
WEBテスト
2026/10/28
デザイン思考テストはニーズの具体化と評価の練習から始める
解決策を考える前に誰のどんな困りごとかを言語化する
創造だけでなく他人の案を評価する練習も行う
デザイン思考テストの仕組みと測られる能力
創造セッションと評価セッションの進み方
4つの能力とスコアを対策の目標に置き換える
創造セッションの例題でニーズと解決策を作る
独自の例題で曖昧な願望を具体的なニーズに直す
解決策の新しさとニーズへの有効性を短い文で伝える
評価セッションの例題で判断の軸を揃える
共感できるニーズと有効な解決策を分けて評価する
極端な評価や流し読みを避けて一定の基準で判断する
練習記録から自分の弱点と次のお題を決める
案が出ない原因をニーズと手段と文章に分ける
通信サービスの別題で改善が再現するか試す
受検前に操作環境と利用ルールを確認する
締切とブラウザを確認して単独の画面で受検する
まず1題を解いて次に直す点を1つ決めよう
ニーズを書くことと評価することを今日の練習にする
「アイデアが浮かばない」「他人の案をどう評価すればいいのか迷う」と、デザイン思考テストの準備で手が止まっていませんか。 対策の中心は、奇抜な案の暗記ではなく、人物のどんな困りごとかを具体化し、解決策の有効性を判断する練習です。創造・評価の独自例題から、本番までに取り組む順番を紹介します。
最初に練習するのは、解決策ではなく「誰が、どんな状況で、何をかなえたいのか」を書くことです。便利そうなサービスを先に思いつくと、そのサービスを使わせるために困りごとを後付けしやすくなります。人物の立場から出発して、困難を一つに絞る順番を守りましょう。
創造セッションでは、Who・Where・Whenを選び、Whyを記述した後、Whatを選択してHowを記述・提出します。この操作を繰り返してアイデアを作る形式です。(出典:創造セッションではいくつ回答ができるのか知りたい – デザイン思考テスト ヘルプセンター)
練習では、まず日常の不便を一つ取り上げます。例えば「乗り換えに不慣れな人が、初めて訪れた駅で、待ち合わせに向かう途中」という状況なら、「移動を便利にしたい」だけでは願望が広すぎます。「改札から出口まで迷って遅刻しないよう、今いる場所から進む方向を知りたい」まで具体化すれば、必要な解決策の範囲が見えてきます。
このとき、設定から読み取れる事実と自分が補った想像を分けることが大切です。「初めて訪れた駅」は条件ですが、「スマートフォンを使えない」「日本語が読めない」は別の仮説です。仮説を重ねるほど、元の人物とは違う人の困りごとを解いてしまいます。ニーズに必要な仮説だけを置き、属性だけで苦手なことを決めつけないようにしてください。
ニーズが定まったら、同じ困難を解消する手段を複数考えます。案内表示を改善する、音声で誘導する、出口までの道順を簡潔に送るなど、手段を変えても願望は共通です。この練習によって、技術やサービス名に引っ張られずに案を選ぶ習慣が身につきます。
ニーズが具体的なら、解決策が役立つかを自分で点検できます。アイデアが出ないときは、手段を探す前に人物の目的と困難を書き直しましょう。
提出数を増やす練習は、ニーズと解決策のつながりが伝わるようになってから進めるのがおすすめです。公式にも、創造セッションは提出数に上限がなく、質の良いアイデアがスコアに大きく反映されると説明されています。(出典:創造セッションについて知りたい – デザイン思考テスト ヘルプセンター)

創造と評価はセットで練習してください。自分の案を作る練習だけでは、他人の文章からニーズの強さや解決策の有効性を読み取る経験が不足します。評価の練習は、自分の回答の曖昧さに気づく機会にもなります。
本番は創造セッションと評価セッションがそれぞれ原則30分です。準備では、最初から時間内に大量の案を作ろうとせず、操作確認、短い記述、時間を測った演習、振り返りの順に進めると、止まった原因を把握しやすくなります。(出典:受検案内 - デザイン思考テスト)
練習の順番 | やること | 完了の目安 |
|---|---|---|
操作を確認する | 公式チュートリアルで選択・記述・提出の流れを試す | 次に何を操作するか迷わない |
短い文章を作る | 一つの題材でニーズと解決策を書く | 対象者、困難、効果が読み手に伝わる |
時間を測る | 創造と評価をそれぞれ練習する | どの工程に時間がかかるか分かる |
