する、20代向けにお金の情報を届けるWebメディアを作ることを考えています。記事を書いて法務の審査を通してから公開し、読者が記事を読んで口座開設ページへ移動できるようにしたいです。
論点は 3 つあり、重さの順に配信とキャッシュ、編集と審査の流れ、変わる数字の分離です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、会議の議事録を自動で作るツールを作ることを考えています。Zoom・Teams・対面の会議を文字起こしして要約とタスクを作り、参加者が修正してから共有できるようにしたいです
論点は 3 つあり、重さの順に音声処理の流れ、取りこぼさない要約、認識誤りの補い方です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、家電メーカーのWebサイトで、問い合わせ対応を楽にするためのチャットbotを作ることを考えています。顧客がチャットで質問すると、FAQと製品マニュアルを根拠に回答し、答えられない質問は有人チャットに引き継ぐようにしたいです
論点は 3 つあり、重さの順に検索の設計、答えない判断と有人への引き継ぎ、回答を直していく仕組みです。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、経費精算SaaSで、顧客の会社ごとに誰が何をできるかを細かく設定できる権限の仕組みを作ることを考えています。今は管理者と一般の2つのロールしかないので、申請・承認・差し戻し・支払いデータの出力・マスタの設定などの操作ごとに、誰に許すかを企業ごとに設定できるようにしたいです
論点は 3 つあり、重さの順にテナントの境界、判定の置き場所、権限モデルです。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、社内の調査や分析を任せられるAIエージェントを作ることを考えています。社員がチャットで依頼すると、AIがWeb検索、アップロードされたファイルの読み込み、Pythonコードの実行を繰り返し、分析結果とグラフを返すようにしたいです
論点は 3 つあり、重さの順に sandbox の隔離、長時間の実行、ループの制御です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、動画配信サービスで映画をもっと観てもらうために、おすすめ作品の推薦機能を作ることを考えています。トップ画面に、会員ごとのおすすめ作品の列を表示したいです
論点は 3 つあり、重さの順に事前計算と表示時の処理の分担、精度と多様性の両立、良い推薦の測り方です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、歯科クリニックチェーンの電話の予約受付を自動化するために、音声で対話するAIを作ることを考えています。電話で予約の新規・変更・キャンセルを受け、予約台帳のAPIで空きを確認して登録し、判断できない用件はスタッフに転送するようにしたいです
論点は 3 つあり、重さの順に 1 秒の内訳、取り違えを防ぐ確認、スタッフへつなぐ経路です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。当社のプロダクトはマイクロサービスで運用していて、約10のサービスがそれぞれ自分のDBを持っています。社員がClaudeやChatGPTから、各サービスのデータ(顧客、契約、利用状況など)をまとめて検索・参照できるように、社内向けのMCPサーバを作ることを考えています。当面は読み取りだけです
論点は 3 つあり、重さの順に、誰の身元で各サービスを呼ぶか、データをどこから取るか、ツールの粒度とサービスの負荷です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
本日はシステムの設計方法についてディスカッションしたいと思います。今、銀行のローン申込書の入力作業をなくすために、OCRのアプリを作ることを考えています。申込書・本人確認書類・源泉徴収票の画像から項目を読み取り、事務担当者が確認・修正してから登録できるようにしたいです
論点は 3 つあり、重さの順に GPU 2 枚の配分、人の確認、個人番号の秘匿とスマホの画質です。
▼解説と模範解答
▼AI 面接で練習する
解説で使う設計の基礎(キャッシュ、メッセージキュー、データベース、可用性など)は、日本語のシステムデザイン面接の教材 SystemDesign InterviewCat で詳しく学べます。各解説の冒頭に、関係する章の一覧を載せています。
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CaseMatch編集部は、就活・転職における面接対策やキャリア選択に役立つ情報を発信する編集チームです。AI面接練習サービス「CaseMatch」の運営で得た知見や、企業選考・ケース面接・自己分析に関する実践的なノウハウをもとに、候補者が納得感を持って選考に臨めるコンテンツをお届けします。
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