振り返る | 曖昧な記述と判断の迷いを見直す | 次に直す点を一つ選べる |
タイピングは、考えた内容を提出し切るための補助です。速く入力できても、何を伝えるかが決まっていなければ手は止まります。文章化で詰まる人は、一文に人物、願望、手段、効果をすべて詰めず、「どんな負担があるか」「何によって減らすか」を分けて書く練習から始めましょう。
時間を測る段階では、案が出なかった時間、文章を直していた時間、評価を迷った時間を練習後に振り返ります。単に「30分で何件できたか」を数えるより、どこで時間を使ったのかを見るほうが、次の練習を選べます。文章の完成度を上げるために同じ案を延々と修正するなら、意味が伝わった時点で次へ進む練習が必要です。
本番が近い場合も、創造のみで準備を終えないでください。少なくとも一つのニーズと解決策を書き、別の案について「願望に共感できる理由」「手段が役立つ理由」を確認します。十分な時間が取れる場合は、その後に両セッションの時間感覚をつかむ演習を加えましょう。
SPIのような問題形式の習得と、デザイン思考テストの記述・判断の練習は分けて予定に入れるのが効率的です。併願先で両方を受ける場合も、一方の問題集だけで準備を済ませないようにします。
▼SPIも受ける予定なら、出題形式に合わせた練習を別に組み立てましょう
デザイン思考テストは、本質的な課題を発見し、解決策を考える力を測るオンラインテストです。VISITS Technologiesが提供し、アイデアを創造する力と、他者のアイデアを評価・検証する力を測定します。(出典:デザイン思考テストとは - デザイン思考テスト)
デザイン思考では、対象者への共感から課題を定義し、解決策を考えることが重要です。本テストの練習も、人物の立場でニーズを捉えるところから始めます。一般的なデザイン思考の学習で扱う試作品の製作や現場での検証までを、本番の画面内ですべて実施するわけではありません。受検対策では、実際の選択・記述・評価の操作に合わせて練習しましょう。
創造セッションでは自分のアイデアを作成・提出し、評価セッションでは割り当てられた他の受検者のアイデアを読み、評価します。創造で有効なアイデアを1件以上提出することが評価セッションの受検条件であり、結果の算出には両方の受検完了が必要です。(出典:受検案内 - デザイン思考テスト)
「創造が終わったので受検完了」と思い込まず、それぞれの開催期間を確認してください。公開テストは自身で確認する受検案内、企業などの団体テストは主催者から届く案内を起点に、日時と完了条件を照合します。選考スケジュールには、評価セッションの締切まで書き込んでおくと安心です。
応募先での実施有無や位置づけは、その年度・応募コースの選考案内で判断するのが確実です。過去の体験談で実施されていても、今年のすべての職種で同じとは限りません。企業研究の記事は選考全体を整理するために使い、実際に受ける検査名や受検方法は応募後の案内と照合しましょう。
▼コンサル志望で複数の選考対策を進める場合は、企業別の選考全体と受検案内を照合してください
総合点だけでなく、4つの能力ごとに練習の目標を決めましょう。ニーズ発見力、ソリューション創出力、ニーズ評価力、ソリューション評価力がそれぞれ100点で、合計400点です。(出典:デザイン思考テストとは - デザイン思考テスト)
能力 | 公式の測定内容の要旨 | 練習で確認すること |
|---|---|---|
ニーズ発見力 | 根本的なニーズや新しいニーズに気づく力 | 人物の状況から具体的な願望を捉えたか |
ソリューション創出力 | 新規性があり適切な解決策を生み出す力 | 手段がニーズに作用する理由を説明したか |
ニーズ評価力 | 未解決のニーズや願望の強さを見抜く力 | 対象者が切実に望むことを読み取ったか |
ソリューション評価力 | 解決策の有効性や革新性を見抜く力 | ニーズとの対応と既存手段との差を判断したか |
創造のスコアは質の良いアイデアが重要で、評価のスコアには評価の質と数が関係します。さらに相互評価は単純な多数決ではなく、良いアイデアを見抜く力に応じて評価の重みを変える仕組みです。「皆が高く評価しそうだから最高評価にする」という攻略より、内容に根拠を置いた判断を練習することを推します。(出典:デザイン思考スコアの算出について – デザイン思考テスト ヘルプセンター)
SSなどのランクは相対評価で、SSは過去1年以内のテスト全体の受検者を母数として上位1%以内です。ランクと応募先の合格ラインは別物なので、SSなら必ず選考を通過する、何件提出すればSSになるといった目標は置かないでください。(出典:スコア、ランクの定義を知りたい – デザイン思考テスト ヘルプセンター)
次の練習では「願望をもっと具体的にする」「効果の説明を補う」のように、直せる行動に落とします。点数だけを目標にするより、回答のどこを変えるかが明確になります。
ニーズは「便利にしたい」で止めず、目的の達成を妨げている負担まで書きましょう。ここでは、金融窓口で書類の記入や読み取りに困る利用者を題材に練習します。以下の人物・状況と自治体・通信の題材は記事独自の設定であり、実際の過去問ではありません。
まず本人の目的を考えると、「書類を書くこと」ではなく「必要な口座開設の手続きを済ませること」が中心です。そのうえで、限られた時間の中で同じ情報を確認・転記する負担や、書き間違えてやり直す不安が困難の候補になります。目的、作業、困難を分けると、入力の速さだけに問題を狭めずに済みます。
練習用のWhyは、例えば「休憩時間内に手続きを終えたいので、本人確認書類の情報を何度も書き写す手間と、転記ミスによる書き直しを減らしたい」と記述できます。ここでは、時間の制約と転記の場面をつなげています。窓口の混雑や利用者の年齢まで追加しなくても、願望の理由は伝えられます。
「初めてだからすべての操作が苦手」と決めつける必要もありません。不慣れな手続きでは確認箇所が分からない可能性はありますが、利用者が端末に慣れているかは別の条件です。人物の属性を強調するより、設定された状況で誰にでも起こり得る負担を捉えましょう。
既存の手段で何が残るかも点検します。記入例があっても転記そのものは残り、職員に質問できても、どの情報をどの欄へ書くかを一つずつ確認する時間がかかるかもしれません。「既存の支援があるからニーズがない」ではなく、「支援があっても残る負担は何か」を探すと、解決策を考える余地が見つかります。
Whyには、本人がかなえたいことと、今それを妨げる負担を結び付けて書きます。サービス名を入れなくても願望が伝わるなら、ニーズから考えられています。
書き終えたら、読み手が「どの人の、どの作業の、何を減らす話か」を答えられるか確認してください。「もっと詳しく書く」だけでは文章が長くなるので、伝わらなかった要素を一つ補うのがおすすめです。回答例を暗記するより、この確認を別の題材でも繰り返すほうが応用できます。

Howでは技術名より、その技術がどの負担をどう減らすのかを優先して書きます。その前に、提示されたWhatからニーズに合う手段を選びましょう。先ほどの金融窓口の例題では、次の独自候補を使って練習します。実際のテストに出る選択肢ではありません。
今回は、本人確認書類の情報を転記する負担に直接作用するOCRを選びます。音声入力でも手書きは減らせますが、住所などを本人が読み上げる作業は残ります。対話型ガイドは入力欄への迷いを減らせても、情報を転記する作業そのものは残りやすいため、ここではOCRを優先します。技術の目新しさではなく、Whyで絞った負担との対応が選択理由です。
練習用のHowは、「手段を使って何を処理するか」「利用者へどう返すか」「元のニーズの何が改善するか」の順で組み立てます。この型は公式の正解や採点式ではありません。選んだOCRなら「本人確認書類の住所などを読み取り、申込欄の候補として表示する。本人が確認・修正してから反映し、転記と書き直しの負担を減らす」と書けます。
別の候補を選ぶ練習もしてください。音声入力なら「本人が住所などを読み上げると申込欄に文字として表示し、本人が書類と照合して修正する」と記述できます。手書きは減りますが、読み上げと照合は残ると点検します。候補を変えてもOCRを追加して解決せず、選んだ手段の範囲でHowを作ることが練習のポイントです。
記述する箇所 | 弱い記述 | 改善した記述 | 修正の狙い |
|---|---|---|---|
Why | 手続きを便利にしたい | 休憩時間内に終えられるよう、情報の転記と書き直しの負担を減らしたい | 制約と願望を結び付ける |
Howの処理 | AIで申込書を自動化する | 本人確認書類から住所などを読み取り、対応する申込欄の候補として表示する | 入力と処理対象を明確にする |
Howの確認 | すべて自動で済ませる | 読み取り内容を本人が確認・修正してから申込情報に反映する | 誤読への対応と利用者の役割を示す |
ここからさらに考えるべきなのは、案の新しさと有効性です。既にある読取機能をそのまま述べるだけなら、どの使い方が負担軽減につながるのかを掘り下げます。例えば、読み取り結果だけを一覧表示するより、転記先の欄と対応させ、確認すべき箇所を絞る仕組みのほうが、この人物の願望とのつながりを説明しやすくなります。
個人情報を扱う案では、誰が何を見るのかも整理してください。誤読した文字がそのまま確定される案なら、入力が速くても書き直しの不安は残ります。専門的なシステム仕様を長く書くより、本人の確認を挟むなど、案が成り立つために必要な条件を簡潔に補うことが大切です。
自分の説明が伝わるかは、頭の中だけで点検しにくいものです。解決策を声に出して説明し、質問を受けて不足を確かめる練習を加えましょう。CaseMatchのAI面接練習では、AIが面接官役となり、課題への回答に沿って対話できます。ここでは本番形式の代わりではなく、手段と効果の説明を試す補助練習として使ってください。
▼解決策の説明を質問に応じて具体化する練習は、ケース面接の思考プロセスも参考になります
金融のOCR題材をさらに掘り下げたい人は、CaseMatchの同領域の演習で処理対象と利用者への効果を説明してみましょう。リンク先は技術的な内容を含むエンジニア面接の補助演習で、デザイン思考テスト専用の模試ではありません。
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ニーズへの共感と解決策の有効性は、分けて判断します。困りごとが切実でも、提案された手段がその困難を解消するとは限りません。逆に、技術的に面白い案でも、対象者がその効果を強く望んでいなければ、ニーズとの結び付きは弱くなります。
公式では、評価セッションで他の受検者のアイデアを4段階で評価します。練習ではまず、対象者の願望の強さと未解決の負担を読み、その後で手段の有効性と新規性を確かめましょう。(出典:デザイン思考テストとは - デザイン思考テスト)
例えば、自治体の公共体育館を仕事帰りに利用したい人が、「到着してから臨時休館や混雑に気づき、移動が無駄になるのを避けたい」と考えている場面を置きます。このニーズに対して、次の二つの案を比較してください。
この設定では、案Bのほうが「無駄な移動を避けたい」という願望に直接対応しています。案Aは施設選びには役立っても、その日の利用可否を判断する材料は増えません。これは考え方の例であり、公式の正解や4段階の特定評価、得点を示すものではありません。
案Bにも点検する条件があります。情報の更新が遅ければ、出発前に見た内容と現地の状況が食い違います。既存のWebページで十分に分かる内容なら、何を追加する案なのかも読み取る必要があります。ニーズに効く方向であることと、新しい解決策であることを同じ判断にしないようにしましょう。
評価は、自分が使いたいかではなく、設定された対象者の困難が軽くなるかを基準にします。ニーズの強さを読んでから、手段がそこに作用する理由を確かめてください。
他人の案を読むと、どこまで説明すれば効果が伝わるのかを学べます。「混雑を見える化する」という記述だけでは、誰がいつ確認するのかが曖昧だと気づいたなら、自分の案にも確認の時点を補えます。評価の練習を創造へ戻すことで、判断と記述の両方が改善します。
自治体の課題について自分でも説明してみたい場合は、同領域のケース演習が補助になります。次のお題は公式の相互評価を行うテストではなく、課題と施策の対応を考える練習用です。
▼自治体の課題解決で、利用者の困難と施策の効果を説明してみましょう
読む順番に加えて、「質問に肯定できる根拠」と「その強さ」を分けて確認しましょう。本番では、画面の各評価項目が何を尋ねているかを読み、その項目に関係する記述だけを根拠に4段階の選択肢を選びます。別の項目で良いと思った印象を持ち込まないことが大切です。評価項目の質問全文と選択肢の正式表記は公式チュートリアルの画面で要確認です。以下は公式が示す評価能力に沿った練習用の判断手順で、公式の採点基準ではありません。(出典:受検案内 - デザイン思考テスト)
1. 問われている対象を分ける。願望の強さ・未解決性を読む場面では人物とWhyを、有効性・革新性を読む場面ではWhyとHowの対応、既存手段との差を確認します。 2. 肯定・否定の方向を決める。その項目を支持する具体的な記述があるか、逆に条件との食い違いがあるかを探します。文章が長い、技術が派手といった印象は根拠にしません。 3. 選択肢の強さを分ける。強い肯定と弱い肯定の間で迷うなら、効果を成立させる重要な条件が示されているかを再読します。弱い否定と強い否定の間なら、根拠が乏しいだけなのか、ニーズと明確に矛盾するのかを分けます。実際の選択肢の文言に合わせて回答してください。
先ほどの体育館の例では、無駄な移動を避けたい願望には、仕事帰りという制約と移動の負担が肯定の根拠になります。一方、既存案内で解消されていないかは、提示情報だけでは強く判断しにくい部分です。願望への共感だけで未解決性まで強く肯定しないようにします。
解決策の有効性は、案Aなら「紹介動画では当日の利用可否が分からない」という不一致が否定方向の根拠です。案Bは出発前の確認が願望に対応するため肯定方向ですが、更新方法が不明なら強い肯定へ進む根拠が不足します。革新性を判断する際は、案Bを有効だと思った印象とは切り離し、既存の案内との差を読みます。情報不足を勝手に補わず、どの根拠で評価の方向と強さを分けたかを残すと、別題でも判断を揃えられます。この例の判断は公式の正解や得点を示しません。
評価セッションのスコアは、評価の質と評価した数から算出されます。一案の解釈に長く固執するより、判断に必要な部分を確認して次へ進む練習をしてください。(出典:評価セッションについて知りたい – デザイン思考テスト ヘルプセンター)
練習中に理由をメモするなら、「願望は具体的だが手段が別の負担を解いている」のように一行で十分です。長い感想を書くより、何を根拠に判断したのかを残すと、後で基準の揺れを比較できます。メモや外部ツールの本番利用を前提にせず、この方法は振り返り用に限定しましょう。
評価の理由が揺れると、自分だけでは読み落としを見つけにくくなります。練習した回答について、根拠や説明の不足を別の視点で確認する方法が有効です。CaseMatchでは、AIによる回答の採点とフィードバックを確認できます。その評価は公式テストのスコア予測ではなく、自分の説明を見直す材料として使ってください。
玉手箱などを併せて受ける人も、時間内に読む練習を一括りにしないことが大切です。図表から数値を処理する練習と、願望・効果を判断する練習では、読むべき部分が異なります。
▼玉手箱の時間不足も課題なら、数値処理の練習は別の手順で進めてください
ニーズと施策の結び付きを自分の言葉でも説明してみましょう。CaseMatchの自治体インフラの演習は、その説明を試す補助練習であり、公式の相互評価やスコアを再現するものではありません。
無料で
「アイデアが苦手」でまとめず、どの工程で止まったかを切り分けます。願望が曖昧なのか、手段を思いつかないのか、説明の文章化が遅いのかによって、次に取り組む内容は変わります。提出数が少なかったという結果だけでは、この違いは分かりません。
以下は、公式の4能力を参考にした記事独自の練習診断です。公式の採点ではなく、練習記録から改善点を選ぶために使います。
練習で起きた症状 | 確認する箇所 | 次回の練習 |
|---|---|---|
願望が「便利にしたい」で終わる | 人物の目的と作業上の困難 | 解決策を書かず、ニーズだけを具体化する |
案は出るが元の困難が残る | 手段がどの負担に作用するか | 同じニーズに複数の手段を当て、効果を比べる |
内容はあるが記述に時間がかかる | 主語、処理、効果が混ざっていないか | 二文に分け、意味を変えずに短くする |
評価の理由が毎回変わる | ニーズと解決策を分けて読んだか | 同じ確認順で複数案を読み、理由を一行で残す |
友人などに読んでもらえる場合は、「良いと思う?」ではなく、「誰が何に困っていて、どう軽くなる案?」と聞きましょう。読み手の説明が自分の意図と違えば、伝わらなかった場所が見つかります。意見の賛否と、文章の意味が伝わったかは分けて受け止めてください。
振り返りでは、うまく書けた案も一つ残します。失敗した案だけを見ると、毎回すべてを変えたくなりますが、伝わった表現を残せば、改善が必要な箇所に集中できます。次回は「効果を一文補う」など、変更を一つに絞ることを推します。

改善した書き方を別の人物・状況でも使えるか試しましょう。同じ金融の例題を何度も書き直すだけでは、回答を覚えたのか、ニーズを具体化する力がついたのかを区別しにくくなります。題材を変え、同じ確認手順で取り組んでください。
通信サービスなら、「出張先でオンライン会議に参加する人が、移動の合間に、通信の不安定な場所から接続する」という状況を置けます。「通信を良くしたい」から一歩進めて、会議中の説明が途切れるのを避けたいのか、重要な情報を聞き逃したくないのか、本人の目的を一つ選びます。
診断で願望の曖昧さが課題だったなら、今回は手段を考える前にその願望を具体化します。効果の説明が課題だったなら、通信状態の通知や接続方法の切替といった手段が、どの困難を軽くするのかを記述してください。前のOCR案を使い回すのではなく、新しい状況から考えることが大切です。
一人で練習していると、前回より伝わる説明になったか判断に迷います。自分の回答と、他者の説明の組み立て方を比べる方法も役立ちます。CaseMatchでは、他ユーザーの回答を閲覧し、自分と違う観点や説明の順序を確認できます。使える表現を丸ごと覚えるのではなく、人物と効果を結び付ける工夫を一つ探して自分の回答に戻しましょう。
公式画面の操作は公式チュートリアル、説明の補助練習はケース演習と使い分けます。チュートリアルは繰り返し実施できます。(出典:テストのやり方を知りたい – デザイン思考テスト ヘルプセンター)
▼通信の別題で、選んだ改善点を説明に反映できるか試してみましょう
通信サービスの人物設定から、利用者の願望と事業の手段を結び付ける練習に進めます。CaseMatchの通信業界の演習は本番と形式が異なるケース演習なので、説明を試す補助として活用してください。
無料で
受検は締切に余裕を持ち、単独のタブ・ウインドウで開始してください。開催終了30分前以降に始めると回答時間は開催終了までとなり、開始後の中断・延長はできません。ブラウザを閉じても時間は止まりません。(出典:受検案内 - デザイン思考テスト)
推奨ブラウザは最新版のEdge・Chromeで、スマートフォン・タブレットのブラウザは非対応です。OSを含む対応環境は受検前に最新の案内と照合しましょう。(出典:推奨環境について – デザイン思考テスト ヘルプセンター)
生成AIや補助ツールの本番利用は要確認です。公式案内・利用規約と主催者の個別規定を読み、扱いが不明なら開始前に問い合わせてください。練習で使った方法を、そのまま本番でも使えるとは考えないようにします。
受検方式の取り違えも防ぎましょう。デザイン思考テストの開催期間と、別途受けるSPIテストセンターの予約日時は、選考スケジュールの別項目として管理してください。
▼SPIテストセンターも受ける場合は、予約と持参物を別に確認しておきましょう
今日の練習は、一つのニーズと解決策を書き、別案を評価するところまで進めましょう。操作に不安があれば先に公式チュートリアルを試し、その後で人物の目的と困難を言語化します。評価では、願望への共感と解決策の有効性を分けて確かめてください。
振り返りで選ぶ改善点は一つです。「もっと良いアイデアを出す」ではなく、「どの負担が減るかを書き足す」「評価を読む順番を揃える」のように、次回に実行できる内容へ変えます。別の題材でも同じ改善ができたら、時間を測った練習で提出や判断のペースを確かめましょう。
本番に必要なのは、題材が変わっても人物のニーズから考え始められることです。回答例の暗記より、ニーズを具体化してから手段を選ぶ順番を、自分の練習に定着させてください。
本番形式の操作と時間感覚は公式の案内・チュートリアルで確認し、説明の改善は別題でも試しましょう。CaseMatchの通信業界のケース演習では、課題と解決策の結び付きを考える補助練習に取り組めます。
無料で
著者
フジクラで研究開発・新規事業開発に従事した後、アクセンチュア、デロイト、イグニション・ポイント、ADLでコンサルティングを経験。現在はSenior Managerとして転職支援を担当。製造業・R&D領域に強みを持ち、QUNIE Award 2024優秀個人賞、外資就活ネクストAランクの実績を持つ。
監修者
村田製作所でスマートフォン向け通信モジュールのR&Dに従事した後、クニエにて製造業向けの業務改善・戦略コンサルティングを経験。フォルトナでは約5年間、コンサル・ポストコンサル領域の転職を支援。現在はCaseMatchで転職支援を担当。R&D・PLM・製造業領域に深い知見を持つ。
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